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第六十二話  帰港

 シアとモーリスが拉致され、リサさん単独での行動を許したその翌日。この日はセプテンブリオス号の帰港予定日。



 ――ポートエルダン。

 現在時刻はお昼前。俺は一人でポートエルダンにあるマイスナー海運商会に来ている。 「いやあお待ちしていましたよ! という事は今日なんですね?」

 「予定ではそうです。往路に五日かかりまして、そして魔族領を出航してから今日で五日目ですから」

 ノルベルトさんとはジリーを送り出して以来のご無沙汰だったが、顔を出した途端手を叩いて歓迎してくれた。顔を覚えてもらえてよかった。

 ……いや、正しくは俺の髪の色をだな。俺自身すっかり慣れたが、なにせシンセドラムを叩きながらロマンティックに歌えそうなほどのピンクである。赤や青、緑も少々いるが、俺ほど派手なピンク髪は出会った事がない。


 お昼も過ぎ、そろそろかな? という事でノルベルトさんと一緒に港へ。

 「しかし、たった五日で魔族領まで渡れるとは。目から鱗というか、灯台下暗しというか」

 「でも公式発表までは他言無用でお願いしますね」

 「はい、分かっていますよ」

 娘さんを預かっているのだから妙な気は起こさないだろう。なーんて誘拐犯みたいだな。

 それから数分、漁協の事務所から一名こちらに来た。

 「沖で姿を確認したそうです。あと……三十分ほどで見えるはずですよ」

 「分かりました」

 ちょっと出てくるのが早かった様子。一旦事務所に戻りますか。


 と思ったらジリーの奴、やりやがった。

 「えっ!? もう!?」

 事務所に戻るまで数分、そして椅子に座り一息ついたらすぐこれだ。三十分ほど掛かる予定が、十分以下である。

 からくりは予想出来る。ジリーが拳で風を起こしたのだろう。……うん、予想しておいてなんだけど、これはひどい。



 ――港。

 遠景に見た事のある帆船を確認。何よりも海賊旗とマイスナー海運商会の旗を掲げているので一目瞭然。

 「そういえばマイスナー商会の船が海賊に襲われた事は?」

 「一回だけあります。まあ相手側か若い族だったので返り討ちにしましたけど」

 すげーなおい! と思ったら裏があった。

 「実は積荷が冒険者の一団だったんですよ。なのでこちらから横付けしてボッコボコに! あっはっはっ!」

 ノルベルトさん大笑いである。一方の襲われた海賊からしたらたまったものではなかっただろうな。

 「あ、ちなみにその海賊、今はうちで働いていますよ」

 「あはは、すげー……」

 海賊団を壊滅させるどころか改心させた上に雇い入れるとか、とんでもない人だな。もちろんいい意味で。……そういう人だからこそ、小人族という逆境を乗り越えて海運会社の社長まで上り詰めたのかも。


 ノルベルトさんは小人族である。アイシャから聞いた小人族への差別、ノルベルトさんはそれをどう克服したのだろうかと、疑問になった。ロット家から話を聞かなければ、恐らく俺は一生この疑問を抱く事はなかっただろう。

 「失礼な事をお聞きしてよろしいですか?」

 「うーん……私が小人族ながら社長の座についている事への疑問でしょうか?」

 「あ、はい。アイシャから小人族への風当たりの強さというものを聞いて、改めて疑問に思ってしまったので」

 言い当てられた。という事はよくある質問なのだろう。ノルベルトさんはその疑問に、たった一言で答えた。

 「偶然です」

 「偶然、ですか」

 しかしその答えが余所行きのものである事を、俺は一瞬で見抜けた。何故ならば、その表情が偶然という言葉を使うには相応しくないほどに、作った笑顔だからである。つまりこれは差別主義者対策。


 ならば俺は、作り笑顔には作り笑顔で応戦してやるまで。

 「ほほー、そうなんですかー」

 「……申し訳ない。そうですよね、あなたは勇者様の仲間。今更警戒する必要などありませんでした」

 俺の作り笑顔の意図を汲んでくれた。

 「私はですね、小人族への差別意識を逆手に取ったんです。小人族だからこれくらいしか働けないだろう、という差別意識の上で作られたノルマを超え、更に普通の人よりもほんの少し多く頑張った。営業成績で平均にいられるようにと頑張った。それだけなんです」

 万年赤点の学生が高得点を取るとカンニングを疑われるような……違うか。ともかく、それを見出せたのがノルベルトさんの勝機だったんだな。


 「ついでなので、ミアさんも船員たちに慕われていますけど、一見して差別意識があるようには思えないんですよね」

 「あー、それはミアが航海士だからこそでしょうね。船乗りにとって航海士は目であり命綱であるというのが一点。そしてもうひとつが、遠洋航海だという点。一日二日の航海とは違い、全員が一丸となって難所を乗り越える必要のある遠洋航海では、差別意識はただの枷にしかならないんです。なのでみんなそういう感情は一度捨てる。家族として認めるんですよ。だから出航時にミアが言っていましたよね? ウチがかーちゃんやったげるーって」

