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とある男女の恋模様  作者: はから
第三章 とある男女の恋納め
47/85

とある男の誕生日祝い

つい最近ブクマ10件ありがとうございます!

って呟いたばかりなのにもう20件…( ゜Д゜)


レビュー、感想もありがとうございます。

気づいたら多くの方に評価いただいています。


書いた当初は少しでも見てくれる人がいたらいいなーと思いました。

ここまで評価いただけて幸せです!

ありがとうございます!


引き続き完結まで頑張っていきます。

今後ともよろしくお願い致します。


 来週は愛海の誕生日だ。

 俺の誕生日を祝ってもらったんだから、俺も愛海の誕生日を祝う。


 プレゼントはネックレスにした。

 指輪は今度贈りたいし…。

 愛海の綺麗な鎖骨にネックレス…たまらんっ!!!

 今からでも妄想が捗るわー。

 

 当日は俺の家でまったくのんびりのご所望のようだ。

 ちょうど金曜日だし、会社を休んで朝から準備予定。

 こういう時に使ってこその有給!

 仕事そんなもんしらん!

 リス子任せたぞ!

 

 愛海にはアルコール事件で心配かけたし。

 その後も問題なく、通常通りの日常に戻っている。

 橋本組さんからは、見舞金という名の示談金受け取ったけど…。


 ナニアレ?

 ワー、諭吉先生ガタクサンアルー…。


 スーツのクリーニング代だけでよかったのに。

 橋本社長からは手打ちとして受け取ってくれって。

 手打ちって…怖い人かよ…。


 受取を固辞したが、受け取らなかった場合は萩田さんの飲み代に消えるということで、渋々受け取った。

 その後、金沢さん、楠田さん、萩田さん、橋本さんで、俺を居酒屋に連行するのはおかしくないかな?

 俺の金からっておかしいでしょ!

 あんたら管理職でしょ!

 え、見舞金で払え?

 おおぅ…、なんという暴論。


 俺に酒をぶっかけた男も首になったようだし。

 これで愛海も安心して仕事ができる。

 よかよか。


 

 妹の千尋から連絡が来ていた。

 「愛海さん綺麗だね!」って。

 愛海に聞くと、俺が搬送された病院で看護実習をしていたらしい。

 運び込まれた時は心配で見に来てたって。


 ふーん。

 千尋は看護学生だかなぁ。

 それはわかる。

 

 だけど、なーんで愛海と千尋が仲良くなってるの?

 ついでに母さんとRINEでやり取りするようになった?

 解せぬ。


 おーい、俺を除け者にするなよ…。

 え、女だけの会話だから来るな…?

 酷い…。 












 「なにこれ…」


 「本気出してみた」


 愛海の誕生日当日。

 愛海を会社まで迎えに行き、そのまま家に帰ってきた。

 

 準備された晩飯を見て、愛海は絶句していた。

 え?本気出しただけだよ。

 料理が趣味の俺に不可能はない!

 今日の俺は無敵だぞ!!!


 「出前じゃないよね…?」


 「愛海の誕生日なんだから手料理」


 「ええ…」


 ケーキだけはオーブンないから買ってきたけどね。

 デカいオーブンがあればなぁ…。

 電子レンジでもいけるけど、上手く作れない気がする。


 「………」


 「どうしたん?」


 「敗けた…。紅葉のが絶対料理上手い…」


 …てへぺろ。

 こんな手のかかる料理を、毎日作れって言われても無理。

 愛海の誕生日だから頑張っただけだ。


 「残り温めてくるから、今のうちに風呂入る?」


 「…そうする」


 愛海さーん、戻っておいでー。

 愛海の料理も十分美味しいから大丈夫だよ。

 付き合った当初の、調理に比べればもの凄い上手くなってるしね…。

 愛海さんや…。

 混ぜるだけとか温めるだけは料理やない…。

 調理や…。











 「誕生日おめでとう」


 「ありがとね」


 風呂から上がった愛海は元に戻っていた。

 元に戻ってたけど、乾杯の酒を出したら怒られた。

 ドンペリのロゼなんて買ってくるな!と。

 

 いや、そこまで値段しないけど…。

 数万だから…。

 ほら、見舞金余ってるし。

 愛海がスパークリングワイン飲みたいっていうから買ってきたのに…。

 愛海が飲まないなら俺が頭からら被るわ…と言ったら愛海が折れた。

 せっかくの誕生日なんだから、今日くらいは奮発させてくれ。



 「美味しい…」


 「頑張ってよかった」


 「美味しくて悔しい」


 俺の料理なんて趣味の延長なんだから、そこまで凝ってないと思うけど。

 え?初めて来たときに調理器具がたくさんあって普通じゃないと思った?

 失敬な。そこまで多くないでしょ。

 趣味の延長なんだけどなぁ…。








 「誕生日おめでと」


 「…やっぱりあるわよね」


 食事を終え、愛海にプレゼントを渡す。

 愛海にプレゼント貰ったんだから、贈り返すのが男だろ?

 

 「開けて」


 「これ…」


 「愛海に似合うと思って」


 「ありがと…。大事するね」


 俺が愛海にネックレスをかける。

 うわっ…愛海の鎖骨エロいわぁ…。

 鎖骨フェチじゃないけど目覚めそう。


 「これいくらしたの?」


 「………」


 「顔を逸らすなー!」


 「ソンナ高クナイヨー」


 やっぱり気にしちゃう?

 そこはノータッチでお願いします。

 愛海が俺の頬っぺたをぐいぐい引っ張ってくる。

 プレゼントはこれで終わりじゃないんだけどね。


 「はいみ(あいみ)


 「なに?」


 「同棲しない?」


 「………同棲?」


 愛海が混乱してる。

 土星、ドッセイとか謎の言葉を呟いてる。

 愛海って混乱するとポンコツになるよねぇ。

 そこが可愛いんだけど。

 意味不明な言葉を呟いてる悪い口はこれかな。


 夜はまだまだ長いんだから、しっかり話し合おうか。


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