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「つまり、君が森を壊した事には変わりないんだよね?」
「まぁ、端的に言えばそうですね」
「じゃぁ、そうだなぁ。1週間は反省してもらおうかな」
そのまま、ギルマスと言われたウサギ耳の少女は牢獄の部屋を出て行ってしまった。のだが僕の目の前にはカウントダウンの様な物が表示されていた。
『牢獄からの解放まで06:10:24』
つまり一週間経つまで、ここから出られないって事か。あれ?前死んだときは現実の時間設定だったのに、牢獄だとゲーム時間の設定になってる。
「アンタは何やらかしたん?」
話しかけられた方向を見ると、一人の女性が牢獄の中の地面に横たわりながら此方を見ていた。
見た所PLかなぁ?
「えっと?貴方は誰ですか?」
「ん?ワタシ?ワタシは単なる情報屋、情ちゃんとでも呼んでな。それより君の事やぁ。
何でこんな牢獄に入っとるん?」
「ああ、僕の名前はリンです。近くの森を不注意で消し飛ばしたら入れられちゃいました」
「はぁ~?消し飛ばした??そんなん出来る奴人間とちゃうやろ!」
奥の方の牢内でゲラゲラと笑う少女を見ながら僕は考えた。こんな所に閉じ込められている時点で悪い人なのでわ?と
「貴女は何して捕まったんですか?」
僕が質問すると、ばつの悪そうな顔をしながらも少女は教えてくれた。
「私なぁー実は情報屋として、この町の領主が怪しい取引してる情報もらってなぁ。私も気になって領主の家に忍び込んで見たんやけど、これが駄目だったんよ」
な報るほど、つまりこの情屋の少女が裏の話に首を突っ込んだから捕まったって事か。
「それで、リン君に頼みがあるんやけど私のボディーガードになってくれへん?
脱獄の準備は終わっとるねん。ただ強い人居らへんとこのギルドから逃げるのは難しいんよ」
情報屋が一緒に脱獄しようと言ってきたけど絶対逃げたら刑期伸びるよね。
「僕はいいですよ、刑期が伸びそうですし...」
「まって、金か?金なら3は出すから一緒にいかん?」
「別に僕はお金に困ってないですし、なんならここから逃げなければ一週間後には出れるんですから」
「え!?一週間後はイベントの最終日やのに外居なくてええんか?」
「え?イベントって何ですか?」
イベントってもしかしてこの前アオイが言ってた魔人が出てきた奴かな?
「せや!君はイベントの情報を知りたい。私はここから抜け出したい。winwinの関係やない?」
確かにイベントの情報は欲しい。何処で情報が手に入るのかも分からないし、確かにイベント期間中ずっと牢獄の中じゃアオイやアキが戻ってきたも一緒にできないしね。
「分かりました。その条件に乗ります」
「やった!じゃあ交渉成立やな少しまってな!今からピッキングして....」
―――「華岡流・壱ノ型・災翔」
僕は手刀で牢屋の牢を叩き切りそのまま情報屋の元まで歩いて行き情報屋の鉄格子も【災翔】を使って叩き切る。
「な、な...な..なんや今の???おかしいやろ、どうして手でこんな固い鉄格子切れるんや?」
僕の手をペタペタ触ってくる。僕はその手を振り払い早く行く要に..ていうか名前知らないの不便だな。
「あの?名前なんて言うんですか?」
「だから情ちゃんって呼んでくれればええから」
ハー、もういいや情ちゃんと一緒に牢獄から抜け出し上に続く階段を見るが、階段のある扉には鍵の様な物が付いており内側からは開けられない要になっていた。
「ここは私に任せいや!ここにさっきギルマスから奪った鍵が....」
―――「華岡流・壱ノ型・衝天神」
僕は衝撃を鍵穴に通し鍵の掛かっている場所だけを削り取る。ゴトンと言う音と共にカギが外れていた。
「.....やっぱ人間と違うんちゃうん?」