 なるほど、あの発言にはそういう意味もあったのか。そして命を預け預かる関係である以上、差別意識は邪魔なだけと。

 「なので一番差別意識を持たない人種が、遠洋航海の船乗りなんですよ」

 「だからこそ海運会社を?」

 「ご明察」

 「……ミアさんのため?」

 「ははは、さあどうでしょう?」

 はぐらかされたが、恐らくは。



 ――セプテンブリオス号、帰港。

 「……接岸下手っ!」

 「あはは、前もそうでしたよね」

 セプテンブリオス号は普段、ここポートエルダンに係留されている。練習航海の時にもノルベルトさんにはお世話になっているので、ジリーが接岸下手なのは知っているのだ。

 そして係留ロープを……あー今回はしっかり受け渡し出来てる。魔族領の港では係員が受け取り損ねて海に落ちちゃったからな。

 数分で無事に係留作業も終わり、これで本当に魔族領往復の旅は完了だ。


 板をかけて船員十一名が降りてきた。みんないい顔をしている。

 「皆さん、お帰りなさい! よくやってくれました!」

 俺とノルベルトさんが拍手で迎える。本来ならば港の全員を呼んで盛大にお迎えしたかったのだが、目的が目的なだけに大事に出来ないのが非常に残念だ。

 「ただいま! いやー……地面だああああっ!!」

 両手を突き上げ大喜びのジリーと船員たち。と、ジリーはミアさんを軽々と持ち上げ肩車。

 「あはは! ウチらの功績は大きいぞー!!」

 「かーちゃん最高っ!!」

 ジリーからかーちゃんという言葉が飛び出すとは思っても見なかった。そしてその言葉に物凄くほっとしている俺がいる。

 「さーて荷物を降ろしたら献上品を持ってトム王に謁見だ。最後まで気を抜くんじゃないよ!」

 「あいよー!」

 当初アイシャがジリーを船長に選んだ事に、俺も少し不安があった。しかしこの光景を見ればそれがどれほど杞憂であり、そしてアイシャの人を見る目が正しかったのかが分かる。


