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学園裁判所  作者: 真上真
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第7話

 

第7話



 翌日、朝食を取った白羽は、清川中学へと向かった。


 清川中学は俺たちの母校であり、白羽の教育実習先でもあった。


 俺も知らなかったのだが、基本教育実習生は実習先を自分で探さなければならないのだそうだ。

 そのため、ほとんどの教育実習生は、自分の母校を選ぶらしかった。自分の母校であれば頼みやすいし、学校側としても断りにくいためだ。

 そもそも義務でもない教育実習生を受け入れたところで、学校側にはなんのメリットもないのだから、当然の流れだ。


そして白羽も例に漏れず、自分の母校を頼ったというわけだ。


 期間は3週間。これも平均的な日数だ。ちなみに教科が英語なのは、俺が薦めたからだ。

 他の教科であれば、クビになったら潰しがきかないが、英語であれば英会話スクールの講師や通訳という道も残されていると。だから、その意味でも、俺は白羽の人生に責任があるのだった。


 そして清川中学についた白羽は、担当教師と打ち合わせを行なった。

 担当教師は倉部という40代半ばの英語教師だったが、見るからにやる気のなさそうな中年オヤジだった。

 白羽のことも、押しつけられたから仕方なく面倒を見ているのが、傍からも露骨に見て取れた。


 ともあれ、打ち合わせを終えた白羽たちは、担当する倉部のクラスへと向かった。

 倉部の担当クラスは1年2組で、白羽は自己紹介など、生徒とのファーストコンタクトを無難にこなした。までは、よかったのだが……。





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