~そろそろやっちゃいましょう!~
ついに飛翔と神怜は別館から本館へとやっと乗り込み刹蘭と如月たちが待つ本館の大広間に着いた、そこには弓咲・ライ・リオンと飛翔の仲間たちが揃っていた。
そして飛翔はやっと刹蘭の顔を拝むこととなりそして戦うことができると嬉しそうにニヤついた。
そして、本当の妹に背中を斬られ核心モードになった如月は弓咲と対峙しようとしていた・・・・・・・・・。
「メンツはそろった……。それでわ・・・・・・はじめましょうか?」
刹蘭は飛翔たちに向かって両手を広げて言った。
すると、飛翔は刹蘭に弓咲は如月に向かって襲い掛かっていくとその後に続いて神怜は飛翔の方をリオンは弓咲の方の後を追いかけた。
そしてライは実の父親刹蘭を皆の後ろから見つめていた。
「どうした?来ないのか?我が息子という名の『人形』よ・・・・・・・」
「俺は・・・・・・おれは・・・・・・・あんたの人形じゃない!!」
「ライ!その思い聞き入れた!!!」
ライは力いっぱい叫ぶと飛翔はライの叫びを聞き入れ刹蘭に斬りかると、刹蘭が右腕でその刀を止めた。
「なっ!」
「まさか腕が出てくるとは思わなかったかキミも・・・・・・・」
「お前は痛みを感じないのかよ……。」
「いいや。痛みを感じないのじゃなくて私には元から痛覚なんて存在しないんだよ・・・・・・。」
飛翔の剣を受けた刹蘭の腕からは真っ赤な血が流れ落ちてきていたのにもかかわらず、痛覚がない刹蘭は奇妙に笑い声を上げながら飛翔の剣を自分の右腕から離した。
「きゃぁっ~っぁあははっははははっははっはははぁっはっ!!!!!!!」
「何気持ち悪い声あげてんだよ?!」
「血・・・・・・・血ですよ………滾りますね……ふふふふふはぁはは!!!!」
といい自分の掌についた血を見つめながら呼吸を乱しながら口からよだれを垂らしとても先ほどまでの普通に喋っていた男の言動のではないと思いながら少し引き気味で飛翔は見ていた。
「もっと・・・・・・・楽しい宴を楽しみたいそして残虐で残酷な生命をこの世に……。」
「はぁ?残酷だぁ?やっぱり頭いっちゃってんな・・・・・・・。」
「飛翔。父さんと……父さんと・・・・・・・・闘わさせて。」
そんなライの言葉に飛翔は今から戦おうと刹蘭に向けていた裁きの剣を降ろし刹蘭に背を向けた。
すると、刹蘭は先ほどの三角のポーズを飛翔にバレない様に作り飛翔に光の輪を投げると飛翔がその三角の光の輪に締めつけられたが一瞬で砕け散った瞬間を見て刹蘭が、
「な!なんだと?六星封輪が破られただと?」
「卑怯なやつ……。まぁ俺も言えねぇけど、これから戦うお前の相手は俺じゃねぇーお前の息子『ライ』だ。」
「父さん。僕が相手するよ!!」
一方その頃如月は、弓咲と戦っていたその後ろからリオンが弓咲を追いかけて戦いに参加してきた。
「弓咲!」
「リオン……!!手出し無用やで、うちがつけなアカン決着なんやから!!」
「わかってる。」
「あんたらうち放り出して喋りはる余裕あるんやったら目の前の戦いに集中せな怪我しますえ?」
と言うと如月は弓咲に向かって掌を広げて眩しい光の幾千もに束になった糸を出して弓咲の頬に傷をつけた。
弓咲は自分の頬を触り傷を確認し血を拭いながら如月に
「こんな傷、ねぇちゃんの心の傷に比べたら全然痛ないわ・・・・・・・・・・。」
「なんだよあれ?!核心モードってただ化け物になるモードかよ?!」
リオンは弓咲の後ろからそう呟くと弓咲は先ほどの糸で引き裂かれた服を少し引っぱり上げまた弓咲に向かっていった。
「如月あんただけが強よなった思ったら大間違いやからなっ!」
といい弓咲は口に何かを入れ如月に飛びついて行った・・・・・・・。
すると弓咲が口を動かすと弓咲の周りの空気の色がだんだん変わり弓咲も手から何か出してきた。
「封解」
「な・・・・・なんだよそれ弓咲。」
「これ?これはねねぇちゃん風にゆうたら『ソードモード』ゆうたらええんかな?」
といい掌に乗っけたカンザシを剣へと変え如月に剣を向けた。
「そうどすか?つよなったんはうちだけちゃうっちゅうことですなぁ~」
その頃妃叶の隠密屋敷に連れて来られた宝生は、
「あの、計画とは?」
「それは、我の生き別れの兄 「大藤 飛翔」を私のこの手で復讐し始末することだ。」
「え・・・・・・・・・。」
その計画に宝生は不思議に思い聞いてみた。
「何故?本当の兄なのに・・・・・・・・」
「兄?そんなザコい称号我にはいらん。この世の妹は兄を愛したり慕ったり愛でることが多いらしいが我にはそんなもの無価値だ我に必要なのは、あの兄が産まれながらに持つ裁きの剣を支配できるガガリオスの聖紅眼と裁きの剣を我は欲しているだけだ。」
それを聞いたときに飛翔に負けた本当の理由が分かり宝生は驚きを隠せずにいた。
「そうですか。なら説明がつく、なぜあんなにあのお方が強いのか・・・・・・・。」
「それはガガリオスの生まれ変わりだからだよ。大藤家は誰でも知っているが飛翔は私と引き換えに養子として迎え入れられた男の子だ。だが、飛翔はどこかの家から引き取ったのではなく拾ったのだ。我父劉道が三島山へ行ったときに拾い上げてきたのだ。そこは昔、ガガリオスが住んでいた故郷と言われているらしい………そうその時からもうおかしかったんだよ。飛翔のせいで大藤家は変わった。」
宝生は静かに昔話を語る妃叶を見つめ宝生は答えを出した。
「お気持ち察します。もともと妃叶様にもぎ取られるはずだったこの命貴方様に強い願いがあるのならばこの宝生御身を尽くしましょう。」
といい宝生は妃叶の飛翔を自分の手で抹殺する計画に乗った。
そして妃叶は宝生に命令した。
「あやつらを影から見守りもしもピンチだったら助けろ。私も、たまには兄の前に出たりするが、あくまで兄は我を知らない・・・・・・・・だからすべて秘かに道をそらさない様に誘導してはくれないか?」
すると、宝生が妃叶に、
「わかりました。だがそんな大役を私でよいのでしょうか?」
「いいのじゃ。我にはまだやらなければならないことがたくさんある。」
といい妃叶は宝生に背を向け隠密屋敷の今いる部屋の扉を開け出てい行こうとしたところで宝生に、
「しばらくはここにおれ。医療は発達しておるからお前の脇腹も早急にできるぞ?おらぬのか?」
「あぁ……ではお言葉に甘えて。」
といい宝生は妃叶の隠密屋敷にしばらくいることにした。




