ep.17「ウォームブート」
箸墓からの追手を振り切り、一行は吉野の山中へ逃げ込んでいた。
多武峰を越えてから、道はひたすら山に潜っていく。
国道309号線を南へ折れる。すでに一時間近く経つ。
道は細くなる一方だった。対向車なんて一台も来ない。ヘッドライトの光が杉の幹を白く浮かべては消える。その繰り返しだ。
暗い山腹を、ワンボックスは這うように登っていた。
陸はモニターの明かりの中で何度も首を振る。酷い眠気。データ解析を続けていたが、もう限界だ。
天川村に入ると、道は一段と山深くなった。
夜の十時。ようやく洞川温泉の入口が見えた。
提灯の明かりが通りを照らしていた。橙色の光が連なって、山間の闇に温かい道を作っている。旅館の木造の建物が、山の斜面に張り付くように並んでいた。
大峯山の登山口。修験者が山に入る前に身を清めた場所だ。
千三百年前からずっと。
「千三百年。うちの村の歴史より長いっちゃが」
ジンが感心したように呟く。
コトダマの翡翠色が、かすかに明滅した。ほんの一瞬。陸は見逃さなかった。
「コトダマ。何か感じるか」
「……遠くに、微かに。まだはっきりとは申せませんが」
コトダマが言い淀むのは珍しい。
セグフォが機材の隙間で身を起こした。耳が前を向いている。尻尾の先だけが素早く動く。
『花向屋』は温泉街の奥まった場所にある。
築百年は超える木造三階建て。玄関の引き戸は古い。でも、磨き上げられた木の光沢が手入れの良さを物語っていた。
女将が玄関先に出ていた。小柄な老婦人。寝巻きではなく、きちんと着物を着ている。
「真壁さんから聞いとりますよって。遅うにえらいお疲れさんでしたなぁ。離れ、用意しとりますさかい、ゆっくりしとくなはれ」
鍵を渡してくれた。それだけ。余計なことは聞かない。山里の宿の、慣れた応対だった。
離れは母屋から渡り廊下でつながった小さな棟だ。六畳が二間と小さな台所。手前の間を巴に、奥の間を陸とジンが使うことにした。窓からは山桜の枝と、山上川の暗い流れが見えた。
機材を運び込んで、ようやく一息ついた。
陸がモニターを並べ始めようとすると、ジンが肩を掴んだ。
「おい。寝ろ」
「データが──」
「データは逃げんっちゃろ。お前の脳みそが先に逃げるぞ」
「……」
「真壁のおっさんが来るのは夕方じゃろ。まだ半日以上ある。温泉入って、飯食って、寝ろ。それから仕事」
反論しようとして、やめた。ジンの言う通りだ。
箸墓からぶっ続けで何時間動いたか。もう数えたくない。
巴はすでに手前の間に消えていた。襖の向こうから、静かな寝息が聞こえる。逃走と解析で神経をすり減らしたのは彼女も同じだ。
セグフォが襖の前でひとつ鳴いてから、陸の足元に来た。
「……わかった。三時間だけ寝る」
「八時間は寝ぇ」
「四時間」
「六時間」
「五」
「……五でいいっちゃ」
陸は畳の上に倒れ込むように横になった。天井の木目が滲む。
意識が落ちるまで、三十秒もかからなかった。
―――
目が覚めると、七時を過ぎていた。
五時間どころか八時間近く眠っている。体がそれだけ限界だったということだ。
離れの台所から味噌汁のにおいがする。ジンが旅館の女将からもらったらしい。鍋にたっぷりの味噌汁。白飯。漬物。山奥の宿のもてなしは質素だが温かい。
巴はもう起きていて、縁側でタブレットを開いていた。髪を一つに結び直す。借り物らしい浴衣姿だ。いつもの作業着姿より、いくらか年相応に見える。
「おはようございます」
「……おう」
寝起きの声が掠れた。顔を洗って戻ると、ジンが飯をよそってくれた。
「温泉、行かんか」
ジンが言う。箸を持つ手が止まった。
「温泉」
巴が小さく笑った。