 荷降ろしは俺も手伝う。しかしまあこれが重いの何の。

 「にーちゃん遅いぞー」

 「さーせん」

 うん、俺こういう労働に向いてないわ。

 一方のジリーはさすがというか、木箱を三段積んで平然としている。あれ一つで五十キロ近いから、約百五十キロを持ち上げているのか。どこの重量挙げ選手だよお前は。

 幸いなのはあまり量がない事。三十分程度で荷物を降ろし終えた。


 「……それから?」

 油断したらジリーはすぐこれだ。人に頼る余裕が出てきたという事で納得しておくか。

 「交易品を一旦一つにまとめて、王様に献上しに行く。そこで航海の成功と海図の完成報告もだな」

 「ほ、報酬は?」

 話を聞いていた漁村出身者が焦ったように聞いてきた。

 「大丈夫ですよ。実際に支払われるのは数日後だと思いますけど、一人一ゴールドは手に入りますから」

 「だよね? だよね? あーよかった。うち貧乏だから、これに賭けてたんだよー」

 一世一代の大博打だった訳か。……俺たちも似たようなものか。何せ行くのは未踏の地、魔族領なんだから。



 ――グラティア王宮、玉座。

 さあさあやって参りましたトム王の御前。……おや? 見た事のある顔が。

 「あれ? なんでシュンヒがいるのさ?」

 ルーディシュ次期女王候補であり、ジリーの友達でもあるシュンヒ・レクァさんが来ていた。

 「おかえりなさあーい!」

 するとシュンヒさんから駆け寄ってきて、再開を喜び抱き合う二人。ジリーの表情も一気にほぐれたので、俺も安心。

 「えへへ、国の代表として報告を見届けるようにと仰せつかりました」

 「あーお使いで来たのかい」

 「そういう事です」

 なんとも仲むつまじい二人。

 「えーと、そろそろいいかな?」

 そしてちゃっかり待っていてくれたトム王。

 「あーごめんごめん、思わず。んー……?」

 「俺を見るなよ。船長だろ?」

 船員にも笑われている船長ジリー。すっかり気が抜けて駄目な子になってしまったか。


 と思ったら船長という言葉の力か、表情を変えた。シュンヒさんも離れ、元いたトム王の隣へ。

 「……んと、ポートエルダンと魔族領との往復航海を達成し、魔族領への航海図の作成に成功した事を報告します。それと……なんだっけ?」

 おいおい、と思ったら俺よりも先にミアさんが耳打ち。

 「献上品」

 うん、背丈の違いのせいで思いっきり聞こえてる。

 「あ、そうそう。魔族領からのお土産です」

 「献上品!」

 「……いいじゃん細かいなー」

 せっかくミアさんが全員に聞こえるように耳打ちしたのに、台無しである。

 「お前な、知り合いだとしても相手は王様だぞ? 近所の兄ちゃんにお土産買った訳じゃないんだから」

 まあそこにいた全員、衛兵にすらも笑われたよね。

 「あはは、いやいや私としてもそっちのほうが気楽でいいよ。うん、お土産いただきます」

 出来た王様でよかったよ全く。


 何故か献上の品々をみんなで見ていく事になった。まあこういう事が出来るのが、グラティアの特殊な王政の良いところなのだが。

 「これは?」

 「えーと……さあ?」

 うん、味噌だそれ。ジリーや船員は説明出来そうにないので、分かる物は俺が解説役を買って出た。

 「それは大豆を煮て潰して発酵させた調味料の一つですね」

 「……なんでカナタが知ってんのさ? あ、あの後聞いたのか」

 「残念。実はそれとほぼ同じのを知っているんだよ」

 「えっ!?」

 驚いたのはジリーだけではなく、トム王に船員たちもである。

 「じゃ、この黒い液体は?」

 「大豆由来の発酵食品で、塩気の強い調味料。魚料理に合うんだなこれが」

 「こっちは?」

 「かつおを燻して乾燥させた後にカンナで削ったもの。出汁も取れるし酒のつまみにもいいよ。ほうれん草のおひたしに乗せて上からさっきのを……次行くか」

 いかん、話が長くなりそうだ。ちなみに正解はしょうゆとかつお節。

 次に持ち出したのは……。

 「そっちは昆布だね。出汁取れるし、中にはそのままおやつ代わりにかじる人もいる。結構塩気強いよ。そこの小魚はにぼし。それも出汁に使える」

 以下省略。ちなみに日持ちのしない食料品は運んでいないのであしからず。


 「なんでそんなにカナタさんの知る物ばかりなんですかね?」

 トム王からの正直な疑問。そしてみんなも同じ顔。俺も同じ顔。

 「さあ? それを俺に聞かれても困りますよ。俺だって意外だったんですから」

 異世界でまさか日本食セットが揃うとは誰が予想出来るものか。

 「……カナタ、料理出来る?」

 「作れと言われれば。でもこれは献上品だから王様の物だぞ」

 するとジリーが物欲しげな目線をトム王に送った。しかし残念、トム王気付かず。

 「ジリー、王様に献上した分が運搬した全部じゃないだろ」

 「あ、そうだった。あはは」

 すっかり船長でなくなっているジリー。


 そして話は報酬へ。やはり船員たちは皆期待している様子。

 「グラティアから出せるのは一人一ゴールド程度だよ。でもこれは元々ルーディシュからの依頼。もちろんそちらからも報酬が出るんですよね?」

 トム王がシュンヒさんに話を振る。

 「はい。こちらからは……改めて女王に話を通して決めますけど、最低限一人五千シルバーはお約束出来ます。わたしはそれをお伝えするために来たので」

 つまり一人につき一ゴールド五千シルバー。日本円に換算すると一億五千万円もの大金だ。もちろん世界が違うので、額面通りに考えては駄目だが。

 「それと、ラフリエはお金以外での優遇を考えているようです。元々ラフリエには金銭的余裕はありませんので、それでもラフリエなりに誠意を見せるつもりのようですよ」

 ラフリエ共和国はシュンヒさんの故郷であり、強引に例えるならばアフリカ大陸のような国家だ。国土は砂漠とジャングルが一杯で、発展も他と比べて一歩劣っている。そんな中で考え抜いた誠意の示し方が、何かしらの優遇という事なのだろう。

 「これだけあれば豪邸を建てるのも、新しい船を買うのも、今回の航路を使った貿易会社を起こす事すらも可能でしょう」

 トム王のこれは、魔族領との貿易会社を作ってもいいよ、というお許しを出したんだな。ミアさんは気付いている様子だが、他の船員たちは一生遊んで暮らせるとか、そっち方面に考えが行っている様子。

 それはそれでもいいのだが、どうせならば戦争終結後、そのままセプテンブリオスの十一人の船員を続けてほしくもある。もちろん俺が強制など出来るはずもないけど。



 ――再度ポートエルダンの港。

 「これで本当に航海は終わりだね。あーミア、船だけどもう少し預かってもらっていいかい?」

 「いいよ。何なら貰い受けてあげよっか?」

 「あはは、それはアイシャ次第だね。こいつの所有者はあくまでアイシャだ。そういうのはあいつが決めるさ」

 アイシャの場合、あっさりと手放しそうだ。

 「それじゃあ俺から一ついいかな。本来ならばアイシャから言うべき言葉だけど、今あいつは実家に帰省しているんで代理で。えー二週間ほどではありましたが、この航海は必ず世界のためになるものと確信しております。俺たちからは言葉しか出せませんが、しかし本当に感謝しています。みなさん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました」

