表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/19

13

どうしよう

上手く隠れられたと思ったら


誰だ?今そこに隠れたヤツ


思いっきしバレた、クッソォ出ていくしかないか?


「けっバレてたか」


すると建物を挟んだ反対側の木の陰から別の男が出て来た。


「須藤…お前もしつこいやつだな」


どうやら蓮が言っていたのは俺ではなく須藤とかいう男の方だったらしい。


良かった〜俺じゃなかった〜

でも誰だろう、蓮の友達かな?


「お前も墓は壊したくないだろ?開けたところ行こや」



「チッ」


友達じゃなさそう…


須藤と呼ばれた男の後ろをついて行くように蓮はお寺の正面へと向かった。

俺もバレないように後を追う。


すると正面には須藤の他に2人


「勘弁してくれねーか?俺はもう喧嘩はやめたんだ」


普段の明るい蓮とは違って、口調も荒い。


「そういう訳には行かないのはお前が1番よく分かってるだろ?まぁお前が無抵抗のままボコボコにされてくれるっていうなら話は別なんだがな?なぁお前ら」


おー喧嘩だ喧嘩、しかも3対1……

ん?


蓮の後ろの木に金属バットを持った男がもう1人いた。


いや不意打ちする気満々ですやんか……

何?蓮ってそんなに強いの?

握手した時から出来るやつだとは思ってたけど……恨まれてんだな〜

てかこれやばくね?気づいてないなら打ちどころ次第で相当危ないぞ?

助けるしかないか、でもバレるかも……

えーい、背に腹はかえられん!


俺は表の4人にバレないようにそっとその男に近ずく


「ねぇ何してるの?」


小声で話しかける。


「あ?あの野郎が油断してるところにこのバットoワーオ可愛子ちゃん」


表の方を覗いたまま話し始めたかと思えばゆっくり振り返り初めて俺に気づく。


「ありがとう、でも不意打ちはダメだぞ」


その男の顎へ的確な角度からジャブを叩き込む。

自分でも身が守れるようにと組のみんなから様々な格闘技や使える技を学んだ、そんじょそこらのチンピラに遅れは取らない。

男は声も上げずに俺の方へと倒れる。

音を立てないよいゆっくりと地面に寝かせ、蓮達の方を覗いた。


わーお血祭りだ……


もうそう表現するしかない程、現場は蓮の独壇場、3人相手でも関係なくボッコボコにしていた。


つっよ、うわぁ……


「もう手出してくんなよって、聞いてないか」


若干引き気味に見ていると、蓮はまたお墓の方へと戻るのか、こちらに向かってきた。


ヤバっこっち来た、隠れないとってこいつのこと見られたら怪しまれるやん!どうにかしないと!


常に蓮の死角になるよう、男を抱えながらゆっくりと動いていく。


よしこの調子ならだいじょ


シュ〜


………………


ゆっくりと振り返る


シュ〜


「うわっ蛇!蛇蛇蛇蛇〜!!」


蛇に驚き、男を放り投げると、あまりの恐怖にちょうど通り過ぎようとしていた蓮に抱きついてしまった。


「うおっ」


「蛇無理蛇無理〜!」


そのまま蓮の後ろに隠れながら蛇の方へと指をさす。

蓮は困惑していたがとりあえず、蛇の方へと行き木の棒を使いながら蛇の頭を逆の方へと向け、追い払ってくれた。


しかしその拍子にバットを手に持ちながら寝ている男も蓮の目に映る。


「うぅ〜ありがと蓮〜」


半泣きになりながらも感謝を伝える

恵は虫とかは大丈夫なタイプなのだが、蛇だけはダメなのである。


「え〜っと君は誰?須藤の友達かなんか?」


あっ


そして今初めて自分がしてしまったことに気づく


急激に恥ずかしくなり、顔を真っ赤にしてしまう。


そして事の経緯を説明した。


「気絶させたの!?スゲー……てか助けてくれたんだ、ありがとう」


俺のことを須藤の仲間だと思っていたからなのか、冷たかった雰囲気からとても明るくなる。


「俺中学の時ヤンチャやってて事故で親父が亡くなってからは喧嘩はもうしないって決めてたんだけど、色んなやつに恨み買ってて」


蓮も事情を話してくれた


「大変なんだね」


「良かったら名前教えてくれない?俺は蓮」


「名前は〜」


名前どうしよう、なんも思いつかん!あ〜もう適当に


「俺...じゃなくて私は(めぐみ)だよ、よろしく」


音読みと訓読みを逆にしただけ、我ながらなんて安直なんだろうか……


「めぐみちゃんか、よろしく」


蓮が手を差し出してきたので握手をする


「でも女の子が一人で出歩くもんじゃないよ?」


「そうするよ、じゃあ今日はこのへんでかえるね、またどこかで」


流石にこの姿で話すのが恥ずかしいので会話も一段落したところで逃げるようその場を離れた。


なんかネカマをしている気分だ……

そういえば俺蓮に抱きついて……

思い出すとまた顔を赤くしてしまう

くぅ〜恥ずかしい〜なんであのタイミングで蛇なんか出てくるんだよ!

はぁ、でもバレて無さそうだな、今日はそれで良しとしよう



〜〜〜〜〜


「めぐみちゃん、可愛かったな〜」


俺はめぐみちゃんと別れたあとお墓に戻り親父のお墓にお供え物をする。


「それにしても、バットのやつを気絶させたって結構強いんだな……あ〜タイプだ、ものすごくタイプだ、はぁ連絡先聞いとけばよかった……」


お墓の前でしゃがみながら頭を抱え後悔を口にする


「またどこかでって言ってくれたし、また会いたいな、ん?そう言えば名前おしえる前から蓮って読んでなかったっけ?」


うぅ〜ありがと蓮〜


「気のせいか」

リアルの都合上、投稿ペースが落ちてしまうかもしれませんがモチベーションがあれば3日に1回くらいの頻度で投稿できると思います、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m

続きが気になる! 面白い!と思って頂けましたら評価、ブックマークをお願いします! 大変励みになります(*^^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