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「ほら、できたわよ~って何してるの?」


 僕がステータスと睨めっこしていたら、いつの間にか部屋の中にお姉さんが入ってきていた。


「にしても驚いたわよアンタ急に倒れるんだもの」


「あ、すいません。あの時はとっさに何かしないとって思ってて、動いたら久しぶり過ぎて倒れちゃいました。」


「....あんがと」


「何か言いました?」


「別に何も言ってないわよ!!はいこれ、今回は店守ってくれたから無料でいいわよ!」


 そう言ってお姉さんが此方に鍋を差し出してくる。鍋の中は白色で多分クリームシチューだと思う。

そのまま鍋を受け取り、そのまま口に入れる。右下に出てる空腹ゲージが全て回復していた。


「ありがとうございます。おいしいです」


「はいお粗末様....さ~食べたならさっさと出てってくれる?」


「え?ここに泊まっちゃ駄目ですか?ちゃんとお金払うので!」


 ここ泊まるのダメなんだー僕何かしたっけ....あ!?玄関のドアノブと扉壊しちゃったんだった。

そりゃ駄目だよね。


「え?逆にアンタこんな所に泊まってくれるの?ボロいし、ベットは固いし、変な奴らは来るし」


「え?でもご飯美味しいですし、敵があっちから来てくれるし、寧ろベットの硬さはこれくらいがいいし」


 僕そもそも、この宿を結構気にってるんだよね。それに全力でこの宿を守ろうと、したりして結構愛着沸いてたりして。


 僕がそんな事を考えているとお姉さんがボロボロ泣き崩れてしまった。...え!? 殺気?


「え!?どうしたんですか?お姉さん僕何かしました?」


「い、いや違うのよ..そこまでここの宿を褒めてくれる人なんていなかったから」


 泣いてしまったお姉さんの頭を撫でながら、僕は外の気配を探る。外には男が10人位、もしかしてやり返しに来た?ならもう一回倒すだけだよ!


「すいません、お姉さんちょっといいですか?今外に男達が....」


 お姉さん寝ちゃった。僕はお姉さんを抱え上げ僕がさっきまで寝ていたベットに寝かせる。

お姉さんそんなに疲れてたのかな?取り合えず僕は、そのまま部屋を出て玄関?の所まで歩いていく

そのまま扉を力一杯引いて開けようとして...あ!?取れちゃった...後で謝ろ


「君たち何してるのかなぁ?この宿を襲いに来たのなら僕も容赦しないy「すいませんでした!!」

  

 僕が目の前で見たのは、黒い服を着た男達と少し頭が寂しくなった男が土下座をしていた。


「あいつらは新人で無理やり金を取るのだけはいけねぇ!って教え込んでたんだが、あいつ等が本当にすまねぇ。ここの宿屋の店主に伝えといてくれ。ここの宿屋はもう借金はねぇってな。後これ、貰い過ぎた分の金だ」


 僕はそのまま、金袋を貰いつつ一つ気になる事が出来てしまった。


「あの、僕が倒した男共ってどうなりました?」


「あいつ等ならお前達が捕まえて兵に渡したんじゃないのか?俺らは兵士に新人がバカやったって言われてすぐここに来たからよ」


 そっか、お姉さんがきっと兵士に渡してくれたのかな?

「えっとお姉さんにこれ渡しときますね」


「おう!頼んだぜ後もし武器とか防具とかに手を出したくなったら俺に言ってくれ良い物を用意してやる。ほらこれ俺のフレンドコードだ!」


ん?フレンドコード


「え?もしかしてプレイヤー!?」


「おう、今更かよ俺の頭の上の名前、色青色だろこれはプレイヤーの目印だから覚えとけ」


 僕はステータスを開き、フレンドコードを入力する。ピコン!ガンテツとフレンドになりますか?

yes


「フーンリンって言うのか.....ハァァ??男??お前...ホントに男なのか?もしかしてバグとか」


「僕は男だ!!」


 「ウッソだろマジか!!っと、んじゃ俺は行くぜ。そろそろ次の武器を打たねえといけねぇからな!」


 そのままガンテツさん達は走ってどっかへ行ってしまった。

僕は取り合えず部屋に戻る。



「悪いわね...変な所見せちゃって」

僕が部屋に戻るとお姉さんがベットから起きていた。


「あ、お姉さん今丁度...」僕が言おうとして口を押さえられる。


「アテネ私の名前はアテネ!!」僕は何回かうなずくと口から手を放してくれる。


「えっとアテネさん?」


「アテネ!!」


「いや、でも男女が下の名前、呼びとかちょっと...」

アテネさんの顔がみるみる赤くなっていく。


「お、男え?嘘でしょ?え??」

あ!アテネさんの目がグルグル回りだした。


「イヤー今の!今の!忘れてー」

アテネさんは部屋の扉を勢いよく開けて、そのまま何処かに走って行ってしまった。

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