~4人の心といつかの因縁~
一大決心をした飛翔が雪蜂との戦いで【裁きの剣】の中に入りこの大屋敷の許嫁達を全員片づける強大な力解放する為に剣迷宮に鎮座する神に会いに行ったが、この迷宮は入ったら最後出れるかわからないらしく『裏モード』として今まで誰もそのモードに触れることはなかったが、飛翔はその禁忌の扉を開けいざ、剣迷宮へと迷い込んだ。
そんな、飛翔が剣の中で迷宮へ迷い込んでいるその地上では飛翔の影武者 拍が雪蜂を殺し一件落着と行きたかったが……拍が水神と言う朔詠に拍の姿が見えないことに疑問し神怜は朔詠に質問すると、それは飛翔の許嫁『棗』が本物の水神の姿に化けた姿だった……神怜は棗と対峙することとなった・・・・・・・。
そんな、飛翔たちが雪蜂と死闘を繰り広げようとしている同時刻に弓咲たちも本館に自分の因縁の相手と真っ向から勝負しないといけない状況に追い込まれていた・・・・・・。リオンはレイルの相棒と言われていたティファが道を塞ぎ、ライの前には宝生と謎の男……その男にライは震えあがっていた。
そして、弓咲の目の前には飛翔が殺したはずの如月が傷一つ無い状態で刹蘭の横に立って弓咲の前に立ちふさがった……。
弓咲は、リオンは、ライは、神怜は、そして…………飛翔は…、本当に無事でいられるのか?
飛翔は、剣の中に入り、目を覚ました・・・・・・・・。
「ここ、どこだ………?もしかして成功したのか………なら、進まねぇ~とな早くしないとあいつらが死んじまうな……。」
と言い真っ白で何もないところをただひたすら歩きだした・・・・・・・・・・。
「こんなところに神様なんかいるのかよ・・・・・・・・・・・っ。」
と、独り言に独り言を重ねポツポツと傷だらけの足を引きずりながらまっすぐ歩いていた……振り向くことなく……というか、飛翔は怖かった……振り向くのが、ここで振り向くと何かが終わってしまうような気がして、ただただまっすぐ前を見て歩く事しかできなかった……真っ白い道なき道を………。
その頃・・・・・・・・地上の神怜と拍はと言いますと?
「あなたが私の人体実験に協力してくれるなら……考えるわ・・・・・・・・。」
と、棗が少しメガネをずらしながらメガネの隙間から神怜を見ると、
「ホント陰険なお人ですね・・・・・・・・僕はそういうお方あまり苦手なんです。」
すると、顎に手を当てながら、顔面に飛び蹴りを食らわした!!!
「それなら、飛翔みたいな明るい方に解剖された方が潔いからそちらをご所望いたします!!!」
すると、空中を回り棗の背中にまわると棗の背中に小刀を突き付けた……だが、妙におとなしい棗に神怜は不信感を覚えていた………すると、
「おぉおぉおぉ!!!!!!!!さすが武道派は回ったり、空中を飛んだり曲芸が好きだなこれは幾年過ぎてもだな……だが、それ故に、足元が疎かだぞ……。」
神怜が足元を見てみると少し粘ついた液体を神怜の足の裏が張り付いていた・・・・・・・。
それはピンポイントに計算されたように、神怜の足もとにのみ塗られていた……。
「なんだこの液体!!!!」
すると、棗が、ニヤつきながら、
「それは、この棗が特注で作った【超ベタベタ君】俺が自宅で栽培してるシロバナムシヨケギクを使いゴキブリの粘着剤の様にしたのだが粘着力が足りなかったのでモルタルを混ぜてみたのだ・・・・・・・・・。どうだ?俺の発明は?それと、お前の着地点はお前の視線でわかったよ。そこにただこの球を置いてお前が踏めばいいだけの事!!」
と言ってまた眼鏡の奥でニヤついた・・・・・・・・。
神怜は無理やり剥がそうとすると、棗が神怜に、
「それ無理やり剥がすと………足……取れるぜ・・・・・・・それじゃぁ人体実験始めようか……。」
一方本館の分かれ道でそれぞれの道に分かれたリオン達はそれぞれの敵と対面していた……。
リオンの前に現れたのは、レイルの元相棒ことティファがリオンの行く道を塞いだ………。
「ははっ!!!!お久しぶりジャン!!レイルのアニキだっけ?ゴミとか言われてたけど・・・・・ぶっ。」
すると、リオンがティファに、
「なんでお前が生きていて・・・・・・・。」
すると、ティファが呑気に、頭の後ろで手を組みながら、
「それは『実力の差』ってやつじゃねぇ?」
すると、リオンがティファに怒るように、
「レイルは!レイルは……お前みたいに呑気なやつに実力の差で負けるような弱い奴じゃない……それで生き残れないなんてありえない………あの時お前も飛翔に切られたはずだ……。」
すると、ティファがリオンに、
「神のご加護があれば【裁きの剣】なんて毛頭効かないんだよ!!!」
すると、リオンはティファに、
「何か裏があるはず……レイルの死にも……!俺が暴いてやる!!!」
と言いリオンはティファに飛びついたすると、ティファは初めてあの場で見せなかった武器を出してきた!!
