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Fantasy Really World  作者: 水皮 天
10/150

Candidate!

新キャラ登場します!

 2人はパーティへの加入希望者がなかなか来ないため、二層で少し強敵が出るエリアで自分たちを鍛えていた。そんな中、ミナは遠くを指差す。


「ねぇ、フリスタ。あそこにいるのってプレイヤーかな?」


「あそこ?ってあー、多分。」


フリスタはミナが指す方向を見ると、木に寄りかかって寝ているプレイヤーがいた。普通ならモンスターたちに襲われて街へ戻されるところだが、運良く襲われていないようだった。


「起こした方がいいかな?」


「かもね。」


2人はそのプレイヤーのところまで歩み寄り、ミナが声をかける。


「あのー、そんな所で寝てると危ないですよー。」


「...」


しかし、そのプレイヤーは反応しない。なら今度はもっと大きな声で叫ぼうとしたそのとき、背後に嫌な気配を感じる。2人が振り返ると、明らかに野生にいてはいけないような風格のモンスターがいた。そのモンスターが咆哮し、攻撃のモーションに入った瞬間。


「刀術初部-飛-。」


小さな言葉とともに、そのモンスターの体は切り裂かれ姿を消した。そしてそれは、言うまでもなく後ろの寝ていたプレイヤーによるものだった。


「いやーごめん。うっかり寝てたよ…」


「いえ、結局わたしたち何もしてませんし…」


呆然とした表情でミナが応える。


「まぁ結果はどうあれ迷惑をかけたことには変わりない。」


それから礼がしたいという彼の要望により、3人は一旦街へと戻った。そして彼はユギンと名乗り、ミナとフリスタも簡単な自己紹介を済ませ本題に入る。


「それで実はパーティメンバーを探してて、もしよかったら入って頂けないかなぁと…」


お礼なら、とミナがフリスタと話し合って提案したのはパーティに入って欲しいということだった。


「なるほど…けど、ちょっと難しいかな。」


「えっ?もしかして私たちじゃ弱いってことですか?」


「いや、そうじゃなくて。俺の戦い方ってちょっと特殊なんだよ。だから、今までいたパーティからは追い出されちゃってね。」


「そういうことだったら、一回戦ってみればいいんじゃない?」


そう言い出したのはフリスタだった。しかしここでの戦うはいつもとは違い、PvPというものだった。実はFRWにはPvP専用エリアというものがある。フリスタは力を合わせるなら互いの全力を見る必要があると思いこの話を持ち出した。


「分かった。だけど手は抜かないよ。」


「「もちろん!」」


話もまとまり、3人はPvP専用エリアへと向かった。


「形式は秘密対戦で、1対1。回数は私とユギン、ミナとユギンの計2回。勝利条件は相手のHPを0にすること。で、大丈夫かな?」


フリスタは設定を済ませ2人に確認をとる。


「俺は問題ないよ。」


「私も大丈夫!」


「じゃあこれで決定っと。じゃあまずは私とユギンから。」


「了解。」


そしてミナにとっては見るのもやるのも初のPvPが始まった。

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