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婚約破棄されて修道院送りになった悪役令嬢のわたくしを、なぜか死んだはずの妹が甘く甘く閉じ込めるのですが──これは何かの間違いでしょう?

作者:kaka
最新エピソード掲載日:2026/07/18
公爵令嬢アリシエル・ローズブルグは、婚約者である王太子から衆人環視の中で婚約破棄を突きつけられ、修道院へ幽閉されることになった。

罪状は「妹リーゼロッテを虐げ、死に追いやった悪女」――。

けれど、アリシエルには身に覚えがない。妹を殺してなどいない。それどころか、リーゼロッテが本当に死んだのかすら、彼女は思い出せない。

修道院へ向かう馬車が森で襲撃され、気がつくとアリシエルは見知らぬ薔薇と蔦に覆われた白亜の館にいた。

出迎えたのは――死んだはずの妹、リーゼロッテ。

「ようやく、二人きりになれましたわね、お姉さま」

紅茶に沈む砂糖菓子。窓のない部屋。微笑みの奥で光る、狂気の色をした瞳。

妹は言う。「わたくし、ずっとお姉さまを閉じ込めたかったの」と。

なぜ妹は生きているのか。誰が婚約破棄を仕組んだのか。そして――アリシエル自身が忘れている"あの夜"の記憶とは。

甘い監禁生活の中、姉妹は少しずつ真実に近づいていく。愛しているのに、疑わずにはいられない。疑っているのに、その温もりを手放せない。

これは、罪と愛と謎が絡み合う、逃げられない箱庭のミステリ。
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