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I'm ONE  作者: mumei.P
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落ちてみようと思う

玉倉校長が止まった。動きがなくて、気持ち悪い。おっさんの像みたい、やば。誰も欲しがんないよこれ。よくみると賀永先生も止まってる。

時間停止ものか?そう思い腕時計の時間を見てみる。ちょうど午後の1時。この線が濃厚だな。秒針も動いてないし。

てか空気良っ!清々しいほどにおっさん臭が消えてる。時間停止の影響かな?今この時にちょうどぴったり。



さぁて、死ぬか。


まさかこんなことになるとは思ってもいなかったけど、死ぬまでにやっておきたいこと(笑)リストのひとつに超能力に目覚めるってあったしな。

ご想像の通り校長室に入るというのもそのうちのひとつだ。これは叶えられるくね?ってことで入って、ついでにもうひとつ叶うとか運良いわ。最期には持ってこい。

屋上の鍵って職員室にあったよね?高いところから落ちるとかスリルある。紐なしバンジーってまさかこれのこと?


ーー


「鍵、鍵~っと…あ、これか。」


屋上と書いてある引き出しの中に鍵が入っていた。錆びてんじゃんこの鍵…扉ちゃんと開くかな。

…とまぁ、そんな心配もなく屋上の扉は開く。空を見ると快晴だ。所々ある雲は様々な形をしており、ガキ共が形に勝手に名前をつけてあそぶであろう。

この時代にはまぁ珍しくもない徹底的な防壁。壁と言うよりかはネットだが。上手く足と手を使い上まで登る。

学校の屋上から見る景色は1階から見る景色とさほど変わらない。周りには高層ビルやマンションばっかりだから遠くの景色は見れない。

死に場所としてはあまりいい場所ではないかな。


私は飛び降りた。

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