表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/88

46話_セレシアとの邂逅

今話で主要メンバーが出そろいます!

主要の追加メンバーはもういないはず...。きっと...。

「めっちゃ食ったな…。」

「もらえるものはおいしくいただきますよ?」


 ライアスの持っていた飴玉をすべて食べきったころ、セレシアの気配が強くなった。


「そろそろセレシアに会えるね。」


 強くなってきた気配に胸の鼓動が高鳴る。これがパートナーとの出会いの予感ってやつだろうか。


「そんな感覚はなかったぞ?」

「俺もなんもなかったな。」


 ライアスにレオンと出会った時のことを聞いてみるとそっけなく返されてしまった。

 鈍くて気が付かなかっただけでは?


「失礼なこと考えてるな?」

「みんななんで私の考えてること分かるの?」

「…。めっちゃ顔に出てるからな。ババ抜きとかポーカーとか苦手だったろ。」


 龍馬のときからそんなに苦手意識はなかったけど…。なんか生暖かい目で見られてることはあったけど毎回負けてたわけじゃないし…。


「そ、そうか…。周りに良いやつが集まってたんだな…。」

「もちろん、みんないい人だったよ!」


 ()にはもったいないくらいいいやつらだった。もちろん今の私の周りにいる人達もいい人だけどね。


「しんみりとする過去よりも今からであう未来を見ましょうか!」


 そういって私が見た先には子供時代の私にそっくりなエルフの女の子が眠っていた…。


「猫は!?」


 私の魂の叫びが森に吸い込まれていった…。


 ―――


 ちょっとだけ取り乱してしまったが落ち着いてきたので改めてセレシアを見ると気持ちよさそうに寝ている。


「ちょっと…。ああ、そうだな…。」


 ライアスなにか言ってるがそっちは無視していいだろう。

 セレシアがこちらに向かってこなかったのは寝ていたからみたいだ。


「なんだその含みのある顔は?」

「いや、セレシアがレオンを嫌って近寄ってこなかったわけじゃなかったんだなって思って。」

「なにもしてないって言っただろうが。というか神の子どもである俺たちにそんな失礼なこと考えるのはサクラくらいだぞ。」

「そんなに褒めなくても。」


 いやー、照れるぜ。


「一応言うけど褒めてないからな?」


 レオンも何か言ってるが無視していいだろう。


「都合のいい耳してるな。」


 もちろんライアスの言ってることも聞こえない。


「まだ契約してないのになんで私の姿なんだろう?」


 自分で言うのもなんだがサクラと同じ姿に猫耳が付いてるのとても可愛い。いや、私はナルシストってわけじゃない。龍馬として見て普通に可愛いと思う外見だからいいのだ。


「知るか、強いて言うならセレスだからだろう。」

「強いても言えてないよ…。」


 なぜかセレシアが私の姿をしているのがしっくりくるな。と、眺めてるとセレシアが目を開けた。私よりも綺麗な水色の目をしている。


「あ、龍馬(・・・)だ!おはよう。」

「お、おはよう…?」


 へにゃりと笑いながら挨拶してきた。あれ?今龍馬って言った…?


 ―――


 龍馬は誰だとライアスに聞かれて日本にいたときの名前だと答える。聞かれるまでは教えなくて良いかと放置していたがこんなところでばれるとは。


「サクラの前世って男だったのか…。」

「隠してたつもりはないんだけどばれないものだね。」

「お前、前世も今みたいな性格だったか?」

「もちろん!超しっかり者で頼られまくってたよ!!」

「ふむ、前世から残念な奴だったか。」


 な、なんて失礼な奴だ。ライアスこそ前世から失礼な奴だったのだろう。


「それで、セレスはいつまでサクラにくっついてるのさ。」

「…ZZZ。」

「寝るな、お前にお願いしたいことがあって来たんだ。起きろ。」

「ZZZ。」

「こいつ…。」


 うん。私がライアスに説明している間に猫の形態になったセレシアは私の膝の上に来て寝始めたのだ。私の説明が終わり、レオンがセレシアを起こそうとしたが起きる気配がない。レオンは猫状態なのにこめかみに血管が浮き上がってそうだ。かなりマイペースな性格をしてそうだから無駄かもしれないがダメ元で声をかけてみる。


「セレシア、起きて。お願いがあるの。」

「私のことはセレスでいいよ。お願いってなーに?」

「こいつ…。」


 私の声に即反応するセレス。私たちの前ではレオンがプルプルしてるのをライアスがなだめている。顔をごしごししてるのもプルプルしてるのも可愛くて癒される。


「ニコニコしてないで要件を言え。」


 レオンがすねてしまった。あとでブラッシングしてあげよう。


「いや、何もしなくていいから話を進めてくれ。」


 ライアスの後ろに隠れたレオンが急かす。ブラッシングはさせてもらえないみたいだ。残念。


「ねえセレス。私の父さんに力を貸してるでしょう?その魔力供給を止めて欲しいんだけどいいかな?」

「サクラのお願いならいいよー、って言いたいんだけど無理!」


 …え?


*****

Tips セレシア・B・シャオローナ

 桜毛水目の猫で通称セレス。よく寝ていてめんどくさがり屋だが、後々の楽につながることとサクラのためならよく動く。他の神霊からみても少し特殊な神霊らしいが…?

ライアス「サクラ、本当に前世は男だったのか?」

サクラ「この溢れ出る男らしさをみて疑うと?」

ライアス「…。」

サクラ「…。」

ライアス「…すまん。」

サクラ「謝らないで!?」





次話は明日の17時投稿予定です。


誤字脱字報告お待ちしております。

コメントや高評価を頂きますとモチベアップにつながりますので是非お願いいたします。

ブックマーク、お気に入り登録もしてくれると作者は泣いて喜びます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