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幼なじみの彼女が何故か自分を悪役令嬢だと言い張っている件について。

作者:紗倉

「あのね、ユリアン。信じられないかも知れないけど、私、悪役令嬢なのよ」

ある日唐突に彼女はそう言った。産まれた時から一緒にいる彼女のそんな言葉で始まった、長い長い(彼女から見たら)奮闘の話。彼女は悪役令嬢として無事追放される事が出来るのか??

幼馴染みの少年から見た、自称『悪役令嬢』の少女との、(色々な意味での)涙あり、笑いありの8年間。

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