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EP13 慰安旅行④

闘いは突然です。平和な時でも安心できません

「あれは、リヴァイアサンでございますな」

ギャリソンが呟く。

「ああ、間違いない。伝説の海竜だ。宝を守っていやがった」

お前がチョッカイ出したのか?

「雪姫様、リヴァイアサンは、海の覇王でございます。戦力は単体で60万」

それって強いのよね?覇王だもんね。

「はい。単体専門のギム様が、20万でございますから、約3倍の強さですな」

ギム3人分!


「物理限界魔法しかねぇ」

「あれが暴れでもしたら、国が亡ぶレベルでございます」


リヴァイアサンは、まだ動かない。

水柱の中で、こっちを見ている。と言うか、睨んでる気がする。

宝を荒らすから、怒ってる?



『穴』以外では、この世界には、陸、海、空に、それぞれに主が居る。

陸は「グレートボアー」その突進は止められない、と言われる巨大な猪。

海は「リヴァイアサン」巨大海竜。

空は「レプロス」巨大翼竜。

過去に『穴』から出て来たのが、レプロスより強大な翼竜『ロプロス』

ラムタ渓谷を作った化け物は、主とは別物。

主は、倒せないレベルではないが、7か国の協力が必要となり、大掛かりな掃討作戦になる。



「どうする?見てるよ・・こっち」

「様子を見ているか?怒りをため込んで一撃かます準備か?だな」

謝って、ブルックを生贄に捧げたら、許してくれないかな?



ーーーールーラン王宮ーーーーー

「国王陛下!ヨコス海岸に『リヴァイアサン』出現!の報告!」

「なんだと!?」

「まぁ・・大変ですわ」

情報は王宮へと届いていた。


「すぐに討伐隊を結成!各国に通達。7国会議を立ち上げる!」

「ルーラン国内のギルド、冒険者に集結命令を」

ゴルノバ王とステラ女王は、直ちに動き出す。


ーーーーーーーーーーーーーーー



「マリア!重力子砲スタンバイ!」

向こうが動けば、撃つしかない。

「マスター!ダメです!マリア様は、キュンキュン回路が焼け焦げ、機能停止しています!」

ルルちゃんからの報告が来た。


「これは、いけませんな。物理限界魔法は、アーロン様とギム様、マリア様の御3名。

アーロン様と、マリア様が撃てないとなると、ギム様ですが、ギム様の射程距離は3m」

その通りだ。ギムの「光速剣」は、射程が短い。

海に居る相手には使えない。



「マスター、国王から緊急の連絡です」

リアちゃんが、ゴルノバ王からの連絡を受けた。

「分かった出る」

「・・・すいません。連絡用の機器を持っていないので、私の機能で受信しています。会話をするには、私に話しかけてください」

リアちゃんに向かって話すが、リアちゃんの口から、ゴルノバ王の声がする。

なんか嫌だ。


「雪姫、緊急・・・」

「リヴァイアサンですね?今、対峙しています」

緊急と言えば、リヴァイアサンしかない。

「なに?流石はスノープリンセスの情報部。早いな」

「目標に動き無し。このまま動きが無ければ、攻撃しませんが宜しいですか?」

「ああ、向こうが来ないと言うなら、あえて突っつく必要はない。わが軍も、間もなく動ける。上陸だけは阻止してくれ」

「この依頼!受けました!」

正式な依頼となった・・が、原因作ったのブルックだよね。


   

     『スノープリンセス!参上!』

「謝るから、どうかご勘弁を。話し合いで解決できないかな?」

決め台詞が、情けない。


「許しては、くださら無いようですな」

リヴァイヤサンの周りに放電が始まる。攻撃態勢に入ったようだ。

「雪姫!ギルドマスターの出番だ!」

と、言われても、まだアブソリーュートスノーは使えないよ。

「色無地の紋を使え!」

色無地。白姫さんが残してくれた、着物の一着。

守りの打掛と、攻撃の色無地。

色無地の5つの紋には、それぞれ強力な魔法が秘められている。


「分かった。やってみる」

私は前に出た。


「なにが出るやら、ですな」

「ああ、白姫が命を削って刷り込んだ攻撃紋だ。並の魔法じゃないはずだ」

ブルックも、攻撃紋が何なのかは、知らされていない。

白姫を知る2人は、攻撃紋を知る、いい機会だと思っていた。



  「お願い。白姫さん、私たちを守って!」

5つの紋に描かれた「山法師」の花が光り輝く。

雪姫の前に1つ。左上に1つ。左下に1つ。右上に1つ。右下に1つ。

大きな魔法陣が現れる。


左上から「白い鳳凰」

右上から「白い龍」

左下から「白い虎」

右下から「白い亀」

そして、前の魔法陣からは、美しい女性?が現れた。



「四聖獣だと!?」

ブルックが驚きの声を上げた。

「まさか、白姫様は、四聖獣を使役していらしたとは」

ギャリソンも驚愕の表情。



雪姫の前に現れた女性は、白い氷の着物を着て、体や髪も氷で出来ていた。

「私は四聖獣統括役『氷女』(ひめ)でございます。ご命令を」


氷の女性は、私に命令を求めた。





雪姫のポリシーに触れてみます。

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