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86 3/3 アネモネS ダイナフェアリー騎手石井


 評判も評価も圧勝の1位、重賞でもないこのレースで負けるはずがない。


 ダイナフェアリーは初手から先頭を取りそのまま3馬身ほど差をつける。逃げではなくいつものペースのダイナフェアリーの先行である。そのまま第四コーナーまで少しずつ差を広げ最後の直線で6馬身の差、直線の加速で10馬身の差。うーんいじめだなあ。


 まあ、これで桜花賞の優先権は手に入れた。ダイナフェアリーのポテンシャルなら着外ということはないだろうが…。と言うところだ。


このままレースが連続で続く。


3/4GⅡスプリングS ラグビーボール騎手佐川


 今回はダイナフェアリーのようにはいかないようだ。評判は4位だが評価員の評価は特注となっている。他にも上位や独壇場などあり、勝てるか不安になってくる。しかし、この気持ちをラグビーボールに伝えるわけにもいかないのでできるだけどしっと構えておく。


 ラグビーボールはいつものように集団の半ばあたりを取る。前に出やすいように少し外側気味だ。今回の独断場といわれているベルベットグローブがセンダンを率いる。しかし、ラグビーボールが第四コーナー前で先頭に迫る。そして直線に入ったところで加速していきベルベットグローブを追い詰めて行く!しかし、ほんの少し力及ばず首差で二着となってしまった。


 試合終わりに佐川さんが道中でうまく足を貯められなかったと言っていたのでそこがうまくいっていれば優勝だったかもしれない。


 だが、とりあえず皐月賞の優先権は手に入れた。この借りは皐月賞にぶつけよう。


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