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1685 総持坊の一つ目小僧
総持坊の一つ目小僧は「比叡山七不思議」の一つで、延暦寺に次のような話が伝わっています。
延暦寺会館の西側に総持坊という修行道場があるのですが、そこには一つ目一本足の僧の絵が飾られてあり、それは十九代天台座主の慈忍和尚だといわれています。
慈忍和尚は座主に就いてからも修行に明け暮れ、寺は厳しい修行と戒律で守られていました。
慈忍和尚の死後。
不良僧たちが好き勝手を始めると、慈忍和尚は一つ目一本足の姿で現れ、鉦を鳴らして戒めました。
その後も総持坊は比叡山を見まわり、酒や色に汚れた僧たちがいれば次々と寺から追い出し、延暦寺をきれいにしていました。
「そこの一つ目小僧、何をしておる!」
「ソウジだよ」
・ソウジ=総持=掃除
・比叡山七不思議=比叡山延暦寺にに伝わる七つの伝説
・慈忍和尚(第19代天台座主・943~990)




