第六話 家庭教師とウサギと少女
第六話です。
今朝起きたらブックマークが一つついており、とてもうれしかったです。
このまま頑張っていきたいです。
俺は魔法適性がすべてなかったら魔法が使えないかと、ビクビクしていた。が、そんな心配は杞憂に終わった。なぜなら俺には、全ての魔法適性があったのだ。
隣のジンギ―とかいう元賢者様もかなり驚いている所からすごいことなのだろう。
『うさちゃん、ししょーがすべての魔法適性があるなんてすごいことだって言ってるよ。うさちゃんすごいね!』
エリーナが隣の爺さんが言ったことを伝えてくれた。俺が爺さんの言葉を聞き取れているのは知らないから、伝えてくれたんだろうけど、エリーナに言われるとうれしすぎる。
『ありがとう。エリーナ』
俺が念話で返事をすると爺さんが興奮してしゃべってきた。
「エリーナよ、この従魔は全ての魔法が使える。エリーナと一緒に従魔に魔法を教えてもいいか?というか教えさせてくれ! 頼むのじゃ!」
「うーんとね、お父さんに聞かないとわからないけど私はいいよ」
「よし分かった。わしは今からエリーナの父とそのことで話しているから。すまんがしばらく従魔と念話をして待っていてくれ。」
「ししょー、気を付けてねー」
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エ「うさちゃん。ししょーがまた二人でお話してていいよー。だって
それよりさっきの魔水晶すごかったね!」
う「そうだな。自分で言うのもなんだけど俺はウサギだから
魔法なんかは使えないと思っていたんだよ」
エ「えー、私は絶対に使えると思ってたー。それにしてもししょーあんなに
大はしゃぎして、子供みたいだったね」
う「あれは、最初に来たかっこいい感じとは全然違くて俺も
笑いそうになったよー。もしかして一緒に魔法が習えるかもしれないな!」
エ「あれー? うさちゃんどうして私と魔法を習えること知ってるの?
たしかにししょーが言っていたけれど、共通語だったのにー。 なんで?」
う「うっ。その―あれだよ。魔法が使えるなら習えるかなーと・・・・」
エ「ほんとうに!? 私たちの間でウソは無しだよ!」
う「ごめんなさい。共通語が分かるともっとジンギーが興奮して変なこと言いそうだったから隠してました。どうか、どうか秘密にしてください」
エ「なーんだ。そういうことだったんだ。この前も『急にお願いされた―』とか言っていて不思議だったんだよ。
秘密にしておいてあげる代わりにもう秘密は無しって約束して!」
う「わかったよ」
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「戻ってきたのじゃ。そっちはうまく話せたか?」
「うん。うまく話せたよ!」
「それで、魔法を教えることについてはエリーナの時間が減らないならOKということだったわい」
「つまりうさちゃんといっしょに魔法の勉強ができるの?」
「そうじゃ。それじゃ、さっそく魔法のおさらいを兼ねて魔法の話をしようか」
「はい!」
「まず、魔法と言いてもいくつかの種類がある。何だったかな? エリーナ君?」
「えっとー。詠唱魔法と魔法陣を使う記述魔法と精霊魔法と・・・・あとは、無詠唱魔法です!」
「正解じゃ。但し、正確には無詠唱魔法はイメージがしっかりできれば思うようにできるので単純に詠唱魔法より無詠唱魔法のほうが優れている点が多いのじゃ」
ふーん、詠唱魔法は簡単だけれど無詠唱のほうがイメージが大変で、でもその代わりに詠唱で相手にばれる心配がないと。確かに無詠唱のほうがいいな。
「いろいろ考えたのじゃが。儂が思うに最初から特殊属性の光と闇は難しいからまずは。エリーナと同じ水魔法から始めるのじゃ」
そう言い終わると爺さんは、行くぞ見ておけと言って50cmほどの水球を庭から森のほうに飛ばした。
<ボーーン>
「あれが初級魔法のウォーターボールじゃ。初級魔法も何種類かあるが1種類でも使えたら水の魔法は初級魔術師達成じゃ」
えっあれ、初級魔法なの!? 俺はてっきり中級くらいかと思っていた。
というか、1個覚えれば初級術師になれるんだ・・ 結構アバウトだなぁ・・
「ししょー、すごい。私のウォーターボールあんなに大きくないのに・・」
「安心せい、エリーナ。あれは何回も打つことで練度が上がってできるのじゃ。
エリーナの従魔にあんな感じのことができるか聞いてきてくれ」
『うさちゃん、聞こえてたと思うけどああいうのできる?』
『うーん、たぶんできると思うから見ていてくれ』
「ししょー、『たぶんできるからみておけ』って!」
「そうか、では見ておくのじゃ」
えーと、イメージが大切だから、空気中の水蒸気を頭上に集めて前に出すイメージだな。えいっ!
「キュッン」
<シューーン>
サイズは小ぶりだけどかなり速い球がでたな。
「ほっほっほ、こりゃたまげたワイ、わしよりはるかに小さいが、玉のスピードはわしと同じくらいじゃった」
「うさちゃん、すごーい! もう1回見たーい!」
よしもういっちょ! あれ、意識が・・・・・・
<バタン>
「ししょー、うさちゃん大丈夫なの?」
「あー、心配ない多分2発も撃って魔力がなくなったのじゃ。
自然に回復するから休ませてやってくれ」
「わかったよ、ししょー」
読んでくれてありがとうございます。
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誤字脱字はなるべく早く訂正していくつもりです。




