表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妖怪百物語  作者: keikato
1198/1218

1198 月日の鼠

 月日の鼠は『仏説譬喩経』にある仏教説話です。

 その昔。

 旅人が象に追われ、井戸に垂れた木の根を伝って中に隠れました。

 井戸の四方には四匹の毒蛇、底には龍がいて、二匹の鼠が木の根を交互にかじり始めました。

 そんなとき、木にあった蜂の巣から五滴の蜜が落ちてきました。

 ですが幸運も束の間。

 蜂たちが旅人を刺して苦しめ、あげくには野火が発生して井戸端の木が燃え始めました。

 象は無常、井戸は生死、木の根は命、鼠は昼夜ちゅうや、四匹の毒蛇は地水火風、五滴の蜜は色声香味触の五欲、蜂は邪心、野火は老いと病、龍は死、そして二匹の鼠は昼夜ちゅうや、月日の流れを意味しているといわれています。

 昼の鼠が鳴きます。

 チュウ。


・チュウ=チュウ(鳴き声)=ちゅう

・『仏説譬喩経ぶっせつひゆきょう』=寓話によって説かれている非常に短い経典


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