表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1/2

幸せの花屋

嫌じゃ!わしは絶対にバッドエンド作品なんか書かん!

絶対に書かんぞ!何を差し出したって書かん!

わしは絶対に書かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!

書きました。紅日三慧です。

あぁあんまりんだぁぁあぁあぁァァ!

正直僕はバッドエンド作品書きたくなかったですね。

なぜならスッキリしないから!

不完全燃焼感がバキバキ漂う!

けどこれもいい経験だよな・・・

はい、短編小説、幸せの花屋スタート・・・

(投稿期間空いてすみません。あとパソコン一台ぶっ壊れた。)

俺の学校の近くに新しく花屋が出来たらしい。

そこの花を好きな子にプレゼントするとその子を幸せにできる機会が来るんだとか、

実際、俺の友達が試してみたところ、

そいつの好きな子と一緒に遊園地に遊びに行けたらしい。

ま、その友達も3ヶ月前に行方不明になっちまって、俺の隣の席は空っぽだ。

「お〜い!玲央(れお)〜!」

黒丸(くろまる)が俺の方へ走ってくる。

「どうした?」

彼はぜぇぜぇと息を切らして俺の耳元で言う。

「さっき先生からコッソリ聞いたんだけどさぁ?

今日はこのクラスに転校生が来るらしいんだよ〜!」

「お、おう。それで?」

俺はそれに何の意味があるかのように聞いた。

「お前の隣にその転校生が来るらしいんだよ〜!」

俺はその言葉でつい嬉しくなって少し口角が上がってしまった。

「はは、話す機会があったら、仲良くしてみたいもんだ。」

俺がそう言った後に、学校のチャイムが鳴った。

黒丸含め、みんな大急ぎで席に座る。

先生はいつものようにホームルームを始めようとする。

「え〜今日もホームルームを始めていきたいと思いますが、その前に、

今日は転校生が来ます。入ってきて!」

黒丸の言った通り、先生から転校生が入ってくる旨を伝えられた。

扉が開くとそこから入ってくるのは長く青い髪をした女の子だった。

みんなに自己紹介するように先生は彼女に指示をした。

彼女はみんなに向かって自分の名を出した。

物屋(ものや)ネヌです、よろしくお願いします。」

クラス内の女子達がざわつく。

「すっごい可愛い・・・!」「連絡先放課後に交換したい!」

ざわつく女子達に先生が注意する。

「コラコラ!まだホームルームの時間だから静かにしていてください!

君の席はあの男の子の隣の空いてる席だからね。」

先生は同時に物屋(ものや)を席に案内する。

近づいてくる転校生と目が少し合ってしまい、

自分の頬が熱が出た日のように赤くなった。

そうしてホームルームが終わった。

その時間は全く集中できず、先生が何を言っているかわからなかった。

いや、話しているかどうかも曖昧だった。

「こんにちは。」

俺はドキッとした。

自己紹介をした高い声、隣から話しかけてきた物屋(ものや)だった。

「こ、こんにちは。」

俺は震えそうな声で挨拶を返した。

「あなたの名前は、何?」

「俺は(ふう)玲央(れお)

