私本当に悪役なの!?
どうも、私の名前ははレインズ・フィーネといいますの
私は公爵家に生まれ、裕福な家で育ちました
最初は、私が幼くて純情だった頃の話をしましょう
私が5歳の時に、太陽に照らせれある方の髪が光輝いていました
そのお姿に恋をして、私は父に頼みました
「私は、あの方と結婚したい」
父は驚いたような顔をしていました
「お前には、あの方の横は似合わないよ」
私は、父が了承するまで睨め続けましたの
すると、父は呆れたように
「分かったよ、だけど決めるのは王様だからね」
と言い、王の方へ連れってしまわれましたの
私はその時は気がついてなかったのです。
その方が第三皇太子であることを
私と父は王のもとに言って
「私の娘のです。ほら挨拶を」
私は、礼儀作法を習った先生の真似をして、私なりのご挨拶をしましたのよ
「私はレインズ・フィーネと申します。お見知りおきを」
私ができる最高の笑顔で
「そなたは、年はいくつなのだ」
「もうすぐ、6歳になります」
王の眼差しを感じて私は離してはいけないと察しましたわ
まぁ、本当の事を言いますと離せなかったのです
「公爵、後で話がある。後で世の部屋に参れ」
すると、会場中が騒ぎだしましたの
他の家の方の視線が私の背中に突き刺さります
そして、あるお方と目が合い
私は目を背けてしまいましたの
その後、父と王様と他の貴族の了承を得て、私と第三皇太子と婚約しました。
私は相手の気持ちを考えずに毎日毎日白へ遊びにいきました
私は嬉しくて、浮かれていましたの
けれどあの日を境に私は皇太子を避けるようになりました。
私はその日紅茶を飲んでいました。その紅茶と共にお菓子を頬張っていました。
けれど、そのお菓子が見たことがある気がしたんです。
まぁ、その日までは見たことなんて有りませんでしたけど
「ねぇ、このお菓子何て言うのかしら?」
「はいそれは、レイバン商会の新商品です」
・・・・・・はい?
レ、レイバン?
私の頭の中が沸騰するぐらいの情報で溢れて
遂には、収集がつかなくなり倒れてしまった。
取り敢えず、起きたとき一番に思ったことは
(「私本当に悪役なのォォォ!!!」)
その声が館全体に響き渡って
大騒ぎになったのは言うまでもない。