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宮内美穂の一日。

長い気が・・・


宮内美穂の一日。




カーテンの隙間から日が差し込み、少し明るくなった部屋で、私は目を覚ましました。


「・・・ん・・・」


お腹に回された腕が僅かにきつく締まります。


ふと時計を見ると、・・・もう7時です!!

は、早く支度をしないといけません!!


「た、拓斗さん、離して!もう起きないと!!」


「ん・・・まだ、あと少しだけ」


「でも、もう7時だからはや・・ちょっ・・・ん・・・」


起きようとした私を強引にベットに引き込み、そのままキスされてしまいました。

甘いムードになりそうですが、ここで流されてはいけません!!


「ダ、ダメ!! 後でにしてください!!」


「ヤダ、今がいい。」


「ね?いいでしょ、ちょっとだけだから。美穂」と、腰にくる美声で囁かれました。

危うく頷きそうになりましたが、それでは支度が出来なくなってきます。

それに真奈がもうそろそろ起きてくる時間です。


「だ、だめです!! 後でならなんでもするから離してください!!」


その一言に、首筋に降下していた唇が止まり、そこに吐息がかかるの分かりました。


「なんでもしてくれるんだ・・・?」


し、しまった・・・!!

余計なことを言ってしまったようです。


「い、いや、私ができることだけど・・・」


「ふうん・・・そう」


首筋で密かに笑った気配が感じられます。

こ、これはいけません・・・。なにかいけない空気が漂っているような気が・・・。


「じゃあ・・・今夜は離さないから」


ひ、ひぃぃ!!! 

なんということでしょう。今日は金曜日ではないですか!!

やってしまった・・・やってしまった自分・・・


どうしましょう・・・どうしましょう・・・


いや、嫌ではないですが、嫌ではないですが・・・あんなこと言われたら恥ずかしいに決まってます。


「楽しみにしてるからね。美穂・・・」


そう耳元で囁き、拓斗さんは部屋を出ていきました。


楽しみにしてるって・・・どうすればいいのでしょう。

私は美人ではないし、いい反応もできている気がしません。


拓斗さんはいつもカワイイと言ってくれますが、

それはきっと子供をみているようなものでしょう。


子供がうまれ、少しは体が女っぽくなりましたが、

それでもまだまだ胸も小さいし、腰だってあまり丸みを帯びてません。


はあ・・・


いけませんね!!すこし落ち込んでしまいました!

こんなんじゃ、不細工がもっと不細工になってしまいます!


さて、早く準備しないと!!


部屋を出て、着替え、食事の準備をします。


今年小2になった真奈は、拓斗さん似で、まだ幼いのに、すでに美少女です。

そんな真奈と拓斗さんが話していると、まるで別世界にいるように感じてしまいます。

おかしいですね、わたしが産んだのに。まるで他の家族を見ているように感じてしまいます。


「おかあさん、どうしたの??」


はっ、ぼーっとしてしまいました!


「なんでもないわよ。あ、そういえば、今日は参観日ね」


「うん!今日ね、作文はっぴょうするの」


「へえ! 作文かあ・・・何について書いたの?」


「家族だよ」


家族かあ。娘の口からその言葉を聞くと、なんだか不思議な気持ちになります。


「そっかあ。お母さん楽しみにしてるね。」


「うん。おかあさん今日いつくるの??」


「うーんどうしようかなあ。」


授業参観は、1時間目からみれますが、その前にいろいろとしたいこともあります。


「まあ、来てくれたらそれでいいや。」


おおっと!ずいぶんとそっけないですね。 

小2にしてはかなり真奈は大人びている気がします。

私が小さかった頃と大違いです。


大人びていますがやっぱり子供。

食べる速度は、やはり私たちよりも遅いです。当たり前ですよね!

少ししてから真奈が食べ終わりました。


「「「ごちそうさま」」」


食事はできる限り一緒にとり、一緒にごちそうさまを言うのが我が家のルールです


食事を終え、みんな支度をし、玄関へと向かいます。


「おかあさーん。いってきまーす」


真奈は元気よく挨拶をしてくれました。


「いってらっしゃい。きをつけてね、真奈。拓斗さんも気を付けて」


朝のことがあったので、少し恥ずかしかったですが、この一言を言わないと気がすみません。

案の定、拓斗さんにキスされてしまいました! 子供がいるのに・・・。容赦がありません


ふと拓斗さんが耳元で囁きました。


「今夜は本当に覚悟しといてね」


な、何てことを言うのでしょう!

おかげで顔がまっかかです!

っは、そういえば、真奈に伝えておこうと思っていたことがありました。


「ま、真奈、今日の授業参観は2時間目からいくからね。」


よし、これで言いたいことも言えたし、拓斗さんとも離れられました!


ふたりにいってらっしゃいを言って、

ひとり残った私は食器を洗って、洗濯物を干します。


一度は着替えましたが、やはり授業参観にちょっと着飾ろうと思い、

昔プレゼントしてくれた服を着てみました。少しきつかったですが何とか入ります。

化粧をし終わって時計を見ると、もう2時間目に突入しそうな時間です!


は、早くしないと!!


慌てて支度をし、学校へと行きます。

すると、もう2時間目が始まっており、クラスの子が作文を読んでいました。

その子が読み終わると、次は真奈の番でした。

はたして、何について読んでくれるのでしょうか。

ワクワクします。


真奈が席を立ちます。


「わたしのおとうさんとおかあさん 2年3組宮内真奈。

 わたしのおとうさんとおかあさんはラブラブです。どのくらい・・・・・」


・・・・・・なんという作文なのでしょう。かなり恥ずかしいです・・!!

今日は恥ずかしくなる日なのでしょうか?いや、そんなわけないですよね。


とにかく、本日3回目の赤面タイムがきたのは確実です。



しかし、恵まれているなあ、と思います。

こんなに夫や娘から愛されているなんて。ほんと幸せです


いつ、この幸せが手元からなくなってしまうのかはわかりませんが、

それでも、今この瞬間は幸せを噛みしめていたいと思いました。


ふたりとも・・・だいすきだよ!




おわり。 (な、ながい・・・)











長いですかね?? よかったら、感想まっております!



そしてそして・・

この稚拙な文を読んでくださった方々、ありがとうございます!

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