↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
22/55

何てない日

足細い=嬉しい・綺麗では無い。

誰が見ても、私の足は「病人の足」だった。


朝食を食べた後は、お母さんが持って来てくれた漫画を読むことにした。もう、何周したか分からないくらい読んだ。最強の殺し屋+最強のスパイのお話。

かっこいいし憧れで、何回読んでも飽きなかった。


今度は中庭に行ってみる。

室内にいてばっかの私にとって、中庭に来て、座ることは、立派な気分転換だった。

友達とわいわいするわけじゃない。ただただ座るだけ。寂しいけれど、また、日常に戻れる日が来るなら希望を持ってみても良いかもしれない。

春の心地よい風が、吹き抜けていった。


病室に戻る。誰もいない。

お母さん達、今日来るの午後からだからなぁ。

スマホに入れて貰った、動画配信アプリで、アニメを見ることにした。さっきのアニメ化だ。

こっちも何周したか分からない。それでも飽きないのだから、作家さんは本当にすごいと思う。

4本見終わったころ、ちょうどお昼が運ばれてきた。

今日のメニューは、洋食。

きなこトースト・サラダ・スープだった。

初めて見るきなこトーストに驚いたものの、食べてみるとすごく美味しかった。

「みんな今頃給食か。」

そう思ったけど、違うことにすぐ気がついた。

今日は日曜日だから学校お休みか。

学校に行かないせいで曜日感覚バグってる。

お母さん達も今頃お昼食べてるのかな。今日のメニュー何だったんだろう。あとで聞いてみよう。

あっちこっちに考えが飛んでいく。


お昼ご飯を終えると、12:30になっていた。

お母さんからメールで

「今から行くね。」

と来た。あともう少しか。何しようかな。

屋上も漫画も中庭もアニメも行きたいところもやりたいことも全部やったしな。

でも、動ける日に出来るだけ動いておきたい。

だから、院内を散歩することにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。