表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

宮内真奈のいちにち

設定上、読みづらいかもしれません。

宮内真奈のいちにち




「おかあさーん、いってきまーす。」


「いってらっしゃい。きをつけてね、真奈。拓斗さんも気を付けてね。」


そう言っておかあさんはおとうさんとチューをしました。

おとうさんの目がおかあさんと離れたくないっていっているみたい。


おとうさんがおかあさんの耳のそばで、なにか言っています。

おかあさんが、たこさんみたいに赤くなりました。

おかあさんはおとうさんといると、とても若いです。

こういうのを「まんねんこいびとふうふ」っていうって、ゆかちゃんがいっていました。


はずかしかったのか、おかあさんはおとうさんから無理矢理に離れて、真奈にこう言いました。


「ま、真奈、今日の授業参観は2時間目からいくからね。」


そうです。今日はじゅぎょうさんかんで、おかあさんが学校にきてくれるんです。

 


=================================================================


「まなちゃんのおとうさんってイケメンだよね~」


よくいわれます。学校におとうさんが来ると、

由美子せんせいも、ゆかちゃんも、みんなみんな顔があかくなってしまうくらい、

おとうさんはイケメンです。


イケメンはチャラいのに、まなちゃんのおとうさんはまなちゃんママのことがだいすきだね。


と、ちゃらちゃらしている、あやかちゃんにもいわれました。


おとうさんは、おかあさんのことが、本当にだいすきです。


「みんな、今日は家族についての作文を書いてきましたか~?」


由美子せんせいが、いいました。

そうです。今日は、じゅぎょうさんかんだから、家族についての作文をはっぴょうする日です。

わたしはおとうさんと、おかあさんのことを書きました。


みんなが家族について発表しているとちゅうで、おかあさんがきました。

いつもあまりおしゃれをしないおかあさんが、ちょっと派手になっていました。

おかあさんは美人さんではないけれど、かわいいです。

おとうさんが、いつもいつもおかあさんのことをかわいいと言っています。


あ、わたしの番が来ました。


作文をよみます。


----------------------------------------------------------------

  「わたしのおとうさんとおかあさん」

                              2年3組 宮内真奈


 わたしのおとうさんと、おかあさんはラブラブです。

どのくらいらぶらぶかというと、いつでもいちゃいちゃしている、恋人くらいです。

おとうさんは、よくおかあさんといちゃいちゃしたがります。

毎日、朝はちゅーからはじまって、夜も、ちゅーでおわります。

真奈にもチューしてくれるけど、ほっぺでけで、口にはしてくれません。

前に、口にしようとしたら、おとうさんに、

「ごめんね、口はおかあさんせんようなんだ。」

といわれてしまいました。

 ちょっとさびしかったけれど、おとうさんとおかあさんがらぶらぶなのをみていると、

こっちもウキウキするので、いいです。

 これからも、おとうさんとおかあさんにはラブラブでいてほしいです。

 そしてわたしも、おとうさんとおかあさんのように未来のおっとと、らぶらぶになりたいです。


-------------------------------------------------------------


読んで、席にすわって、おかあさんをみると、たこさんになっていました。

おとうさんがいたら、きっとかわいいっていっているとおもいます。


「おかあさんとおとうさんがラブラブなのはいいことですね。先生もそんな夫を見つけたいです」


由美子せんせいが、かおをなぜかあかくして、はなしていました。


「おれ、由美子せんせいとケッコンしてやるー」


お調子者のけんちゃんがいいました。

けんちゃんは由美子せんせいのことが好きです。


「ありがとう、けんちゃん。わたしもけんちゃんみたいな子と結婚したいわ」


由美子せんせいは笑顔でいっていました。

けんちゃんはうれしそうでした。


じつは、ひそかにけんちゃんのことがきになっいます。

けんちゃんは、かっこいいし、スポーツばんのうです。

あたまは、あんまよくないけれど、元気だから、みていて明るくなります。


「けんちゃん、そんなのおせじだよ」


けんちゃんのうれしそうな顔を見て、ちょっとモヤモヤして、いじわるをいってしまいました。


「うるせーよ!おせじってなんだし」


・・・やっぱりけんちゃんはあたまがあんまよくありません。

でも、でも、そんなところもかわいいです。


けんちゃんはわたしのことが、あんま好きではなさそうだけど、

いつか、けんちゃんのおよめさんになりたいと、おもいました。


                                       おわり。

初投稿なのですが、ドキドキしています。


読んでくださった方、ありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