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第一の依頼:ファーストキスはレモンの味!?

学校行かなくていいのか?って


日本人の子供は中学まで義務教育だったわね。


あたしたち、魔法使いは、ほとんどの人間に姿が見えなくなってから、しかたなく魔法使いの学校を作ったの


あたしも孤児院から通ってたわ。


姿が見えてた頃は人間の学校に中学まで通ってたって話を聞いた。

姿が見えないって便利なようで不便なんだ。


便利なこと


タダで交通機関に乗れる。飛行機もだよ。


タダでお店の物をもってこれる。泥棒なので魔法警察に捕まるから、ダメだけどね。

ちなみに、魔法警察はただ乗りは取り締まらないよ。


不便なこと


人間の友達が出来ない

姿が見えないので魔法を使う仕事しかできない。

あたしは魔法修行して、のちには魔法探偵になりたいんだ。

目指せエルキュール・ポアロ!

ほとんどの人間に姿が見えなくなった謎もといてみたいな。


そんなことを考えてる間も手はビラを配ろうとしていた。

そうそう、声も聞こえないんだ。


それでも、あたしは


「なんでも引き受けます。お気軽にお声をおかけ下さい」


って言ってた。

腰の曲がった小さな白髪のおばあさんがヨロヨロと歩いてきた。


あたしは

「なんでも引き受けます」

っと言ってビラを渡そうとしてみた。


おばあさんは受け取った。


やったー、受け取った!


「何か困ったことがあったら、こちらにご相談下さい」


「困ったこと?そうね、あるわ。モナカを探して欲しいの」


おばあさんは腰をさすりながら言った。


「モナカさんですか?お写真はありますか?」


あたしは興奮を抑えて言った。興奮すると声が甲高くなってしまうのだ。


おばあさんはバックをゴソゴソして写真を取り出した。


あたしは受け取って見た。


チャウチャウだった。

犬か、最初の依頼はこんなもんよね。


「見つかった場合は、3万円いただけます。他には見つからない場合も捜査料金として実費をいただけます。よろしいですか?」


「いいです。よろしくお願いします」


あたしはおばあさんと握手した。手が震えてる大丈夫かな?


「では、準備があるので失礼します」


あたしは自宅の屋根裏部屋に向かった。

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