040 ようやくシャワー
こんばんは。
お読み戴いて有難うございます。
イタタッ、意外と勢いには勝てない事を知りましたが、大丈夫かなこの場?
「ちょっとギルソウカ、凄い音でしたが大丈夫?」
「いた~い。ええ、大丈夫ですトウカちゃん。」
ほっ、キスは気付いて無いのかスルーして無かった事なのか、ともかくハリーアップでこの場を脱出しましょう、そうしましょう。
「大丈夫ですか?立てますか?」
「ええっ大丈夫です。それでは隣ですが、移動しましょう。トウカちゃんまたねー。」
「はいはい、気を付けなさいな。男性用ですからギルソウカはシャワー浴びたら駄目よ?」
「いくら何でも解ってますって。大丈夫ですよ。」
ナニコノ漫才コンビ?デフォなのですかね~?それよりも気になってたのが服装なんですが、開拓村から獲ってゲフンゲフンもとい、拝借した下着と先程のトゥーランカルーさんの履いてた下着、全く時代が違う位別物でした。一般的なディ〇スの様な通販誌のモデルさんが着用の上下セット三千円の様なパンツ姿。レースは入ってませんでしたが、野暮ったさ溢れるパンツでは在りませんでしたね~。ぱっと見薄い赤の綿パンですが、横をヒモで括ったヒモパンでした事をとりあえずご報告しますね~。
「ギルソウカさん、服の着替えが有れば下着から一式お借り出来ませんかね~?隊長さんにも申しましたが、トラップ転移で飛ばされ替えが無いのですよ。」
「ええっそうなのですか?その辺は何も聞いてませんが、お気の毒な状態なんですね。うーん、何とかしてみます。」
「おおっそれは有難いですね~。感謝申し上げます。」
「ではシャワー浴びてお待ち下さい。ボタンを押せば三十秒間温水が出ますので、途切れたら再び押して下さいね。タオルは棚から一枚取って拭いて下さい。」
まさかの銭湯形式でした。
「了解しました。でわシャワー頂きますので、来られたらお声掛け下さいね~。」
「それではちょっと着替えを探してきます。」
ふ~、ようやくシャワー浴びる事が出来ます。三日?四日ぶりですか?もう何日ぶりでもいいです。兎に角シャワープリーズ。
閑話休題
わたくしのシャワーシーンは例によってカット。加えて何方も周りに入って居られませんでしたからお約束の絡まれシーンも在りませんでした。
「アンディさんー。上がって居られますか?」
「あの~。アンデーンスです、名前。」
「え?そうでしたか?呼びにくいのでアンディさんで良いですか?」
うっ、ここにきて訂正したら呼びにくいコールとはギルソウカ恐ろしい子。
ま~いいですよ、とりあえずシャワーの後の爽快感に比べたら、些細な事。
「はあ、わかりました。アンディで呼んでも大丈夫です。」
「うふ、有難うございます。それで着替えですが訓練用しか無かったので此を着て下さいね。」
え?マジですか!
ますます隊長殿に目を付けられそうですね~。
「丁度良かったんですよ。鉄重り5kgの二十セットをされるんでしたら動き易い格好ですし。」
・・・えっ?
そういえば言ってた な。
あれは幻で無かったのかよ。
次回はトレーニング?
せっかくシャワー浴びたのに。