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~敵の美味しい餌になれ!!~

音無と宝生と神怜でなんとか協力してシャドーナンバーこと神威に注射を打ち神威の覚醒を止めることができた。

そして、飛翔は自力で脱出してしまい結局、神怜達が飛翔を助けに行くことはなくなり、【幻灯街げんとうちょう】に停泊している私用船【劉岳りゅうがく】に乗り込むこともなくなった。

一人で仲間のもとに帰ってきた飛翔は劉岳内で起きた封雅と暦との出来事を仲間たちに話すことを控えることにして先を進むことにした。


一方妃叶は秘密裏に連絡を取り合っている人物からの提示連絡が遅れて入ってきた。

その人物はいま飛翔と一緒に仲間として行動している弓咲だった。

その弓咲は妃叶から許嫁の王と呼ばれていた。

弓咲と妃叶の関係は一体・・・・・。

そして、シャドーナンバーを作り出した第一帝王みかどの正体は飛翔にとって敵なのだろうか?・・・・・味方なのだろうか・・・・・・?






一つの大問題が終わり地図を広げ飛翔たちは地図に身を委ねるがまま許嫁のいる方角へ進むことにした。


「それにしても、この地図一体どこに向かってんだろうなー?」

すると、飛翔はお気楽に頭の後ろで手を組みながら答えた。


「さぁーでも楽しければいいぜ俺わー」

そんな答えに神怜は飛翔のことを過保護に心配した。


「飛翔!何を言ってるんですか!!あなた命が狙われてるのにそんな・・・気楽なこと・・・・・・・」

「いいんだよぉーかたっくるしィー旅なんか旅じゃねーし!!」

そんな飛翔の言葉にリオンと弓咲は少し訂正しながらも飛翔の言葉に同意した。

「確かにー堅苦しい旅しても楽しないしなー飛翔の言う通りちゃうか?今回は!神怜はん・・・・・・」

「そぉーだぜ?ひとつのことだけに目が行き過ぎると仲間にも迷惑をかけることになるんだぜ?」

そんな言葉に神怜は口をどもりながら少し小声になった。

すると、後ろからライが神怜の肩を叩くとにこにこな笑顔を振りまきながらこういった。

「神怜さんも考えすぎですよー少しはリラックスしましょうよー」

そういいながら神怜の肩をマッサージし始めた。


そんな環境に神怜は気を許そうとした瞬間に神怜の脳内にどこからか必死に神怜を呼ぶ声がひとつだけ「キーン」と心に突き刺さるような声で響いた・・・・・・・・・・。




その瞬間神怜は発作的に腰の刀を抜き、後ろを向くとそこにライの姿はなかった。

その瞬間神怜は勘付きポロッとつぶやいた・・・・・・・。



「もう・・・・・・敵の巣の中か・・・・・・・」





そう、飛翔たちはいつの間にか夢を見せられいた。

鏡の中に5人別々に放り込まれていた。

幻影とずっと楽しくおしゃべりをしていたのだ・・・・・・。


だが、神怜が刀を抜いても敵の本体は一切現れないが声だけ反射する鏡360°全部から声が聞こえてきて場所の予測なんてとてもじゃないけれどできなかった・・・・・・・・・。



「ふふふふふ・・・・・・・・・・・皆死んでくれない?僕のために・・・・・・・・」











一方、飛翔たちがまた危機にさらされている頃妃叶は第一帝王みかどのことを調べていた。




第一帝王みかどって・・・・・・誰よもう・・・・」


すると、妃叶の後ろで自分のことを指差しながら立つ男がいた。


「あなたは資料室の管理人さん!!」

音無おとなしです。」

「あなたが第一帝王なの?」

「えぇ・・・・・・・まぁ・・・・・・」

すると、音無の胸ぐらをつかみながら自分の方へ引き寄せてこう言った。

「じゃ・・・・・・シャドーナンバーのこと教えなさい!!」

すると音無は嬉しそうな顔をしながら拒否した。


「あぁ・・・・・・・嬉しいですこのままの体制でいてほしいですが・・・・・僕が作ったシャドーナンバーのことは一切お教えすることはできませんよー!!」

「口は・・・・・・硬いようなんですね」

「もちろん、技術者や物を作る科学者は守秘義務を大切にする人達の集まりでないと物を共同で作るなんてことできませんからねぇー簡単に自分の発明人に売るはずないでしょ?」

「まぁ・・・・・・そうね」

そういい諦めたように音無の胸ぐらをゆっくりと離し部屋へと帰っていった。

すると音無が諦めたように帰る妃叶の背中に言葉を投げかけた。


「諦めるんですか?!」

すると妃叶は後ろを向かずに大声で叫んだ。

「諦めるわけ無いわよ!!また別の方法考えるだけー今日は一旦終わりー」

そういい大きく手を振り帰っていった。

小さな妃叶の背中はこの時だけすごく大きく逞しく見えたような気がした。




妃叶が消えると天井から宝生が降りてきた。


「妃叶様が第一帝王を探してる?何故に?しかも隠密を通さず自ら?」

「不思議だねー」

「そうね・・・・・・」

すると、音無が宝生の腰にいきなり抱きついたので宝生は背負投をして片足で踏みつけながら何気なく疑問を考えていた。


「妃叶様まだ何か隠してる・・・・・・・・」

「そうだろうねぇ~あぁ・・・・・・・もっと踏んでくだ・・・・・!!」



ギュッと踏みつけて資料室の中に音無をほったらかして宝生は入っていった。




「あぁ~ん待ってよ~宝生たぁ~ん!!!!!」





(バァシーン!!!!!!!)






資料室に爽快な張り手の音が鳴り響いた・・・・・・・・・。


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