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1217 天狗隠し
天狗隠しは神隠しの一種です。
江戸時代。
子供が消息を絶つ原因は、天狗が子供をさらうためであり、天狗はさらった子供を数ヶ月後から数年後に元の家に帰すといわれていました。
戻ってきた子供は「天狗と空を飛んで、あちこちの名所を見物させてもらった」などと話し、それが実際に、その場所へ行かなければわからないようなことだったので、話を聞いた者はその子の言葉を信じるほかありませんでした。
また長野県などでは、天狗にさらわれるという噂のある場所では、「鯖食った、鯖食った」と唱えると、天狗はその場を立ち去るといわれ、これは天狗が鯖を苦手としていたためでした。
このときの天狗。
意外にサバサバしていたといいます。
・サバサバ=鯖鯖
・サバサバ=さっぱりとした気分になるさま




