第七話 のこのこキノコ
7話です。
俺は気が付いたら自分の小屋で眠っていた。
どうやら、魔力切れを起こして眠ってしまったようだ。
俺が撃った魔法だけど初級で2発しか打てないってヤバくないか?
それに、これから、急に魔力切れで眠ってしまったら大変だから魔力のゲージも体力の下につけておこう。
まぁ、気にしてもしょうがないからご飯でももらいに行ーこう!
家のリビングに着くと丁度ご飯を食べ終わったところだった。
「あっ、うさちゃん! 元気になったの!」
『うん。もうだいじょうぶだ!」
俺が念話で返事をした。
『よかったね』
「お母さんとお父さん。あのねー。今日うさちゃんと念話でしゃべれるようになったんだよー」
「本当かい(かしら)」
「うん。なんかこう伝われー、っておもうとうさちゃんとお話ができるんだよー」
「すごいなー(わ)」
流石に親も子のことにびっくりすると思ったけど魔法がある世界だからか、全然びっくりしてない。
「エリーナ、これからご飯は何欲しいか。うさちゃんに聞いてみてくれない?」
「うん。聞いてみるねー」
『うさちゃん。これから何をたべたーい」
おっ。ご飯が選べるのか。うーん。
ウサギの好きなものと言ったら、ニンジンだけれど、ニンジン以外だと何を食べよかな?
リンゴとかきゅうりとかもおいしいだろうな?
よし、決めた!
『ニンジンとリンゴ、きゅうりをお願いできるか?』
『にんじん、りんご、きゅうりなにそれ?』
あっ、名前が違うのか!
『えーっと、赤くて先が細い野菜』
『カロットね』
『あとは、赤い皮だけど中が黄色い果物と緑でシャッキとした野菜』
『それは、あっぺるときゅうれのことだね!』
『うん。それを頼む!』
「お母さん、決まったよー。
カロットとあっぷれときゅうれが欲しいんだって」
「ふーん。どれも高くないからいいわ」
『うさちゃん、全部いいってやったね!』
『伝えてくれて、ありがとう!』
「今日は何を食べるかきいてくれるー?」
母さんが今日のご飯を聞いているなー。
今日は何を食べようかな。よし、あれにしよう
『エリーナ、今日はニンジンをくれ』
『わかったよ。そうつたえておくね』
「お母さん、ニンジンを頂戴だって」
「わかったわ~」
これで俺は好きなものが食えるけど、もらいっぱなしだとなんだか申し訳ないから明日の朝にキノコとか取りに行こうかな。
おっ、ご飯が来た!
いただきまーす。
やっぱりニンジンが日に日においしく感じるようになっている気がする。
今日は早く自分の寝床で寝て明日に備えよう。
「おはようございまーす」って言っても誰もいないし、皆寝てるから静かに家から出ていかないとな。
さてこの前にも行った草原の隣には湿った感じの森があった。あそこならキノコもたくさん生えているだろう。秋のキノコは美味しいだろうなー。
朝だから少し霧が濃くて不気味だけど、何か出ても逃げればいいしキノコを採りに行けばいいか!
じゃー。森の中に入ってみるか!
おっ、なかなかあるな。この赤と白の水玉は危なさそうだな。意外と地味なキノコの方が毒がないんだよな。あれっていうか今まで考えてなかったけど、このキノコどうやって持ち帰ろう?
仕方ない、今日はキノコは持ち帰らずに、キノコだけ見て帰るとするか。
にしてもいろいろなキノコがあるあるなー
あれ、今緑色のスライムが見えたような気がしたぞ。ちょっと見に行ってみるか!
あれは少し強いけれど、遅いから少しづつHIT AND AWAYで倒すか
今卑怯という声が聞こえたような気がしたけれど気のせいだ。だってここには自分しかいないもん!
おっ、居た居た。さっき見えたのはこいつだろう。こいつを倒して帰るか
【スライム】
種族 : グリーンスライム
レベル : 5
体力 : 30
魔力 : 20
攻撃力 : 5
防御力 : 10
素早さ : 3
種族スキル: 吸収 触れた相手を溶かして吸収する
スキル : なし
そういえば魔法を一回使ってみよう。
『ウォーターボール』
えっ、一撃
―経験値を獲得しました―
―レベルが2から3に上がりました―
【うさちゃん】
種族 : ホワイトラビット
レベル : 3
体力 : 15
魔力 : 12
攻撃力 : 16
防御力 : 9
素早さ : 19
種族スキル: 俊足 素早さが2倍になる
跳躍 高く跳ねることができる
聞き耳 物音を聞き取りやすくなる
スキル : ステータス 自分や相手のステータスを見れる(1部表示可能)
おっ、レベルが上がった。
――――――翌日――――――
昨日は失敗したけど、今日はエリーナに袋をもらってきた。
これで回収問題は解決だ。
おっ! これとか、食べれそうだぞ!
―スキルを獲得しました―鑑定
《鑑定》
物を一定以上調べると才能があるものは、獲得できる
えっ、スキルはこうやってとれるの!?
まぁ、ラッキー!
じゃあ、これを調べてみるか!
【シメッジー】
食用キノコ
良く生えている
【シータケ】
食用キノコ
かさが広い
【ドッキリタッケ】
食べるとドキッとする
青と緑の縞模様が特徴
鑑定 鑑定・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺は一人森で鑑定を繰り返し、いろんなキノコを拾った。
ふ―大漁大漁
よしうちに帰るか!
読んでいただきありがとうございます。
もしよかったらご意見ご感想のほどよろしくお願いします。