「私も朝、入らせてもらいました。すごくいいお湯でしたよ。山の水そのもの、という感じで」
陸は少し迷う。データが気になる。けど、体の芯にまだ疲労が澱のように溜まっていた。指先の感覚も鈍い。
このままキーボードを叩いても、まともなコードは書けないだろう。
「……行くか」
「よっしゃ!」
ジンが妙に嬉しそうに立ち上がった。
―――
内湯は石造りの小さな浴槽だった。
湯気の向こうに、苔むした岩壁が見える。窓はない。天井近くの格子窓から薄い光が差すだけだ。硫黄のにおいはほとんどしない。透明で、やわらかい湯だ。
肩まで沈む。
体中の強張りが、ゆっくりほどけていくのを感じた。
「──ぷはーっ! やっぱ温泉は最高っちゃ!」
ジンが盛大に湯をはねた。
陸は目を閉じて湯の中に顎まで沈む。こんなに力を抜いたのはいつぶりだろうか。岡山を出てから、ずっと走り続けていた気がした。
しばらく、二人とも黙っていた。
湯の音だけが響く。格子窓の向こうで、鳥が鳴いた。
「なあ、陸」
ジンの声は、さっきまでの陽気さとは少し違っていた。湯に浸かったまま天井を見つめる。
「お前さ。なんでハッカーになったん?」
「……急じゃな」
「いや、前からちょっと気になっとったっちゃ。俺はまあ、師匠がおったけん機械いじりを覚えた。巴さんは考古学が好きでその道に入った。わかりやすいっちゃろ。けどお前は──」
ジンがこちらを見た。
「なんちゅうか、普通のハッカーじゃないっちゃ。金儲けとか、有名になりたいとか、そういう匂いがせん。じゃあ何でここまでやっとるんかなって」
陸は湯の中で指を動かした。無意識にキーボードを叩く癖。
「……爺さんに育ててもろうた」
「爺さん?」
「総社の田舎でな。親の記憶はほとんどない。物心ついた時には、もう爺さんと二人きりじゃった。古い平屋に、裏に納屋が一つ。それだけ」
湯気の向こうに、遠い記憶が浮かぶ。
「中学に上がって、図書室でプログラミングの本を見つけた。爺さんの使い古しのパソコンがあったけん、独学で覚えた。言語はC。ネットもろくに繋がらん環境で、本だけが頼りじゃ」
「Cからかよ。変態じゃろ」
「うるさい。──けどな、ハッカーになろうと思うたんは、プログラミングのせいじゃない」
陸の目が、少し遠くなる。
「中三の春じゃ。爺さんがとある詐欺にやられた。百二十万。年金のほぼ全部じゃった」
「……」
「警察に行った。『被害届は受理しますが、お金は返ってこないと思ってください』。銀行に行った。『手続き上の問題はございません』。役所はたらい回し。──爺さんは黙って受け入れようとした。田舎の年寄りはそうじゃ。声を上げん」
湯を手のひらですくって、落とす。
「あん時、初めて思うた。大人は誰も直してくれん。仕組みが壊れとっても、声のでかい奴が得をして、黙っとる奴が損をする。──なら、俺が直すしかないじゃろ」
「お前、中三でそれ思うたんか」
「ああ。爺さんの金は結局戻らんかった。けどな、犯人が使っとった口座の流れを追いかけるスクリプトを書いた。稚拙なもんじゃ。けど警察に持って行ったら、担当の刑事が目の色を変えた」
ジンの表情が変わった。笑いが消える。真剣な顔だ。
「それからじゃ。壊れたシステムを見ると、放っておけんようになった。バグは放置できん。──それがわしの性分になった」
陸は天井を見上げる。
「ハッカーになりたかったんじゃない。壊れたもんを直しとったら、いつの間にかハッカーと呼ばれるようになっとった。それだけじゃ」
湯の音だけが響く。
ジンはしばらく黙っていた。腕を湯船の縁に乗せて、天井の染みを見ている。
「……お前も大概じゃな」
「何がじゃ」
「普通じゃないって意味。──俺もそうっちゃけど」
