第6話 暴流の滝にて
この章が完成していると誰が言った!
すいません。ぼちぼちやっていきます
ザァァァァア!!
凄まじい音と水飛沫を上げながら、その滝は存在していた。
ショーンたちは、ベルモルトの提案にして古老衆の大多数賛成の意見、森の異常調査を行なっていた。無論、これに合わせて他の森人たちも調査に駆り出されている。
当然、ショーンたちが割り当てられたのは、暴流の滝周辺であった。
「うーん?……てかさ、私たちこの辺のことわかんないし、異常調査っても成果は芳しくなくない?」
身もふたもないことを言うのは、トーカだった。
「いや、サクラがいるだろ。なぁ」
「えっ、そりゃまぁ、僕の故郷だけどさ。ここ半年くらい離れてたんだよ。あっていい異常か、あっちゃダメな異常かの判断は難しいよ」
サクラをアテにするショーンに、サクラは若干の懸念を述べた。
「はいはい、お喋りはその辺で。こちらに注目願います」
「「「はーい、ん?」」」
自然と3人の会話に、知らない声が割り込んだ。ショーンたちが振り向けば、そこにいたのは、いつぞやのボロ騎士。
「…アクト」
3人はすぐさまに戦闘態勢に移行した。互いに距離を開け、かつ連携を取りやすい位置取りを心掛ける。
「おや、クスクス……未だに私を虚飾だと思ってるんですかーー?」
間延びした語尾、覗き込むような姿勢は愛嬌とともに狂気を感じさせる。
「じゃあ、なんだと言うんだ?」
至極当然の問い。それに、仮称アクトはすぐに答えた。
「名前はとうに失ったのでなんでもいいんですけど!私はね、不屈の勇者なんですよ」
「え!?」
それに反応したのはトーカ。その表情は意外なものを見たように、口を半開きにして間抜け面で驚愕を表していた。
「クスクス……イヤァー、良い反応ですねぇ〜!希望の勇者殿〜〜〜」
「っ!」
トーカに投げられた言葉。それは彼女がこの世界の存在であることを表すもの。トーカの反応は困惑ではなかった。
それは、図星を突かれたことによる動揺。
「トーカ、落ち着け。……それでアクト、お前、何しに来た?」
「うん?……あー、それはです…ね!?」
アクトの言葉が中途で遮られる。
ショーンの銀雷光条が迫ったからだ。
「危ないですねぇ」
「悪いな。だが、お前の目的を聞く必要は、俺には無いんだ」
その言葉を言い終わるか、終わらないかの内に、ショーンは踏み込み、すでにアクトの懐にいた。
「なっ!」
それに、驚愕を示すアクト。ショーンは容赦なく、新月を振るう。
ヒュン!
「なんてね♪」
アクトはすでに避けていた。
間髪は入れず、ショーンの猛攻は続く。だが、悉くが避けられた。
「いやはや、凄まじいねぇ。無詠唱に、無拍、果ては明鏡止水。どれもこれも一級の戦士の技だ。…………それで、どの程度思い出したんだい、強欲の魔王?」
風を切る音をより一層激しく、ショーンは新月を振るった。アクトはすでに跳躍して距離を空けていた。構えながら、ショーンは言葉を発する。
「……何のことだ?」
「いやはや、またまたぁ、惚けちゃってぇ。ホントは薄々感じてるんじゃない?」
「心理戦のつもりか?だがな、アクト、俺は俺が何者であろうと、どうでもいいんだ」
また、踏み込んだ。また、懐だった。
距離は充分に空いていた。なのに、アクトはショーンの侵入を許していた。
(まずい!?)
「無拍と言ったな、アクト。だが、これは俺用にチューニングした絶歩だ」
綺麗な音が響いた。納刀の音だった。
「な、何を?……?」
何をされたかわからないアクトは疑問の表情で、次の瞬間
「カハっ!?」
吐血していた。見れば、腹が斬られていた。
「クソッ!」
悪態をつきながらも、漸くアクトは己の心象器を具現する。
「舐めるなぁ!!」
薄汚れた剣を握り、ショーンに向かって駆ける。
ショーンは、すでに居合の構えだ。
「舐めてはいない、お前が弱いだけだ」
淡々と語られる。アクトはさらに激昂してその速度を引き上げる。
「死ねぇ!!!」
交差は一瞬。そのはずだったがアクトは、激突の寸前で止まっていた。
「は〜い、そ・こ・ま・で♪」
いつもながらの急展開〜〜、話数足らねぇ
カンナ「自分で設けた制限なんですからね。なるべく、守ってください。グダグダ書いたって尾も白くはならないんですからね」
は〜い……?(なんか、意味が違う?)




