毒者デビュー
エッセイ
下品な感想というのはやっぱり書いちゃだめだと思いますね。いくら読んだ作品が面白くなくても、言い方ってのはあると思います。それと、なるべくどこが良くなかったとか、そういう感想を書いてあげた方がいいですね。作者も人間ですから、かわいそうだし、礼儀ってのはありますよね。
はい。ところで私このあいだ、下品な感想書いちゃいましてねw。たぶん初めてですねああいうのはw。「くそつまんねーww」て書いちゃったんですよねえ。
ええ、気持ち良いもんですよなかなか。こういうの書く人の気持ちがちょっと分かりましたね。快感なんですよこれ。快感、快感。
多分こういう下品な感想を書きたいという欲求は普段からあるんだと思います。眠ってるというよりは、出て来たがるそれを、理性でもって抑えこんでるだけで、元々そういう邪悪な部分を持っているんでしょう。
でもって今回は、やっても良いんじゃないかって思っちゃったわけです。許されるんじゃないかって。下品なこと書いちゃっても皆から嫌われないんじゃないかと、思っちゃいました。
なろう全体を敵にまわすようなエッセイだったんですよ。だからやって良いと計算した。ずるい人間です。
人間結構そういう所があるんじゃないでしょうか。イジメとか、パワハラ、セクハラなんかも、相手が逆らえないっていう計算があるはずなんです。相手選んでキレる人とかもいますよね。
状況や相手によって態度を変える人間というのはたくさんいます。そういうのってやっぱり良くないですよね。良くない良くない。
建て前の私。本音の私。
誠実な私。卑怯な私。
全部が自分なようで、全部が自分じゃないような気がしています。
いやあほんと。良くない良くない。