何か聞きたい事でもあるのか?」

物屋は微笑(ほほえ)んで答えた。

「ふふっ、母さんが『転校したら友達をたくさん作りなさい』って言ってたから、

私と友達になってくれない?」

鼓動を早めていた俺の心臓の心拍数は低下した。

「あっ・・・いいよ!」

「ありがとう!」

俺は安心するように小さく息を吐いた。

物屋はそれに続けてお願いをした。

「ねえ、もっと友達作りたいから玲央くんの友達教えてくれないかな?」

「わかった。」

俺は黒丸についてざっと教えた。

「黒丸コウ君・・・大切な友達なんだね!」

「まあ、何年も同じクラスメイトだから仲良くできてるよ。」

ここで学校の予鈴が鳴って、授業の準備をせざるを得なかった。

「じゃあ、また話そうね!」

俺はその言葉に少し嬉しくなった。

俺は授業をしていって、弁当を食べた後の昼休みのことだった。

ホームルームの後の俺と物屋の話を聞いていた黒丸が

5m先から首を伸ばすように近寄ってきた。

「ヘェェェーーーイ!そこのボーイフレンドゥゥゥーーー!」

水筒の水を飲んでいた俺はビックリして水筒ごと飲み込みそうになった。

「オエッ!カップル成立したわけじゃあねえぞ!」

「ハハハ、冗談冗談。

ところでお前、噂の花屋知ってるか?」

俺にその噂の話を振ってきた。

「なんだ?俺があいつのことが好きだっていうのか?」

「実際のとこどうなんよ?」

俺は少し考えて答えた。

「まあ・・・好きっちゃ、好きかな。」

「だろぉ〜?金出すから一緒に選んでやるよ〜あの子に渡す花〜」

俺はまた頬を赤くして早口で答えた。

「じゃ、じゃあ放課後の4時にその花屋に集合だ!絶対だぞ!」

そうして俺達は花屋の前に集合した。

俺は黒丸が居るところに向かっていった。

「おーい!」

俺は呼びかけるが黒丸は一点の何かを見つめていて、まるで聞こえていないようだ。

「どうした?金でも忘れたか?安心しろ、金なら俺の方からも持ってきたからよ。」

「違う・・・見ろよあの花。」

黒丸が指を向けたその先には

優しく穏やかに花びらを広げている綺麗な花々が植えてあった。

「き・・・綺麗・・・」

今までの人生に何も関心がなかった俺の

今日二回目の興味を引くものがあるとは思わなかった。

花に見惚れていると奥から店員のような人が現れた。

「あら、いらっしゃいませ。」

メガネをかけて、銀髪の女性だ。

「あぁ、こんにちは。」

「何かお探し物ですか?」

黒丸と一緒に俺は幸せの花屋の噂について聞いた。

「この店で買った花を女の子にあげると幸せに出来る機会が来るって本当ですか?」

銀髪の女性は少し首を傾げた後に答えた。

「あぁ〜なるほど、あの噂のことですね!

