第1章 大型&中型モンスター掃討作戦 1-42 次のクエストは……
サイクロプスを倒し一旦オクツの町まで移動、その後どうするかについて話している。
すると、影さんが何やら怒られ、いろいろこちらの情報をしゃべらされているようで……
「影さんも大変っすね」
「社会人ですし、このゲームの運営関係者ですから仕方がありませんよ」
「さて、どうしましょうかね?」
「こちらはどこに行ってもいい。どのみちアーマードギア(AG)のメンテで2,3日まともに動かせなくなるから」
「じゃあ、また王都ジュンまで戻りますか。何かあってもどうにかなりそうっすから」
「「賛成」」
という事で王都まで戻ってくることになった。
AGもメンテナンスを受けることになりリアルで3日はクエストを受けないことになり、ディスプくん達もキキョウヤグループの仕事を受けることにしてしばらく適当に過ごすこととなった。
こちらも大型兵装のプレーヤーの指導をして過ごしていると……また王様が襲来してきた……
「大型兵装のプレーヤーはいるか?」
「今ログアウトしてますが……」
「今すぐ連絡をしろ!ドラゴンが出た」
「やっぱり次のクエストはドラゴンっすか?」
「しかも、スタンピードが起きているとの情報が来ているのだ。そちらも対応して欲しい」
「といってもナムさんの大型兵装、リアルであと1日はメンテで動かせないって話しっす」
「それでも連絡が取れれば準備だけでも進められるだろうが!」
「分かりました。うちのメンバーもスタンピードに備えて待機させときます」
「……頼む……」
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パーティメンバー用の連絡チャットに、ディスプくんから次のクエストについての連絡があった。
・ドラゴン1体
・スタンピードが起きている
・うちらもスタンピード対応のため本格的に参戦
という事だった。
ドラゴンと言えばファンタジー世界では最高に強いモンスターとなってるはず。
火力を上げないとまた巨大サイクロプスのように手詰まりでなかなか攻められなさそうだ。
演算ユニットはNVA ThunderBeast(TB) 10 12800Kにしよう。
大威力銃火器を準備するつもりなので、射撃用に演算性能のいいコアがあるのがいいだろう。
性能のやや劣るコアもかなり数が多いから、発熱を減らして他の射撃や格闘にも使えると思う。
ドラゴンは表皮も硬いらしいから、銃火器はメインにアサルトライフル(徹甲弾)。
ヒュドラ戦に使った対戦車ライフルも一応武器庫にストックしてあるので使おうと思えば使える。
さらに大ダメージを与えられるだろう、レールキャノン(装弾数3)を使う。
どのタイミングで叩き込むかが重要になるか。
さらに追加装甲を装備してフルアーマー化、小型ミサイルを多数装填し、多方向からの同時攻撃を狙う。
威力がちょっと弱いからどの程度ダメージを与えられるか……
※ レールキャノン
磁力によって弾体を超高速に発射する。弾体の重量と速度によって威力が大きく変わる。
弾体を発射する磁場の形成に大電力を消費するため、期待の動作にも制限が出る。
※ 小型ミサイル
炸薬の詰まったミサイルを相手にぶつけ爆発させる。
目標をロックオンしある程度誘導できるが、それほど精度は高くない。
格闘兵器は標準のヒートソード、シールドバインダー(パイルバンカー装備)に加え、大電力を使う大型ビームサーベルも予備として準備しておこう。
※ 大型ビームサーベル
特殊な磁場フィールド発生させ、高エネルギーを帯びた粒子をサーベル上に形作った格闘兵器。
加熱させ焼き切るヒートソードよりかなり強力な威力を持ち、硬い装甲すらも貫通し切り裂く。
こちらも磁場の発生と大型化されているため、かなりの電力を消費する。
あとはスタンピード用にグレネードランチャーM32をさらに追加。榴弾もさらに在庫を増やしておく。
廃材の鉄板や鉄骨も同様に追加。
これでスタンピード対応の人員が増えても大丈夫だろう。
これで楽勝ということは多分無さそうだろう……嫌な予感しかしないし。
ハイパーメガランチャーみたいな高威力ビーム兵器が欲しいところだけど、高くて手に入らない。
今回のレールキャノンとかは、買ったはいいがほとんど使わず武器庫に眠っていたから追加出費がほとんどない在庫処理感覚でいいけど、流石に高威力ビーム兵器は買えない……
最後は奥の手でぶった切るしかないかな……その後はもう動けなくなるけど。
次回予告
大型&中型モンスター掃討作戦最後のクエストが間もなく始まる。
初戦のスタンピードは、被害をいかに押させられるのか……
次回 1-43 スタンピード対策




