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第一の依頼:ファーストキスはレモンの味!?

あっ、おばあさんの連絡先、聞くの忘れちゃった。まあ、いいか、チャウチャウから透しできるから。

そう、あたしは超能力もあるの。透し、テレパシーなどね。


あたしは屋根裏部屋の机の上に写真を置いて椅子に座って眼を閉じた。しばらく、眼を閉じていて、眼をゆっくりと開けた。その眼は真っ赤だった。超能力を発揮する時は赤くなるのだ。


チャウチャウのモナカはどこ?


あたしは手を写真にかざし、また眼を閉じた。


モナカとおばあさんが散歩してる。あっ、モナカが急に走りだした。おばあさんが転んだ。モナカはどんどん走った。落とし穴?に落ちた。もっと後にいって?子供たちがモナカを取り出した。ふうん、あの子たちね。

わかった。


パチパチ…


背の高い黒髪で真っ黒の服を着た30代ぐらい男が立っていた。


「サンデー、また、突然現れて、ビックリするじゃない」





「俺は、ずっといたぜ。ただし、壁と同化してたけどな。透しもいいが、魔法使いなんだから魔法を使わないと上達しないぜ」


サンデーは机に座った。


「あたしだってわかってる。魔法の道具買うのにお金がいるから、今回はしかたなく超能力を使ったんじゃない」


あたしはニガムシを噛みしめた顔をした。


「あぁ、そうだな。ここもタダで借りてるんだよな。便利屋が上手くいったら、魔法学校に入った方が手っ取り早いぜ」


サンデーは前髪をかきあげて言った。


そう、お金があれば魔法学校に入れるの、あればね。


サンデーは黙ってればいい男だ。きっとモテるだろう。黒髪に青い眼から眼が離せなくなるはずだ。サンデーのことは後で詳しく話すわ。


あたしは写真を手に取り立ち上がった。


「あたし、出かけるから出て行って、ちゃんとドアからよ」


あたしはドアを指指した。


「わかったよ。またジャマしに来るぜ」


サンデーは長い足を見せびらかすように大股で出て行った。


「ふう」


あたしはため息を一つした。そして、ドアを開けて外に出た。




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