【 目 次 】
●はじめに
この本の目的は、それぞれの人間の精神の奥に内在する“真空点”の存在を立証するために書かれたものである。
第A部は、全体的な事柄に関する内容で、第B部は、この本を書くきっかけになったKという人物に関する内容である。
第1A部 パトグラフィ
序/パトグラフィとは/アイヒバウムの研究紹介/クレッチュマーの研究紹介、ダイモニオン/天才の定義と概観/躁うつ質と分裂質/躁うつ状態の特徴/事例
第1B部 Kという人物に関すること
生い立ち、混迷の時代、暗い海の底でもがく/出発、風が来たりて/人工物からは見えてこないが、その他から見えてくるもの、星空と雪が恋しくて/抽象思考の罠/太古からの血の記憶
第2A部 社会のゆらぎ
平均化とゆらぎ/カオスの縁/社会とロウソク/エルデシュが見たもの/英雄としてのブッダ/カバラ/リルケが伝えたかったことー「ドゥイノの悲歌」「オルフォイスへのソネット」/奥底にあるものー真空点とは何かー
第2B部 真空点への旅路
子宮に帰れ( ―精神の道の往復)/真空点への旅からの贈り物 ―アイデア―
第3部 前進する力
前進する力/中央集権の中の王/ニーチェの宇宙の踊り手/ 真空点と空洞化現象/ランボー/終わりに
【出典・参考文献】
第1A部
・『天才 創造性の秘密』W・ランゲ・アイヒバウム著、島崎敏樹・高橋義夫訳 みすず書房
・『天才の心理学』E・クレッチュマー著、内村祐之訳 岩波書店
・『天才 創造のパトグラフィー』福島 章著 講談社
・『妻を帽子とまちがえた男』オリバー・サックス著、高見 幸郎・金沢 泰子訳 早川書房
・『エミール (下)(全3冊)』ジャン=ジャック・ルソー著、今野 一雄訳 岩波書店
第1B部 Kという人物に関すること
・(なし)
第2A部
・エルデシュが見たもの/『放浪の天才数学者エルデシュ』ポール・ホフマン著、平石律子訳 草思社、Wikipedia
・英雄としてのブッダ/『千の顔をもつ英雄 上巻』ジョーゼフ・キャンベル著、倉田真木・斎藤静代・関根光宏訳 早川書房 第一部第一章 4 最初の境界を越える 120頁~参照
・カバラ/『「無限」に魅入られた天才数学者たち』アミール・D・アクゼル著、青木 薫訳 早川書房 第3章 カバラ 42頁~参照
・リルケが伝えたかったこと/『天才の心理学』E・クレッチュマー著、内村祐之訳 岩波書店 79頁~81頁、276頁~293頁
・ゲルニカの制作過程/『日経サイエンス 2013年6月号 特集 天才脳の秘密』 日経サイエンス社 46頁
・ドウイノの悲歌/『ドウイノの悲歌』 ライナー・マリア・リルケ著、手塚富雄訳 岩波書店
・オルフォイスへのソネット/『リルケ詩集』 ライナー・マリア・リルケ著、高安国世訳 岩波書店
・アマテラスの岩戸の話/『千の顔をもつ英雄 下巻』ジョーゼフ・キャンベル著、倉田真木・斎藤静代・関根光宏訳 早川書房 35頁~40頁、Wikipedia・
・『造形思考 上』パウル・クレー著 土方定一・菊盛英夫・坂崎乙郎訳 筑摩書房
第2B部
・生体数学/『一般システム理論 その基礎・発展・応用』ルトヴィヒ・フォン・ベルタランフィ著、長野敬・太田邦昌訳 みすず書房
・生体数学/『スケール 万物を支配する「大きさ」の法則』ジョフリー・ウェスト著、山形 浩生・森本 正史訳 早川書房
・生体数学/『ゲームの理論と経済行動』J・フォンノイマン、O・モルゲンシュテルン著、銀林浩・橋本和美・宮本敏雄・阿部修一訳 筑摩書房、Wikipedia
・生体数学/コンウェイのライフゲーム Wikipedia
・生体数学/『複雑系:科学革命の震源地・サンタフェ研究所の天才たち』M・ミッチェル・ワールドロップ著、田中 三彦・遠山 峻征訳 新潮社
第3部
・前進する力/「千の顔をもつ英雄 下巻」ジョーゼフ・キャンベル著、倉田真木・斎藤静代・関根光宏訳 早川書房 16頁 インドのムチュクンダ王の物語
・中央集権の中の王/『鉄・病原菌・銃 ―一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』ジャレド・ダイアモンド著、倉骨彰訳 草思社
・中央集権の中の王/天才 創造性の秘密』W・ランゲ・アイヒバウム著、島崎敏樹・高橋義夫訳 みすず書房 151頁-152頁 「第5部 天才と文化」
・ニーチェの宇宙の踊り手/「千の顔をもつ英雄 下巻」ジョーゼフ・キャンベル著、倉田真木・斎藤静代・関根光宏訳 早川書房 63頁
・真空点と空洞化現象/『異端の数ゼロ ―数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念』チャールズ・サイフェ著、林 大訳 早川書房 30頁
・ランボー/『ランボー詩集』アルチュール・ランボー著 、堀口大學訳 新潮社、Wikipedia




