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方位組  作者: 高木さゆな
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第1章


放課後、僕はある人の所へ向かっていた。

「アズマさんっっ!!」

大きな声で叫んだ先に居たのは、2年生のアズマさんだった。彼女こそがあの朝バイクで現れ、僕を一瞬で魅了した素晴らしき人物だ。

「あぁ、南ちゃん」

そして、あの日以来僕はすっかりアズマさんになついて、毎日放課後一緒に帰るようになった。

「今日はどこに行くんですか?」

「んー・・・コンビニ。」

僕たちは、毎日のようにどこかで寄り道をしながら帰っていた。それにしても、アズマさんは本当にコンビニが好きだ。確か昨日も・・・いや、ほぼ毎日行っている気がする。

「僕、肉まん食べたいです!!」

「メロンパン・・・!」

「早く行きましょう!!!」

「おう!!」


そんなやり取りをしながら、僕はアズマさんの手をひいて、早く!とせかした。


「やっぱりコンビニの肉まんは最高ですね!!」

僕はコンビニの前に座り、さっき買った肉まんを頬張りながら言った。アズマさんもメロンパンを食べながら頷いてくれた。

すると、

「あーー!!アズマちゃんに南ちゃん!!」

チッ!来やがったな!

叫びながらこっちへ向かってくるのはアズマさんの幼馴染らしい2年の早乙女西だ。前からずっとアズマさんの隣にいて、家も隣らしい。何とも気にくわないヤツだ。僕だってアズマさんの隣に住みたいのに・・・!!

「また2人とも女子会してるー!僕も入ーれて!!」

笑顔でそう言って、しれっとポケットから白いレースのハンカチを出し、地面に敷くとその上に女の子のように座った。女子かよ・・・。

そう、西は男だ。こんな乙女みたいな性格で女子力もはるかに高いが男だ。憎い。

そして、しれっと流したが、こいつ今「女子会」って言った・・・?しかも入れてって何自分も女子に入れてんだ。

バカなのか?

そんなことを考えていると、アズマさんが喋りだした。

「おい・・・西。」

「?」

「牛乳買ってこい」

「うん!わかったよ!!」

そう言ってまた走り出す西。たとえ幼馴染みだろうと使えるものは使う、さすがアズマさん、かっこいい・・・!

西の、実にひ弱で子犬のような性格は、アズマさんにとってはほぼパシリの状態だった。それでも西は使われていることに気づいてないので、やっぱりバカなのだろう。


数分後、帰ってきた西が

「アズマちゃぁん!この牛乳しかなかったよぉ・・・」

と息を荒らくしていた。

その手に持っていたのは、いつもアズマさんが飲んでいる牛乳とは違う牛乳だった。

「ふざけんな。やさしい牛乳って言っただろ。」

「さ、探してくるね!」

また走り出す西に、

「にっしー!僕、アク●リ飲みたいなー」

と、しれっと注文を追加した。

でも、どうせ西のことだからポ●リでも買ってくるんだろう。

どうでもいいことを考えていると、

ブゥォンブゥォンブゥゥゥゥンンブゥゥゥゥゥゥン!!!!

また、どこからかバイクの音が聞こえてきた。しかも何台もいる。

デジャヴかな・・・?とか思ってしまうが、アズマさんとの素晴らしき思い出だからある意味幸せな気持t・・・

「アァァァァァァズマァァァァァァァァァ!!!!!!」

僕の気持ちを遮るように聞こえてきたのは女性の叫び声だ。しかも、アズマ!と叫んでいるようだった。そしてそのバイクの集団はそのままコンビニに入ってきた。

「え!?ちょ、アズマさん!!何ですかあれ!!?」

「母さん。」

「お、お母様!!!?」

しまった。アズマさんをこの世に産み出した尊き人物と思うとつい、様をつけてしまった。なんてことをしている場合ではない。

「お母さん・・・ていうかあれって・・・」

「ん?うちの組合だけど?」

やっぱりそっちかぁぁぁぁぁ!!でもそれならアズマさんがバイクで登校するのもわかる・・・。でもあれはどう見てもヤクザだよね!?893!!でもそういわれると、どこかアズマさんと顔が似ているような気がした。さすが親子、登場の仕方も一緒だ。

そこに、タイミングよく西が現れた。

「おーい、アズマちゃーん、南ちゃー・・・あっ!!!!」

「ア"ア"ン!?あっテメェェ!!ニシィィィィィィィィィィ!!!!!!」

「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!アズマちゃぁぁん!!」

突然西に絡み始めたアズママさん。

「あの・・・あれ、どうなってるんですか・・・?」

「あぁー・・・西の母さんとうちの母さんが仲悪いんだよ」

「えっ?それで西があんな・・・?」

「うん」

あんな人と仲悪いなんて西のお母さんはどんな人なんだろうか・・・。気がつくと、もうすでに西がアズママさんに追い払われて、いなくなっていた。

そして、私の足元にはちゃんと飲み物が置かれていた。というより、転がっていた。ていうか注文したのと違うし…。

「ところでアズマァ!こんなところでなにしてんだ」

「あぁ、寄り道。」

「そうかぁ!母さんみたいにもっと青春しろよ!!」

「もちろんだ!!」

「じゃあ母さん行くからな!!」

そう言って去っていくバイクたち。

「あー・・・帰るか。」

「そうですね。」


帰り道で、アズマさんが今度おいしいたこ焼き屋さんに行こうと言ってくれた。別にたこ焼きはそんなに好きではないが、むしら嫌いに近い好きだが、とりあえずうれしかった。

後ろのほうから、西のアズマさんを呼ぶ声が聞こえたがそれは無視して、二人で歩いていった。

はじめまして。

読んでくださってありがとうございます。

プロローグのときのやる気はどこ行ったんだっていう程雑です。

はい、雑です。

うちのスパルタ編集長(友達)が「今日投稿しろ」とか言い出すからひぃひぃ言いながら書きました。

そこの赤いあなたのことですよ?

前話を投稿したの昨日なんだけどな・・・。


書きながら思ったけど、やっぱり南ちゃんがかわいすぎる。アズマちゃんイケメンすぎ。にっしー天使。

これからもどんどんキャラ出してきますよ

ちなみにたこ焼きのくだりはフラグです!!


最後に・・・

方位組愛してる!!

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