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朝、目覚めたら、
詩みたいな小説
朝目覚めたら、全てが違ってた。
大きな窓から差す、暖かい光。
白くて柔らかいベッド。
日差しを浴びたくて体を起こすと、窓の外を眺めた。
どこまでも澄んだ空と穏やかな海。
香ばしい匂いがすると、フライパンの音に気づいた。
ベッドから立ち上がってリビングへ。
ぼくらはキスをする。
いつも通りの幸せな日が始まる。
朝目覚めたら、全てが違ってた。
となりで息をたてる可愛い寝顔。
額にそっとキスをして、ベッドから立ち上がる。
窓から見下ろす都会の街並みはまだ薄暗い。
背広に着替えて、腕時計をはめた。
革靴を履いて、起きてきた寝間着の彼女に手を振りながら部屋を出た。
いつも通りの忙しくも充実した日が始める。
朝目覚めたら、全てが違ってた。
うるさいベルを叩いて消した。
低い天井、狭い部屋。ほほにあたる冷たい空気。
目を閉じて、布団をかぶった。
いつも通りの始めたくない日が始まる。




