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この仲間たちは三人そろっていい人柄なのです!

 

「魔、魔法が使えない何て・・・・・・。」


俺は思わず地面に手をつく。


 異世界に来たのに魔法が使えない何て・・・・・・。私立高校に入学して一回も行かない事と同じくらいに無いでしょ。

 だって異世界だよ?異世界って言ったら、魔法を使う事が醍醐味でしょ。


 衝撃的な事実を聞いて固まっていると。


 「お、落ち込まないでユウサク。ほら便利なスキル持ってるんだし、私よりかは全然ましだよ。私なんか剣での攻撃と斬撃系魔法での攻撃しか攻撃手段ないんだよ?それと比べたら全然マシだよ。」


アカネが俺の肩を優しくたたきながらそう励ます。


 やっぱりアカネは優しいな・・・・・・。


 アカネの性格に感動しながらゆっくりと立ち上がる。そして立ち上がったその時。


 「バカか・・・・・・。どうでも良い事で大げさな。ていうかチョロすぎでしょ・・・・・・。」


遠くから誰かの声が聞こえる。


 誰だ?チョロすぎでしょとか言った奴は?チョロくて悪かったね・・・・・・。


 俺は心の中でそう思いながら当たりを見渡す。


 周りでは・・・・・・。


 「ねえタスク?今度上級魔法教えてよ。確か上級魔法いくつか覚えていたでしょ?」

「上級魔法は『アイスクリスタルプリズン』って言う魔法しか覚えていないけどメグがそれでいいって言うなら良いよ。僕に任せて!」


 俺から少し離れた場所ではタスクとメグが楽しそうに話している。


 そしてその少し奥では。


「《セカンド・ファイアランス》!」

 「《ブレイドインパクト》!」


 騎士団がもしもの時の事を考え訓練に励んでいた。


 そしたら誰なんだ?


 そう思いながら後ろを見ると。


 マルクがゴミを見るような目でこちらを見ていた。


 うーん?言ったのはマルクで間違いないんだろうけど、何で俺だけに当たりが強いのかな?俺何かしたっけ?


 不思議さのあまり頭の中がクエスチョンマークで埋まっていると。


 「みんなー!そろそろ行くよ!」


 アカネが周りにそう呼びかける。

 

 その声を聞いて俺たちはアカネのもとに集まる。


 「パーティーに遅れたらいけないから急ぐよ!」


 そう言ってアカネは歩くペースを上げる。

 俺たちも置いて行かれないようにと歩くペースを上げる。


 その時遠くから。


 「そういえば新しく入った魔王軍幹部。噂だと相当な異常者だってよ。」

 「まじで?あの名だけで無害な魔王軍幹部のバルスより異常なのか?」

 「さあ?そこまでは知らないけどバルスより異常者って考えられないよな。」

 「だよな。あっ!そういえばこの前バルスが近所のおばさんにカラスキラーって呼ばれてたの聞いたぞ。」

 「・・・・・・。バルスって本当に魔王軍幹部なのか?相当この王都に馴染んでるし・・・・・・。」


 無害な魔王軍幹部って何なんだ?ていうか王都に馴染んでる魔王軍幹部ってありえるのか?


 俺はそう思いながら訓練場を離れていく。


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