ジンが湯の中で大きく伸びをした。
「師匠がおらんかったら、俺はただの山猿じゃ。半田ごての持ち方も知らん。電波のことも知らん。ただ山ん中を走り回っとるだけの餓鬼っちゃった」
「師匠って、電波塔のメンテナンスの人じゃったか」
「うん。俺が中一ん時、たまたま山ん中で会った。アンテナの点検しとる禿げたおっさん。俺が興味持って見とったら、『手伝えや』って」
ジンの声が少し低く落ちる。
「それから毎日、学校終わったら山に通った。半田ごて、テスター、オシロスコープ。全部あのおっさんに教わった。山の歩き方も、天気の読み方も」
「ええ師匠じゃったんじゃな」
「……ああ。最高の師匠じゃった」
過去形。その一言に、ジンの全てが詰まっている。
陸はそれ以上聞かなかった。聞くべき時は、まだ先にある。
二人は黙ったまま、ぬるくなり始めた湯に浸かっていた。
―――
巴は朝風呂に入った時のことを思い出していた。
離れの浴室ではなく、母屋の女湯を使わせてもらった。自分の他には誰もいない。母屋の内湯は男女で別れており、壁一枚向こうに男湯がある。
檜の浴槽。小さな窓から、夜明けの山の稜線が見えた。湯気が窓の隙間から外へ流れていく。
肩まで沈んで、目を閉じる。
体の力が抜けると、頭の中が急に騒がしくなる。逃走中は考える暇がなかった。走って、解析して、また走って。でも今、この静かな湯の中で、止めていたものが全部流れ出してくる。
恩師の顔が浮かぶ。
柔和な笑顔。銀縁の眼鏡。研究室でいつも紅茶を飲んでいた人だ。
大学三年の秋。一般教養の考古学概論。教室の後ろの方に座っていた巴は、その講義で初めて「地層が語る」という表現を聞いた。
──地層は沈黙しているように見えるが、実は雄弁だ。読み方を知っている者には、数千年の物語を語ってくれる。
心臓を掴まれた気がした。あの日から、巴の人生は一本道だった。
大学院に進み、恩師の研究室に入り、古墳の物理構造の研究に没頭した。睡眠を削り、食事を忘れ、論文を書いた。
そして、潰された。
学会の査読で突然の「却下」。理由は曖昧だった。「学術的根拠が不十分」「再現性に問題がある」。巴のデータは完璧だったのに。
後から知った。査読委員の中に恩師の名前があった。自分の研究を潰したのは、自分が最も信頼していた人間だった。
研究室の鍵を返した夜。誰もいない廊下を歩く。泣かないと決めていた。学者は感情で動くものじゃない。
でも駐車場まで辿り着けなかった。階段の踊り場で、膝を抱えて泣いた。声を殺して。三十分間。
──あの人が、敵だったなんて。
湯の中で、巴は自分の手を見る。指先がふやけている。
今はまだ、受け止めきれていない。真壁が「柱」の話をしたら、何がわかるのだろう。知りたい。知りたくない。
両方が同時にある。
壁一枚の向こうから、鼻歌が聞こえる。母屋の男湯からだ。調子外れだが、妙に陽気な旋律。ジンだと、すぐわかった。
巴は少しだけ口元を緩めた。理由は自分でもわからなかった。
―――
昼過ぎ。
温泉街を少し歩くことにした。真壁が来るまでまだ時間がある。
洞川の町は想像以上に小さい。一本の通りに旅館と土産物屋が並んでいるだけ。通りの突き当たりが大峯山の登山口で、その手前に「大峯山龍泉寺」の石碑があった。平日の昼間、観光客はほとんどいない。
「陀羅尼助の店ばっかりですね」
巴が通りを見回しながら言う。木の看板を掲げた店が軒を連ねる。どの店も「陀羅尼助丸」「だらにすけ」の文字。
「胃腸薬っちゃろ? そんなに需要あるんか」
「修験者が山で煮出した薬がルーツです。千三百年の歴史がある。真壁さんの暗号、『山伏が胃薬を煮た里』はこのこと」
