村の散策
隠れ里に着いたインたちは、村を歩きながら新たな出会いと出来事に向かって進み始める。
インは村を歩き回っていると、肉屋に近づいて言った。
イン:「おじさん、手袋がほしい!」
肉屋の主人は不思議そうな顔で言った。
肉屋:「君をこの村で見たことがないな。」
その時、モロがインの服を引っ張り、二人はその場を離れた。
しばらく歩いていると、インは武器屋を見つけた。
店に飛び込んで叫ぶ。
イン:「手袋ください!」
店の男が近づいてきた。
男:「君は誰だ? この村では見かけない顔だな。」
イン:「手袋を買いに来ました。僕は大きな夢を持つ冒険者です。」
男は微笑みながら尋ねた。
男:「その夢とは?」
イン:「レア・シングを見つけて、四つの文明を一つにすることです!」
男はうなずいた。
男:「大きな夢だな……君は面白い少年だ。」
そして続けて聞いた。
男:「どうやってこの村へ来た?」
イン:「下水道に落ちました。」
男:「なるほど、そうやって来たのか。」
イン:「だから、手袋ください!」
男は笑った。
男:「君には買えないと思うぞ。」
イン:「どんな値段でも買います!」
男:「五千万ゴールドだ。」
インは目を見開いた。
イン:「ええええっ!?」
男:「所持金はいくらだ?」
イン:「二百九ゴールドです。」
男は少し考え、手袋を差し出した。
男:「夢のためだ。受け取りなさい。」
イン:「お金は払います!」
その瞬間、モロがひづめでインの頭を軽く叩いた。
モロ:「ヒヒーン!」
インは首をかしげた。
まるでモロが、 「なんてお人よしなんだ。」 と言っているようだった。
店を出たインは村を見回した。
イン:「大きな村だな。もっと歩こう!」
歩いていると、道でピエロのショーが始まっていた。
イン:「ピエロだ! 一緒に遊ぼう!」
インは舞台へ飛び乗った。
その瞬間――
ドォォォン!!
足元の地面が崩れ、インは地下の穴へ落ちてしまった。
モロは驚いて立ち尽くす。
次の瞬間、穴は閉じてしまった。
モロ:「ヒヒーン!!」
モロは急いで家へ走り出した。
しかし、その道は遠かった。
その途中――
どこからか放たれた麻酔針がモロに命中し、モロは地面に倒れた。
一方その頃――
フォダは剣を探して村の路地を歩いていた。
すると、一人の少年が現れた。
フォダ:「この辺に鍛冶屋か剣を売っている店を知らないか?」
少年は笑顔で答えた。
少年:「知ってるよ。案内してあげる。」
フォダ:「ありがとう。親切な人だな。」
二人は路地を歩き始めた。
しばらくして、フォダは店がある場所から離れていることに気づく。
フォダ:「どこへ向かっている? 店から遠ざかってるぞ。」
少年:「この先に村一番の鍛冶屋があるんだ。」
二人はさらに歩き続けた。
やがて鍛冶屋に到着する。
少年はその店を指差して言った。
少年:「ここだ。」
インとフォダを待つ新たな試練とは――。




