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令嬢ではあるけれど、悪役でもなくヒロインでもない、モブなTSお嬢様のスローライフストーリー(建前)  作者: タカハシあん
第14章

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735 今生で果たすべきこと 下

「すべてが変わったのはコノメノウ様が来てからでしょうね。そこで完全に方向転換を強いられました」


 原因がコノメノウ様とは言わないわ。わたしもその流れに乗っちゃったからね。ただ、ここまで方向が変わるとは思わなかったけどね。


「コノメノウ様と出会う前からコルディーのことは学んできました。自ら調べもしました。知れば知るほどコルディーが危ういと感じてくるのです」


 おっぱいだけ考えていたわけじゃないのよ。おっぱいを求めていくと必ず社会問題にぶち当たるのよ。


「そんなに危ういのか、コルディーは?」


「コノメノウ様が神殿を出る時点でコルディーは守護聖獣体制は破綻しているようなものです」


「神殿は問題なく動いているが?」


「虚像を崇拝してです。そこにコノメノウ様の意思が介入することはありません。長年築き上げられた習慣が歴史となり伝統となりただ受け継がれて行くだけです」


 それはもうコノメノウ様がいなくても成り立つことだ。


「時代は止まっているようで確実に動いています。変化しています。コルディーは変化に応じて変えていますか? 気づいていますか? わたしは否と断言できますね」


「……本当にわたしたちとは違うものを見ているのだな……」


「そうですね。たまに孤独になりますよ。わたしは、いったいなにをしているんだろうとね。でも、なにもしなければコルディーは衰退します。確実に。それは貴族として許容はできません」


 わたしのおっぱいなスローでハッピーなグッドライフが危険で危ないわ。危ない危機なのよ。


「ルゼット様も感じているのでしょう。鉱山の鉱脈が枯れ、次の世代で失うかもと。マルビオ家の未来を不安に思っている。そこにわたしが現れた。わたしに未来を感じたからわたしの提案を受けたのでしょう?」


「そうだな。チェレミー嬢の能力は認めざるを得んくらい高いものだ。先を見据えて動いているのもわかる。そして、わたしを巻き込もうとしていることもな」


「離れたいのなら離れてもらって構いませんよ。別の方にお願いするまでですから」


 繋がりは薄いけど、ルゼット様のように賢い方だ。ダメなら次に移るまでよ。


「いや、今さら離れられんよ。ロッカルのことはマルビオ家が責任を持って貴族として育てよう。親戚として繋がりを持たせてもらおう」


「そう言ってもらえて嬉しいですわ。ゴズメ王国の件はマルビオ家にお任せします。大使館を組織するので人材を育ててください。転移羽根は正式にマルビオ家へ譲渡しますので」


「それはそれで胃が痛くなるな」


「胃に穴が開くようなときは言ってください。治したのちに泥水を飲んでも丈夫な胃にして差し上げますので」


 丈夫な体を貴方に与えましょう。ウフフ。

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