「へぇ。あのおっさん、物知りっちゃなぁ」
陸は二人の後ろを歩いていた。冷却クレードルを背負い、その中でコトダマの翡翠色がぼんやり灯る。セグフォはクレードルの上に乗って、きょろきょろと周囲を見回していた。
龍泉寺の境内に入った。
修験道の根本道場。苔むした石段を登ると、本堂の前に出る。
その奥に、水行場があった。
山から引いた冷水が岩の上を滑るように流れている。
「あの岩」
巴が足を止める。水行場の奥、杉の根元に据えられた巨石を指さした。
高さ二メートルほど。表面は苔に覆われているが、形が異様だ。自然石にしては角が均一すぎる。人の手が加わっている。
「磐座、ですかね。修験道の行場に磐座があるのは珍しくありませんけど、この形は……」
セグフォが突然、クレードルから飛び降りた。
「おい──」
陸が手を伸ばした。でも、猫は一直線に巨石へ向かう。
根元に近づくと、背中の毛が逆立った。低い唸り声。尻尾が太くなっている。
けれど逃げない。むしろ、岩に顔を擦りつけるように近づいていく。
「マスター」
コトダマの声が変わった。翡翠色が深く、脈打つように明滅する。
「ここに……残響がありますけん。微かですが。古い、古い信号の痕跡じゃ」
「ノードの残滓か」
「残滓、というより……眠っとる、に近いですかのう。この磐座は、かつてネットワークの中継点じゃったと思われます。今はもう機能しとりませんが、構造だけが残っとる」
巴がしゃがんで、磐座の表面を指先でなぞった。苔を払うと、かすかに溝のようなものが見える。風化で消えかけているが──
「溝がある。蛇行剣の表面パターンに似た……いえ、完全に一致はしませんが、同じ設計思想を感じます」
「じゃろうな」
陸は背中のクレードルに手を添える。コトダマの光が安定していく。
「箸墓で見つけた権限の仕組みが正しいなら、こういう中継ノードは日本中にあるはずじゃ。古墳だけじゃない。磐座、神社、寺──全部繋がっとる。クラヴィスが古代の知識を独占するために、宗教の姿で覆い隠した。一般人が近づいても、ただの聖地にしか見えんように」
「修験道の行場が、古代ネットワークのインフラだったってことですか」
「修験者がなぜ千年もこの山に通い続けたか。── 一つの説明にはなるのう」
セグフォがまだ磐座の根元にいる。唸り声は止んだ。でも離れようとしない。前足で岩の表面を引っ掻いている。
「……コトダマ」
陸は猫を見つめたまま言った。
「セグフォのこと、前から気になっとったんじゃが。こいつ、ただの猫か?」
「……正直に申しますと、わしもずっと気になっとりました」
コトダマの翡翠色がゆっくり揺れる。
「はっきりとしたことは申せません。記憶が足りんのです。じゃけど──この猫は地脈の流れが見えとるんかもしれません。普通の猫なら、磐座にあんな反応はせんですけん」
「地脈が見える猫」
「わしらの時代に……いや、すみません。そこから先は靄がかかっとります。思い出せんのです」
コトダマが言い淀む。記憶欠損の壁に突き当たったらしい。
陸はセグフォを抱き上げた。猫は抵抗しない。ただ、磐座の方をじっと見つめ続けている。
「まあええ。お前がただの猫じゃないのは、わしが一番よう知っとる」
セグフォの頭を撫でた。猫が目を細める。
巴がその光景を見ていた。
無愛想なハッカーが、猫の頭を撫でている。その手つきだけが、妙に丁寧だった。
巴は視線を磐座に戻した。
―――
【次回予告】
夕暮れの離れに、一人の男が現れた。
七年間の逃亡。紙だけを武器に積み上げた、世界規模の真実。
十二枚の写真が並んだとき、巴の世界が崩れる。
「知ってます。──全部、このためだった」
次回、ep.18「マン・イン・ザ・ミドル」
