私はもやしっ子をやめるぞJ〇J〇ーーーーー!!!
こんにちは!オムレツです。
皆さんはこの前の台風は大丈夫でしたでしょうか?
私は特に被害はなく、強いて言うならバイト場の看板が吹っ飛んだくらいです(笑)
では、では、どぞ!
-----日野家------
「めぐ姉、凛、今日から走り込み始めよっか?」
それはなんでもないような平日の夕方でした。
ゆうちゃんが部活から帰ってくるなり、そう言いました。
「え”、、ど、どうしたの?帰ってくるなり」
あまりの急展開にちょっとどもり気味に聞いてみます。隣で凛ちゃんもいきなりどうしたのと言った顔です。
「えっ?だって、、覚えてない?去年二人とも体力測定の結果さんざんだったから、来年の体力測定の前に一緒に走ろうって、お願いして来たのめぐ姉と凛だよ?」
「「、、、、はっ!?その来年がもう来てしまったんだね!」」
そ、そうでした。
それは去年の事でした。“体力測定”という学生にとって避けて通ることの出来ない、運動音痴にとってはただの公開処刑にも等しく、運動が得意な子が無双するという悪魔的な行事なのです(恵美と凛にとって)。
そして、何を隠そう私は大の運動音痴なのです!
それはそれは、あまりの運動音痴ぶりで周りを唖然とさせるレベルでね。
走れば転び、球技をすれば顔面にダイレクトアタックされるんですよね。
皆、顔面にボールが当たるなんてそんな漫画みたいなこと頻繁に起きるわけないって思いますよね?私も昔そう思ってました、、バレーボールのボールが5回連続で顔面に当たるその瞬間までは。
ちなみに5回目でのびちゃって保健室行ったので、そこで記録は止まりましたが、きっと続けていたら記録はもっと伸びていたと思います(遠い目)
そんな私が体力測定をすれば、どうなると思います?ほとんどの競技で1点を取るという、ある意味奇跡的なことが起きてしまいました。
あっ、ちなみに先生によると、今まで見てきた中で過去最悪な結果だそうです。ここまでだと逆に笑えて来ますよね~
「で、でも体力測定再来週からだし、明日とかからでもいいんじゃないかな?」
「明日からではない今日だ、今日だけをがんばったものに明日が来るんだーって言ってたのめぐ姉だよね?」
お、おのれー。○イジにはまっていた頃の私め、余計なことを言いおって。
うぅ、、そうですよね、お願いしておいて自分でなしにするのは駄目ですよね。そもそも自分一人だったら絶対なにかと理由つけてやらないと思ったからお願いしたわけなんですが、、
「そ、そうだよね、お姉ちゃんとしても嫌なことから逃げてばっかじゃだめだよね!私がんばるよ!凛ちゃんも一緒に頑張ろうね!」
「うん!もうビリで温かい拍手で迎えられるのは嫌だもん!」
「その気持ちすっごく分かるよ!!」
「二人ともそんなことになってるの?まぁいいや、今日はとりあえず初日だし軽く走って2人の体力がどれくらいかを見るね」
「う、うん、でも最初に言っておくけどたぶんゆうちゃんの想像より相当ひどいよ?」
「うんうん、インドアゲーマーをなめちゃだめだよ?」
「ま、まぁそれは2人の体育の成績でなんとなく分かってるつもりだよ」
私たちの体育の成績はどんなものかって?平均1.5ですよ?1と2をうろうろしてる感じです、はい。
はい、というわけで3人ともジャージに着替えてきました。
「じゃあ、最初はアップ代わりにちょっとだけ走ろうか。ゆっくり目に走るからついて来てね」
よし、頑張るぞい!
----約3分後------
「はぁーはぁ、 、ゆぅぅちゃーんちょっと待って~」
「はぁはぁ、お兄ちゃん私もう限界~~」
「えぇ~!!早くない!?まだ2、3分くらいしかたってないよ!?それに一応これアップのつもりだったんだけど」
「あ、甘いよゆうちゃん。ゆうちゃんとってはアップかもしれないけど、それだけで私たちにとってはもうギブアップなんだよ!」
地面に座り込んで、そう抗議すると、、、
「ごめん、2人の体力のなさは知ってるつもりだったけど、正直想像以上だったよ」
「ふっふっふ~認識が甘いよお兄ちゃん」
凛ちゃんがわたしにもたれながらそう言います。
そうすると、何かいつもと違った様子でつぶやき始めました。、
「うん、認識が甘かったよ。もうちょっと体力があると思ってたけど、ここまでないなんてね、、うん。ほんとは体力測定の前だけの予定だったんだけど、、これは駄目だね」
ゆうちゃんは一人でそうつぶやくと、少しうつむき気味だった顔をあげました。それはそれは、いい笑顔でした。
なーんか嫌な予感がするんですが、気の所為ですかね?そうだといいな~(願望)
「ゆうちゃん、どうしたの?笑顔はとっても素敵だけど、なんか怖いよ?」
「そう?おかしいな~2人の体力をどうやって叩き直そうか考えて、とってもわくわくしてるのに」
「えっと、それって体力測定の前だけの話だよね?」
「んー?そのつもりだったけど、ちょっとだけやってましになっても、二人はそれ以外でまったく運動しないから結局逆戻りだよね?それなら、その時限りじゃなくて、継続的にやろうかなって」
「え”それって体力測定が終わっても走ったりするってこと?」
「お兄ちゃんはそうな恐ろしいこと言わないって私信じてるの!」
私と凛ちゃんがそんな事言わないよねといった視線を送ると、、、
「大丈夫だよ(ニコッ)僕がしっかり2人を鍛えてあげるから」
「「そんなご無体な~」」
こ、これは、いけんですよ。何とかしてそのプランをどうにかしなければ。
「だ、大丈夫だよ。体力なくても普段過ごす分には問題ないし、ね!凛ちゃん?」
「うんうん!引きこもってるから大丈夫だよ!」
「うん、僕はそれが駄目だって言ってるんだけどね。それに、そんなに体力なかったら変な人に会っても逃げることさえ出来ないでしょ?」
「だ、大丈夫だよ、私には宇宙CQCが、、「できないでしょ?」、うぅ、ごめんなさい、できないですぅ~」
「僕がいつも一緒にいられたらいいんだけど、そういうわけにはいかないでしょ?だから、せめて逃げれるようにだけでもなっておこうよ。大変かもしれないけど、僕も一緒だから頑張ろ?」
ゆうちゃんは笑顔で私たちに手を差し伸べながらそう言いました。
どうしよう、、今すっごく胸がきゅうってします。いつも、凛ちゃんやゆうちゃんにはきゅんきゅんしてるけど、これはいつもと何か違うような、、、
何故かさっきまで嫌だったのに、毎日走るという未来図がゆうちゃんとだったらいいかもって思っちゃってます。そこ、単純とか言わない!
「私走るよ!ゆうちゃんと一緒に頑張る!!頑張っちゃうよ!!」
「うん!私も頑張ってもやしっ子卒業するの!!」
「良かった、じゃあ今日は頑張って1キロ走ってみよっか?」
「「え”」」
うん、早速心が折れそうです。
こうして私達3人に新しい日課が追加されました。
読んで頂きありがとうございます!
皆さんは体力測定は得意でしたか?
ちなみに私はいつも狙いすましたかのように真ん中くらいでした。
では、また次話もよろしくお願いします!




