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EP20 テレサ②

何故かこの回、書き直し多数。

全然重要ではない回。

前半のギャグ、後半の登場シーン。無駄に苦心の回。

「いや!良いです!良いですよ!」

ガッツが拍手しながら、私に歩み寄って来た。

「氷の魔導士、氷を凍らせる魔法の使い手、雪姫。イメージ通りのクールビュティー!そうだ!どうでしょう?

『破壊天使マリア』『守護天使テレサ』『氷結魔女雪姫』3人でユニットデビューは?」

何で私だけ魔女?


「ユニット名は・・・うん!『プリンセス・プリンセス・プリンセス?』如何でしょう?」

なんだ最後の『?』は?それ私だろ?

「いいから出てけ!仕事の邪魔だ!」

世間受けとか関係ない!

ブルックたちは、TVクルーたちを追い返す。

ガッツは、出ていく間際に1枚の紙を残した。



「あ、あの・・帰りました?」

テーブルの下から、テレサが出て来た。

確かに対人恐怖症は、何とかしなといけないが、いきなり特集とかは無い。

何処の世界も、メディアとは、こちらの都合を考えない、勝手な奴らだ。



「私・・・どうしたら?」

困惑のテレサ。

「ガオガオガオ」

「ダイル様は、私がマネージャーとして守ります。と仰っております」

「ぼくを通さない話は、法的処置をします」

「俺達が守る。心配するな」

ダイルとアーロン君、ブルックの言葉に、テレサは胸をなでおろす。


「テレサ、良いんだよ。すぐに治さなくても、徐々にでね」

みんなも分かっている。

トラウマは、そう簡単には治らない。時間を掛け、一歩一歩進めばいい。




ーーーー魔人族 居城『グランドシャトー魔人』----

「長旅、お疲れ様です。風呂の用意が出来ております。先に汗を流せれては如何でしょう?」

暗い通路に、魔人と人間。

「いや、ギルマスからの言葉を預かっている。先に王と会いたいのだが」

「分かりました。謁見の用意をしましょう。で‥お風呂は如何しましょう?」

「・・・臭うのか?俺?」

「・・・まぁ、いささか香ばしい香りが」

「先に風呂を頂くとしよう」

人間の男は、自分の匂いを嗅ぎながら、奥へと進んだ。



「よく来ました『ボンド』さん。よい知らせであればよいのですが」

王と呼ばれるのは、若い女性の美形魔人だった。

「はい。非公式ではありますが、ギルド内で、ゴルノバ王は謁見を承諾されました」

聞いた魔人族の王は、喜びを顔に浮かべ、ほっとしたように言う。

「良くやってくれました。感謝します」


「つきましては、日時と人選を」

「大人数での訪問は、ご迷惑をかけてしまいます。訪問は3人です。人選は決まっています。日時に関しては、先方のご都合に合わせる、で宜しいでしょうか?」


「かしこまりました。では、ギルドに戻り、日時の取り決めを」

「よろしくお願いします」


ボンドと呼ばれた男は立ち上がり礼をし、立ち去る。



「ミリア、オーグ、共をお願いしますね」

「かしこまりました。シェリル陛下」

「ご同行させていただきます」

2人の魔人族は、片膝を付き、シェリル王に平伏した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



相変わらず、ギルドホールは人だらけ。

氷の採掘権を買う冒険者と、テレサのファンで溢れている。


ここ数日、こんな状況が続いているが、特に問題は起こらなかった。

テレサはギルドに住み、外出と言えば、ギルド宴会の時ぐらい。

仕事と宴会はゲートを使うし、買い物は宅配で済ます。


ファンたちは、待てど暮らせど、テレサに会えることはない。



「盗まれた?」

「あ、でも風が強かったから、飛ばされたのかも」

外干しにしていた、テレサの下着が、1枚無くなった。

「犯罪ですね。男の風上にも置けない輩ですね」

「ギロチン確定だな」

同じスケベでも、下着泥棒は許されない。アーロン君やブルックも分かっている。

「ガオガオガオ」

「ダイル様は、犯人を捕まえましょう、と申しております」

当然だ。犯人は許すわけにはいかない!


「テレサ!匂いを嗅がせろ!俺の鼻で・・・ぐはぁぁぁぁ」

なにを言い出す!女の子に「匂いを嗅がせろ」だと!?

リームの電撃に、テレサに迫ったブルックは散った。


「テレサ様、盗まれたのは、黒のレースでございますか?ピンクの際どい勝負用でござい・・・ぐはぁぁぁぁぁ」

何で知ってる!?なんでテレサの下着に詳しい?

リアちゃんのアッパーカットが、ギャリソンの顎を捉えた。


「ガオガオガオ」

「カウラちゃん、通訳は良いよ」

ダイルの目は、いやらしい目だった。

大体考えてることは分かる。



  「スノープリンセス!女子会議だ!」

スケベ四天王には退室命令。

アーロン君の抵抗も、前科から却下。


同じスケベでも、闇の深いトーマと、女性に関しては、高評価のギムは残す。

このメンバーで対策会議だ!!

「ゆっきーーー」

窓の外にヤモリ姫・・・って、口にパンツ咥えてる?


「あ!わたしの!」

え?テレサのパンツが、なぜヤモリ姫の口に?


窓を開けると、スルスルっと入って来たクラリス王女。

「屋上にあったのが見えたから、取って来たよ」

・・・風で飛ばされた、って落ちか?

「誰のかな?通販で3枚2Sのパンツ」

テレサの青い顔が紫に成ってる。

たぶん半魔人の赤面と言う奴だ。

「パパも来てるよ」

王様が?


窓からヌッ!と顔を出す。

ここ3Fだぞ。・・親子でどこから来るんだよ。


「雪姫、問題発生だ」

窓枠から顔だけだし、間抜けなスタイルだが、顔は大まじめだった。

何かあったようだ。




現れた王の言葉、次回、雪姫気が付く回。

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