 しっかりと敬意と共にお辞儀。

 「寂しくなったらいつでも会いに来な。あたしはお前らの船長だ。それはいつまでも変わらないつもりだよ。それじゃあセプテンブリオス号諸君、解散!」

 「うおおおおおお!」

 こうして軍艦として生まれ、海賊船となり、勇者所有となり魔族領への道筋をつけたセプテンブリオス号は、ようやく腰を落ち着かせる事となった。

 そしてジリーの瞳には、光るものが浮かんでいた。



 ――解散し、帰宅。

 「んあーようやく帰ってきたー」

 言うが早いかソファに倒れこむように横になるジリー。

 「よし、それじゃあ俺はアイシャのところに戻るよ。今日は帰らないと思うから、留守番よろしく」

 「なんだ忙しいね。……そういえば他のは?」

 「気付くの遅いなおい。えーと……驚くなよ。シアとモーリスが拉致された」

 「……驚くなってほうが無理だろそれ!」

 と言いつつ見た目ではそれほど驚いた様子がない。俺があっさり言ったから余計だろうか?

 「それで、フューラとリサさんがメセルスタンまで救出に行ってる。まあほぼリサさんの単独行動だけど。だから俺一人で迎えに出たという訳だ」

 「あーなるほどね。んじゃちょっくらあたしも」「待て待て」

 やっぱり動こうとしたか。

 「お前は自宅待機していろとアイシャからの厳命だ。船旅から帰ってきてすぐなんだし、アイシャのカンではリサさんが鍵なんだってさ。だからお前は大人しくしていなさい」

 「ちぇーっ。んでも確かに船上では気を張ってたから、あたしは大人しく休むよ」

 「……意外と言っちゃ何だが、お前変わったな」

 意識していなかったのだが、ポロリと本音が出てしまった。

 「な……なんだよ、急に」

 「いや、一つ壁を越えたというか、大人になったというか」

 ジリーさん照れてます。

 「んじゃ留守番頼んだぞ」

 「んえ? あ、ああ。任せときな」

 いきなりの切り替えについて来れず、一瞬鳩が豆鉄砲食らったような表情をした。こういうところは変わらないな。



 ――アイシャの故郷、ロム村。

 朝のうちにも収穫祭の手伝いをしていたので、その後半戦をしに戻ってきた。

 アイシャの実家には……いない。という事はまだ畑だな。そういえば収穫祭ってどれくらいやるんだろ? 全く聞いていなかった。ともかく畑へ。


 畑に到着したら、どうやらまだ掛かる様子。

 さてさてアイシャは……いた。ロット家も含めた村の小人族が全員総出で背の低い作物を担当していた。普通だと中腰になる高さだが、小人族には丁度いい様子。自ら進んでかどうかは分からないが、適材適所がしっかりと出来ている。

 「おーい」

 「あ、おかえり。どうだった?」

 「無事セプテンブリオスは到着。船はそのままマイスナー商会で面倒見てくれるみたいだよ。ただ所有者はアイシャなんだから、そこから先はアイシャが考えるようにな」

 「うん」

 「それからジリーにはモーリスとシアの事を話しておいた。ついでに自宅待機だときつく言っておいたよ」

 「分かった」

 見てからに安心したという表情で、軽く笑顔になっている。そりゃー相手があの豪腕ジリーだもんな。


 「こっちはちょっと遅れてるんだ。普段なら出稼ぎで街に行ってる人も帰ってくるんだけど、今年は集まりが悪くて。だから一日延長かも」

 「了解。……問題はリサさんたちか」

 「今は畑仕事優先。カナタはあっち。まー軽作業だから」

 「はいはい」

 アイシャの指差す先は大根などの根菜エリアだな。どちらにせよ力仕事だ。やっぱりジリー連れてくるんだったかな?

 その後、本当に手が足りなかったらしく俺は村人に歓迎され、そして軽作業という名の重労働を日が落ちるまでさせられたのだった。



 ――夕方。

 日も落ちてきたので引き上げ。ロット家に向かって歩いていると、丁度前方に小さい一家を発見。……何話してんだろ? ちょっと聞き耳を立ててみる。

 「――うん。だからもしかしたらがあるかも」

 「そうか。……お前が決めたならばパパは止めない」

 「うん。ごめん」

 ……どうやら聞いてはいけない会話だったようだ。

 その後俺は物陰で少し待機。充分間が空いたところで合流した。



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