1話【ピクニック大爆発】
残酷・グロテスクな描写があります。また、不定期更新ですので気長にお待ちください。
【ぷぃんわーるど】そこは幸せに満ちたみんなの居場所。時々いたずらも困ったこともあるけれどその時は魔法少女で王女様の『魔法王女:ウルメさま』が解決してくれる。
だからみんな何も悩まなくていい。楽しいことだけが満ちあふれている。
「わーい!」
今日は皆でピクニックをすることにしました。
「今日のお天気さんは虹さんだね!」
もふもふのぬいぐるみのような生き物達がわいわいがやがやと楽しそうにしている。
料理を食べておいかけっこをしてとってもとっても幸せないつもの日常。
「シュウテ、ね、ね、あの木の上可愛いきのみがあるよ!」
シュウテと呼ばれた人魚のぬいぐるみのようなピンク色の女の子は大きな一つ目をぱちんと瞬く。
「チィダン、それは一個だけだよ?取りすぎると他の子が食べられない」
「ちぇ」
もふもふすぎて目が隠れてしまっている狼のチィダンは尻尾を下げて少し残念そう。
「そんなに落ち込まないで!ほら、ずっと、このペンダントの中の写真がね、励ましてくれるの…だから、また撮りにいこ?」
「いいね!またあのお花畑に行きたいよ!」
シュウテがチィダンを励まし笑顔が戻る。
「ごちそう!」
でも皆ピクニックのために手作りお弁当を持ってきた。だから大丈夫です!
象のペムエは大きなおにぎりとサンドイッチを交互に食べてとっても嬉しそうな笑顔!
ドーーーーン!!!
「花火?」
「えー?今日は花火やらないでしょ?」
みんな口々に大きな音に首を傾げる。花火?それとも風船が割れちゃった?そうでもなさそう。
花火も見当たらなければ風船の残骸もない。
「ごちそう?」
ペムエも食べ物を食べる手を止めてしまう。
そして立て続けに驚くことが起こりました。
天気さんが曇ってしまったのです。
「またロゥムの仕業?」
「でもこんなの今までなかったよ!ロゥムはすぐ姿を見せるよ!?」
だんだん不安が大きくなった。その時です。犯人が姿を見せました。
「……だぁれ?誰と友達?」
「おっきいなぁ」
2メートルはある高身長。顔が黒く赤、青、黄色の縦線が入っている。首からおなかに大きな牙が見えるその姿は今まで見た誰とも似ていない個性的な姿。
そして四本の手には鉄の道具。
とてとて、
数人が囲むように高身長の人を見上げます。
「ちょっと!困っちゃうよ!」
「お名前なんて言うの?」
「すっごく身長高いね!」
とても賑やかになったが次の瞬間一人の頭が長い鉄の道具『剣』により頭を貫かれた。
「え?何してるの…?」
男時硬直した子、後退りする子を次々と串刺しにして団子のようになってしまう。
悲鳴が響く。
みんな散り散りに逃げ出してしまう。
「ごちそうじゃない!」
「ウルメさま助けて!」
ピクニックは一転して阿鼻叫喚の地獄絵図と化した。
高身長のその男は地面に転がるペンダントを踏みつけ宣言した。
「殺滅だ」




