第二話 勝負を申し込みました。
僕は薩摩(九州地方)にやって来た。信長様を返り討ちにした島津家、
島津義久、島津義弘。
黒田菅兵衛こと黒田如水と戦争協力をお願いしに参ったわけです。
交渉を任せた石田三成が弟の島津義弘への確約は日本の領土の半分を
関ヶ原の戦いで勝ったらあげるというもので、
僕はそんなに領土を上げられるものなの?
と心配です。しかも島津家は兄弟喧嘩中とのことでありますので
大軍は動かせない模様です。
僕はまた地ならしをしてるわけであります。明智君は老中というか
隠居しまして、現在僕の補佐 副盟主は石田三成であります。
黒人弥助もボディーガードで連れてきてます。
「ミッチーさぁ。(石田三成を僕はこう呼んでる)宮本武蔵って薩摩出身なんだよね」
「みやもとむさし?聞いたことありませぬ。武将もしくは大名ですか?」
「いや天下の大剣豪なんだが、まだ無名なのか・・・」
【宮本武蔵】
二刀流の使い手として、1対1の戦いでは
60勝無敗。かの有名な巌流島の戦いでは宿敵の佐々木小次郎を
島でイライラ待たせて。船のオールを削った木刀で頭をかち割り
勝利する。
「ケンゴウって何?タイショウツヨイノソレ?」
「弥助、剣豪っていうのは何だ。うーん剣の死合においては
誰にも負けることはない人だよな。きっと」
「オーオモシロソソウだな。オレ勝負したい。」
弥助は金棒を馬上よりブンブン振り回してます。
「はっははは。勝負したら面白そうだな。」
(そんな漫画みたいなこと起きるわけないよね)
と僕は思ったのだが
次訪れた村に宮本武蔵君15歳がおりまして・・・
「オマエ強いんだってな!オレと勝負シヤガレ!」
とボビー⚪️ロゴン風に弥助ちゃんが宮本武蔵へ
喧嘩をふっかけたのでした。
決闘は明日平原で行われる事となった。
宮本武蔵の風貌ですが、ごっついゴリラです。
15歳には見えません。30代のおっさんですね。
身の丈 五尺八寸 175cmこの時代ではかなりの長身です。