「なんだよそれ……三叉・・・・・・・・・・?お前……!?」
すると、ティファがリオンにお辞儀をし、
「どぉも~はじめまして許嫁No.12 ティファ=ノイズ そして悪魔柱【アスタロト】の加護を受ける僕も悪魔なんですよ・・・・・・・。でもあなたとは違う上級階級の悪魔ですがね・・・・・・・・・。」
と言いティファはリオンの攻撃を止めて笑いだしリオンとティファは戦い始めた。
一方違う道を選んだライの前には宝生と謎の背の高めの男がやってきたその背の高い男を見てライは目を見開きながら驚いた……。
「宝生さん………なんで……この人を連れて来たんですか僕の前に・……。」
すると宝生がライに、
「そりゃぁあんたが敵に寝返ったからやないか……それまではおとなしゅうしといたる約束やったやろ?それにうちも深手おうてもたし・……やからこいつぐらいしかおらんのや……なぁ呉愁」
すると、呉愁が宝生に、
「いぇ…僕は光栄ですよこんな場に出していただいて、宝生様には感謝しています………義理であれ弟とこうやって戦える機会を与えてくださったのですから…・・…。」
すると、宝生が呉愁に、
「いや・・…ええねん。刹蘭の奴はこんなとこに目ぇ回らんわがままなやつやからなぁ~」
すると、ライが呉愁に、
「今頃来たって遅いよ・・・・・・・・もう兄さんなんて呼べないよ・・・・・・・。」
すると、呉愁がライに、
「そうだな……そう・・・・かも知れないな・・・・・・・だって、勝手に出ていってお前に音霧ノ家をすべて押し付けたんだもんな・・・・・・・。でも、俺は何もしてなかったわけじゃない、ずっと音霧ノ家にいた宝生さんの所にいただけなんだよ・・・・・・・・ただ俺は音霧ノ家を裏切りはしない…・・…お前みたいに!!!ライ!!帰ってくるんだ!!!!」
するとライが、悲しそうな顔で呉愁に、
「もう…・…無理だよ……もう元には……・戻れないんだよ…・・・ごめんね呉愁ぼくさぁ音霧ノ家には帰れそうにないよだから呉愁相手しよっか?」
すると、呉愁もライに哀しそうな顔を向け、
「そうか、決めているんだな。それでは、僕が、お相手しよう……」
と言い呉愁は胸元からお札を出すと、ライに投げつけた!!!
「お札?!その技は神人流華中流々炎の・・・・・・・・・・基本的動作呉愁神人流に入門したわけか・・・・・・・・。」
ライがお札を避けるとそれを見た呉愁は、
「へぇ~昔のライじゃなさそうだ・・・・・・・舐めてかかると殺されちゃいそうだ・・・・・・。そうだよ僕は僕が憎んで憎んでやまなかった神人流に入門したんだ・・・・・・・・。」
と言いライと呉愁の戦いは始まった・・・・・・・・。
宝生は腹を抱えながら何かを悟るように天井を見上げた・・・・・・・・。
一方、弓咲はみんなと離れたどり着いた先は雪蜂の台座する部屋かと思いきやそこには如月が刹蘭と弓咲を待ち構えていた・・・・・・・・・・。
「なんで・・・・・・・・ねぇちゃんがここに・・・・・・・なんでこんなに早く・・・・・・・・・決めなアカン時が・・・・・・・・来るんや・・・・・・・。」
そう弓咲が言うと、如月が弓咲に言った。
「運命や………・・あんたがここに来てうちともう一度出会うことは決められてたんや・・・・・・」
すると、後ろに鎮座していた刹蘭が動き出し如月の横に立ち、喋りだした。
「如月・・・・・・・・・・・・・・やらないのか?」
すると、如月は刹蘭に、
「そうまぁせかさんと・・・・・・・刹蘭はんお話も意外と必要なんでっせ・・・・・・・・。精神攻撃っちゅうやつですわ・・・・・・。」
と言うと刹蘭はまた自分の席に戻り座った。
そして、如月は弓咲に、
「そしてあんたにはうちがここにおるだけで精神的にキイとるんやろうに・・・・・・・・・本間可哀想な弓咲・・・・・・・大藤のボンに踊らされて・・・・・そして最後には捨てられるんが落ちやのに・・・・・・・・なぁ・・・・・・。」
すると、弓咲が如月に、
「そんなん・・・・・・・・・そんなんわからへん・・・・・・・わからへんやん・・・・・・・。」
というと、弓咲に耳を傾けながら如月が、
「はぁ?なんか言いましたか?声がちいそうて聞こえまへんなぁ~!!!!」
というと、弓咲が如月に大声で、
「わからへんゆうとるやん!!!飛翔がうちを道具みたいにポイするやつとは少なくともうちは思わへん!!!!!だから、約束したんや・・・・・・・・。飛翔は『うちに任せる』ってゆうたんやだからここはうちの判断で・・・・・・・・・ねぇちゃんを抹殺さしてもらう・・・・・・・!」
すると、如月が弓咲に、
「はぁ~妹に裏切られたかぁ~うちも落ちてもうたなぁ……でも、なめんといてな弓咲!あんたはうちを裏切ることなんかこの先後生でけへんのや・・・・・・・・いや言葉間違えたな……でけへんようにねぇちゃんがあんたを躾してしたろう・・・・・・・・・。」
すると、後ろにいる刹蘭が如月に手をかがすと如月の目が蒼く光りだした!!!そして、弓咲に不思議な青い光を浴びせると、弓咲の眼の色が黒から青に変わった・・・・・・・・。
すると、如月は青い目になった弓咲に、
「今からあんたはうちのゆうことしか聞けんようになる・・・・・・・・・ええか?」
すると弓咲は如月に意識のないふわふわとした返事で、
「はい・・・・・・・・・・・・・・如月様・・・・・・・。」
祝20話を迎えました!!!!!
そんな20話目が大事な大事なお話を載せることができて嬉しいです!!!
福島いるか