よくそう言われますね。ちょっと2階で話をしませんか?」

俺達は了承した。

カウンターを通り抜けて奥にある階段を上がっていった。

二階の奥の部屋に入ると、椅子を二人分の椅子を準備している女性がいた。

「さあ、掛けてください。」

俺たちが椅子に座ると女性は名を名乗った。

「それでは改めまして、こんにちは、触開(ひらく)桐亜(きりあ)です。

この店の店主をやっています。」

俺たちも自分の名を名乗る。

「黒丸さんに、玲央さんですね。

今日は何を・・・って、さっき言いましたよね?」

俺は恥ずかしながらも訳を説明した。

「ちょ、ちょっと、友達にプレゼントするための花を探してて・・・」

黒丸も俺に便乗して言う。

「そうそう!コイツはだ〜〜〜い好きな友達がいるから、

そいつ幸せにしたくてこの花屋で花買って幸せにしたいらしい。

俺はただの連れ!」

「おいっ!」

俺が黒丸に叱っている横で桐亜がくすくすと笑っている。

その後にまた彼女は話し出した。

「恋人にあげると幸せに出来ると言われている私の店の花は

『幸せの花』と呼ばれていますが、

一度その恋人にあげれば結ばれるが故に、

ほとんどの人は私の店に来なくなってしまうんですよ・・・

だから、自分のお気に入りが見つかるまでじっくり選んで欲しいです。」

「わ、わかりました。」

俺たちが一階に降りた後、桐亜も霧吹きを持って降りてきた。

俺は黒丸にヒソヒソと耳元で相談する。

「おいっ!さらに分からなくなったじゃねえか!?」

「いいだろ?じっくり考えろって桐亜も言ってただろ?」

俺は頭を抱えるかのように花を桐亜に向かってレポートした。

「み、見た事無い花が多いですね・・・」

「ふふ、実は、私の店で売っている花は全て私が作った花なんですよ。」

黒丸はそれに反応して聞く。

「すげー!学者かなんかなんですか?」

「いい線いってますね〜」

桐亜がそう言いながら霧吹きで花に水をやる側で、

俺がどの花を選ぶかを考えていると、ちょうど良さそうな花を見つけた。

色は無いが、どの花よりも宝石のように輝き、

まるで目が飛び出るかのように吸い寄せられた。

そして俺は決めた。

「これを買おうと思います。」

桐亜はそれに反応して笑みを浮かべて言葉を放った。

「良い選択だと思います。」

俺は支払いを終えて黒丸と一緒に店を出た。

その翌日の昼休み、物屋を校舎裏に呼び出して待った。

心を整えて待っていると、彼女が来た。

「今日は何か言いたい事でもあるの?」

「ちょっと今日は渡したいものがあるんだ・・・」

俺は持ってきた花を出した。

彼女は一瞬ぽかんとした顔だったが、すぐに笑顔を取り戻して花を受け取った。

「ふふっ、やっぱ玲央君って面白い。」

彼女はそれだけ言い、俺の手を掴んで一緒に歩いた。

そこからはあまり覚えていない。

だが一つ明確なのは彼女といられる時間が増えたこと。

たまたまだと思っていたけど、明らかに数倍はいられるようになった。

一緒に公園に遊びに行ったり、ゲームしたり、なんなら気も合うようになった。


彼女が死んだ。

雨の日の出来事だった。

傘を物屋に貸している時に俺は転んだんだ。

見上げるとそこには彼女の姿はなかった。

辺りを見渡すと俺の傘が転がっていた。

だが彼女の姿は相変わらず無い。

今分かっているのは

目の前がライトが点いていない幸せの花屋ということだけだった。

俺は傘を拾い、雨宿りがてら花屋に入った。

「どこ行ったんだ・・・」

独り言を呟いていると、後ろから音がした。

桐亜だと思い、雨宿りの言い訳を考えながら後ろを振り向くと、

二階に引き上げられる血だらけの物屋の姿があった。

俺は頭部の刺し傷だけで物屋は死んだと分かった。

怒りを力に変え、これまでに無い速度で追おうとすると、足に刺すような痛みが走る。

画鋲だ、大量の画鋲が地面にぶちまけられている。

そんなの関係ないとでも言うかのように俺は二階に上がる。

血痕が付いているから物屋が連れて行かれた場所は分かる。

それを辿っていき、奥の部屋のドアを開けた。

あまりの経年劣化に軋む木製の床、

最早地獄とも思いたくなるような死臭、

山のように積み重なる血塗られた新聞紙、

身体がヤバイと呼びかける声が聞こえる。

だが俺は物屋を連れて帰るために進む。

少しの好奇心で俺は血塗られた新聞紙の一部を見た。

[心理学者 触開 桐亜、実験の過程で50人殺害]

[現場から押収された花弁の一部、脳に作用する可能性あり]

[被害者、頭頂部が切られたように消し飛ぶ]

俺は読みながら進んでいると何かに引っ掛かり、転んだ。

それは3ヶ月前に行方不明になった一夕(いちゆう)(なぎさ)だった。

頭は何かを抜き取られたような跡がある。

俺は冷や汗をついに出し始めた。

恐る恐る進んでいくと、物屋の死体があった。

そして、頭に俺が買ったような幸せの花が生えていた。

俺が死体が傷つかないように運ぼうとすると、背後に気配を感じた。

「いらっしゃいませ。

友達をお探しですか?」

笑顔の桐亜がこちらを向きながら平然と言ってくる。

俺は危険を察知しすぐに桐亜から離れた。

「はぁ・・・はぁ・・・」

自分の息が大きくなるごとに、桐亜が近づいてくる。

俺は勇気を振り絞って質問する。

「お前が・・・これをやったのか?、どうやってやったんだ?」

「ふふ、そうです。

私がやりました。」

桐亜は凄まじい速度で俺を壁に叩きつけ、両手にナイフを刺して固定する。

「そして、これは私だけにしか出来ない技術、脳を花として取り出すことができます。」

桐亜は俺の頭をナイフで切り裂きながら説明する。

「幸せになれた人の花は大きく綺麗なんですよ・・・」

俺の頭から一筋の煌めく花が飛び出た。

それを桐亜が強く掴む。

「さて、私がこれを抜けば、あなたは人生から退店いたしますが・・・

あと一つ伝え忘れてたことがあります。

あなたが買った無色の花・・・

あれは一夕君のです。」

ブツン


俺の名前は黒丸コウ、15年前に友人を殺された。

そして今、俺は銃を持ち、殺した犯人を目の前にしている。

「観念しろ。」

「・・・」

奴は静かに手を上げる。

俺はいくつか質問する。

「お前、どうやって本名を名乗っていたのに15年も見つからなかったんだ?」

「さあ?たまたまじゃないですかね?」

「ふざけるな、次の質問だ。

どうしてそんな技術を持っているんだ?」

「ただの才能ですよ。」

「どうして老いないんだ?」

「私は人間以外の何かなのかもしれませんね。」

「最後の質問だ、これが終わったらお前を撃ち殺す。

なんで人間の脳を花にしたりするんだ?」

奴は笑みを浮かべて答えた。

「人の幸福はとても美しい物、多くの美しい物を見たくて、私は美しいものが大好きだ、

だから私はああいうことをした、私の気持ちが分から・・・」

ダンッダンッダンッ

奴が全て言い終わる前に、俺は銃を撃った。

あまりにも気味が悪い。

考えるのはよそう。

あいつは真の悪だ。

なぜなら皆んなから幸せを摘み取ったから。

辛いな・・・

正直回収できなかった伏線もおそらくあると思う!

こういう短い話作るのは初めてだからな・・・

まあでもいい経験にはなったと思うよ!

ころを次どう生かすかを考えていく!

それがいい小説家になる方法だと僕は思う!

それじゃあまたどこかで会いましょう!

bye!


ボーナス

 楓 玲央→FOWLER

 黒丸 コウ→最高値 金曜日 終値

 物屋 ネヌ→25音後に殺される

 触開 桐亜→壊す 殺人者

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