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最強陰陽師とAIある式神の異世界無双 〜人工知能ちゃんと謳歌する第二の人生〜  作者: 出雲大吉
第7章

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275/275

第275話 女子会(part1) ★


 夕食を終え、少し話をした後、解散となったので私達は3階に上がる。

 そして、イルヴァさんとロザリアさんが眠そうな顔で自分達の部屋に戻っていったので私も自分の部屋に入ったのだが、何故かアリスとリリー、そして、アニーさんがついてきた。


「え? 何?」

「まあまあ」

「…………女子会」

「お邪魔しまーす」


 3人が押してきたのでそのままベッドに行き、腰かける。

 アリスも隣に座り、リリーとアニーさんはテーブルについた。


「やっぱり増えたわね」


 アニーさんが呆れたように笑う。


「…………そりゃそうだよ。私達からしたら元々のパーティーメンバーであるリリーはともかく、アニーもそう」


 アリスの言わんとすることはわからないでもない。


「あっそ。あの2人はどうなると思う?」

「…………パターンで言うならばリリーかな? ドジで世間知らずだからユウマが気にかけ、その優しさに溺れていく感じ」


 リリーも謎の置物とかを買って散財してたしね……


「ユウマに任せておけば上手くいくよ?」

「…………そだね」


 リリーはまあ……


「そうなるわけか……それについてはどう思う?」

「…………最初からわかってたことだし」

「12人も奥さんがいた人だもんね。最初は驚いたけど、すぐに理由がわかった」


 アリスと顔を見合わせる。


「そんな感じだったの?」

「…………懐に入るのも上手だし、いつの間にか隣にいる感じ」

「うん。そして、いつの間にか増えている。リアーヌ様は最初からあれだったけど」


 あの人、初対面の時から一目惚れしてた。


「ふーん……」


 アニーさんが目を細めた。


 まあ、この人が一番嫉妬深いからね……

 逆に言えば一番執着しているのもこの人。

 地元志向の人だが、ユウマが他国に行けば絶対についていく。

 そして、それは皆がわかっている。


「…………しかし、本当にお屋敷を建てるのかな?」

「本人と子ギツネはその気でしょ。元々、貴族の当主様だけあって自分の城が欲しいんでしょう」


 ユウマというよりAIちゃんだと思うけどね。

 ユウマはあの部屋を気に入ってるし。


「…………お金、出さなくていいのかな?」

「まあ、貯金はあるわね」

「そ、そうだね……」


 リリー、そんな目を泳がせなくても大丈夫だから。

 お小遣い制のあなたがお金を持ってないのは皆、知ってる。


「お金はユウマが出すでしょ。というか、私達の貯蓄から出したらダメなんだと思うよ」

「それで私達の未来が決まるわけね……ふっ」


 最初からその気なくせに……

 天蓋付きのベッドまで要求してたじゃん。


「…………まあ、正直に言えば、ここにいるのとそんなに変わらないだろうしね」


 今、レイラさん以外は誰もいないしね。


「パメラもリアーヌも同じような寮生活だしね。私は別にここでもいいけど、ユウマが家を建てるって言うならそれでいいや。でも、どれくらいの大きさの家を建てる気なんだろう?」


 リリーが首を傾げる。


「知らないけど、子ギツネは大きい家を建てたいんじゃない?」

「…………絶対に9人分じゃないしね」

「前に奥さんや子供、さらにはお孫さんが増えたから家を増築してたって言ってたしねー……」


 すごいわ。


「じゃあ、この寮と同じくらいかな?」

「…………じゃない?」


 いくらするんだろう?


「ふーん……レイラさんもユウマと同じ世界からの転生者で権力者だったんでしょ? 城を作らないと気が済まないのかしら?」


 さあ?

 レイラさんは優しい人だけど、本当に何を考えているのかわからないからね。


「よし、レイラさんに聞いてみよう!」


 何かを思いついたリリーが元気よく立ち上がって、その勢いのまま部屋から出ていった。


「元気な子だわ」

「…………いつものリリーだね」


 ホントにね。


「明日はこの3人でイルヴァさんと散策か。アニーさん、ケンカを売らないでね」

「売らないわよ。私を何だと思ってるの?」

「…………アニーはそれ以上にナンパに注意しなよ」


 格好がね……


「地元民のイルヴァがいるんだから危ないところには行かないでしょ。だから大丈夫…………大丈夫かしら?」


 イルヴァさん、ちょっと不安だからね……うーん……なんとも……


「狛ちゃんがいるし、大丈夫だと思うよ」


 どうせアニーさんが連れていくだろうし。

 というか、乗るんだろうし。

 正直、あれが余計に目立つんだよね……


「それもそうね。良さげな町だったし、楽しみではあるのよね。実はウチの王都よりは良いなって思う」

「…………それは地元民の私もそう思う。ウチの王都は楽しいんだけど、アクサ共和国の王都の方が過ごしやすそう」


 ウチの王都はごちゃごちゃしているし、歓楽街が大きいからね。

 クライブさん達はそれが良いんだろうけど。


「仕事もだけど、観光も楽しみたいね」

「そうね。明日は何時だっけ?」


 そういえば、決めてないな……


「…………ユウマとAIちゃんが起きたらでしょ。あの2人は本当によく寝るから」


 全然、起きないし、起きたら起きたでAIちゃんはすぐにコタツに潜っていく。


「そんな感じか。となると、別に早いわけじゃないわけね。じゃあ、寝るにはちょっと早いか」


 確かに早い。


「また1階に下りる?」


 もちろん、ユウマの部屋。


「うーん……リリーが戻ってくるかもしれないからやめとく。それよりもちょっと飲みましょうか」

「…………アニー、持ってきて」

「ったく……あんたは本当に動きなさいよ」


 動かない人が動かない人を責めている。


「私は今日、頑張った」


 いっぱい釣ったね。


「はいはい。じゃあ、取ってくるわ」


 アニーさんが立ち上がり、扉の方に向かった。


「…………ありがとー」

「そうね。あ、それと罰ゲームって何?」

「…………知らない」


 アリスがそっぽを向くと、アニーさんが私を見てくる。


「知らない」


 うん、知らない。


「ふーん……まあ、後でじっくり聞くわ」


 アニーさんはそう言って、部屋から出ていった。


「…………鍵閉める?」

「そこまでは……逆に色々と聞けばいいんじゃない?」

「それだ」


 お互い様だしね。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

来週は火曜も投稿します。


また、ちょっと休まれていたコミカライズが来週から再開しますのでそちらの方もよろしくお願いします。


よろしくお願いします!

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― 新着の感想 ―
全員で腹わって話せばいい。ユウマは抜きで
アニーはさっぱりツンデレかと思ったら、執着ツンデレだったかー
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