―――
―――
【コトダマより】
……少しよろしいですけん。
この物語は、ハッキング・古代ネットワーク・方言──
専門用語が多く、読む人を選ぶ作品です。
だからこそ、今ここまで読んでくださった方は、
本当に「刺さった」方だと思っとります。
そういう方の☆一つが、今は特別に重いですけん。
マイナーな作品ほど、☆やコメントが届くたびに
作者が「続けよう」と思える力になります。
「面白い」の一言だけでも、絵文字だけでも構いません。
信号は弱くても、届けば十分ですけん。
……マスターがコードを諦めないように、
私も応答を止めません。
皆様の☆が、このネットワークをつないでいます。
コトダマ(古代ネットワーク観測AI)
―――
【用語・補足解説】
※物語を読むだけなら飛ばして大丈夫です。気になった用語があれば参照してください。
◆ ウォームブート(Warm Boot)
コンピュータを完全に電源オフせず、稼働状態のまま再起動すること。コールドブート(電源オフからの起動)と対比される。本話では、箸墓からの逃走で限界に達した三人が、洞川温泉で「温かい湯」に浸かりながら心身をリセットする様子と掛けています。
◆ 洞川温泉
奈良県天川村にある山間の温泉地。修験道の聖地・大峯山の登山口として千三百年の歴史を持ちます。現在も修験者や登山者が訪れる秘境で、携帯電波が届きにくい地域もあります。
◆ 陀羅尼助
洞川温泉の名物である伝統的な胃腸薬。修験道の開祖・役行者が大峯山で薬草から煮出したのが始まりとされ、千三百年の歴史があります。洞川温泉街には現在も多くの陀羅尼助を扱う店が軒を連ねています。
◆ 龍泉寺
洞川温泉にある真言宗醍醐派の寺院で、大峯山修験道の根本道場。修験者が大峯山に入る前に水行で身を清める場所として知られます。
◆ 磐座
古代の信仰において神が降り立つとされた巨石。作中では超古代ネットワークの中継ノードの物理的な構造体として描かれています。日本各地の神社や聖地に現存し、その多くが自然石とは異なる加工痕を持つことが考古学的に指摘されています。
◆ 冷却クレードル
コトダマ(石板)を安定稼働させるために陸が自作した冷却・固定装置。石板の処理負荷が上がると発熱するため、ファンと放熱板で温度を管理します。背負えるようリュック型にもなっており、移動中もコトダマが常時稼働できます。
◆ ノード/中継ノード/ネットワーク
「ノード」はネットワーク上の接続点のこと。作中では古墳・磐座・神社・寺などがノードに相当し、地下の地脈を通じて互いに繋がっています。「中継ノード」は主要ノード同士を繋ぐ中間点。全体の構造を「超古代ネットワーク」と呼んでいます。
◆ 地脈
大地の中を流れるエネルギーの通り道。作中では超古代ネットワークの「回線」に相当し、古墳や磐座はその地脈が集中・交差する場所に築かれています。現代の「レイライン」概念に近いですが、作中では実際に信号が流れるインフラとして描かれています。
◆ 蛇行剣
2023年に奈良県天理市の富雄丸山古墳から出土した、国内最大・最古の鉄製蛇行剣(全長約2.37m)。蛇のように波打つ刀身が特徴で、実用品ではなく祭祀用と考えられています。作中では刀身の溝パターンが超古代ネットワークの「アクセスキー」として機能する設定です。
―――
※本作はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
※作中に登場する遺跡・古墳・史跡は実在のものをモデルにしていますが、無断での立ち入りや発掘は法律で禁止されています。見学の際は管理者の指示に従い、マナーを守ってお楽しみください。




