50/52
50
レナは蓮華の言葉をたまに何かをつぶやきながらも聴いていた。
母にも話していた蓮華だ。
今回は言葉に詰まることもなく、涙が出ることも無かった。
そんな自分に 私は一つ区切りをつけることが出来た と感じていた。
蓮華が大体を話すとレナは蓮華の頭を撫でた。
ママにも撫でられたな と思いながら蓮華はそれを受け入れていた。
ただ少し恥ずかしかった。
レナは蓮華の代わりのように腹を立てていた。
「でもね、そのことがあったからうちの学校に入ってレナと出会えたとも言えるかなって」
レナは驚いた顔で蓮華を見た。
「私、今に満足してる。レナとも仲良くなれたし、よかった」
蓮華の素直な気持ちだった。




