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第1話 死んだようです

 初めましての方は、初めまして。十六夜いざよい 九十九つくもです。ノベルバという小説投稿サイトに投稿していたのをこちらでも投稿していこうと思い、投稿を開始しました。よろしければ、ノベルバの方もよろしくお願いします。

「おや?あ、あなたは…」


 なんかボーッとする。それにふわふわした感じだし。なんだろ?


「あのー、聞こえますかー?」


 誰か呼んでる気がする。どうでもいいか。


「気がするじゃなくてほんとによんでるんですよ!それにどうでも良くないです!」


 頭に響くからあまり騒がないでほしい。


「す、すいません。…じゃなくて!そこのあなたに用があるんですよ!」


 そこのあなたって誰?俺?


「そうですよ!全く他に誰がいると言うんですか…」


 それで俺に何の用が?それとなぜに考えてることが分かるのか説明してください。


「まず、簡単な方から。考えてることが分かるのは私があなた達からは女神と呼ばれる様な存在だからです」


 へぇ~。


「かるいですね…。まぁいいでしょう。今はそれどころじゃないですし」


 はやく何の用があるのか教えてくれません?


「あなたの疑問に答えてあげたのでしょうが!全くあなたみたいな人はこの世を探してもあの世を探してもあなただけですよ…」


 いいからはやくしてください。


「はぁ…あなたは神様の間違いで死にました!はい!教えましたよ!どうですか!なにか感想ありますか!」


 いえ、特には。


「なぜに!?ふつうそこは、なんてことしてくれたんだ!?、とか、神様ってなんですか?!、とか色々あるでしょう!?」


 だって、死んでしまったものはしょうがないですよね?


「まぁそうですけど」


 じゃあ別に特に何もないです。


「あなた死んでしまったんですよ!?それでもなにもないと!?」


 ええ、なにも。人はいつか死ぬのでそれがちょっとだけ早くなっただけですし。


「なにか訳ありのようですね」


 いえ、特になにもないですけど?


「私の感心をかえしてください!!」


 あなたが勝手に思い込んだだけですし、俺は悪くないです。


「確かにそうですけど!!こう、なにかあるでしょう!?過去に辛いことがあったとか!じゃないと死ぬことになにも感じないわけないです!」


 単に死ぬことは怖くないと思ってただけです。


「はぁ…もういいです。私が悪かったです」


 女神様が謝るなんてすごいですね。もう少しえらそうにすると思ったんですけど。


「あなた女神をなんだと思ってるんですか!それに謝ったのはあなたに呆れたからですよ!」


 はぁ、それで俺が死んだことを言う事が用だったのですか?


「私の話を聞いてくださいよ…。はぁ、いいえこの後がほんとうの用です」


 早くしてください。


「あなたのせいで遅れてるんですよ!」


 いえ、女神様のせいだと思いますけど。思い返してください。俺はあなたに言われてそれを返しただけですし、催促もしています。


「うっ…確かに…すいませんでした」


 分かればいいんですよ。はやく教えてくれません?


「あれ?私女神だよ?立場逆してない?」


 そんなことないですよ?はやく教えてください、女神さん?


「女神さんになってるし!!やっぱり下に見られてる!!」


 は・や・く・し・ろ!


「はい。すいませんでした」


 わかればいいんだよ。で、ほんとの用とはなんですか?


「えっと、あなたは私達の手違いで死んでしまいました。そこで生きかえらせることになったので、どうしたいか聞きたいんです」


 はじめからそういえばいいじゃないですか。なにをもったいぶって。


「それでどうしたいですか?」


 生き返るのはかんべんしてください。あんなつまらない世界どうでもいいです。


「じゃあ、なにかしたいことはありますか?」


 ほかの世界に行くことは可能ですか。


「可能ですよ」


 じゃあ、剣と魔法の世界に送ってください。


「そんな所でいいんですか?文明とかあなたがいた所より相当低いですよ?」


 あんなとこよりも、自分で旅とかした方が楽しめるだろ?だから。


「あなたは楽しいか、楽しくないかで決めるんですね…分かりました。では剣と魔法の世界に送りましょう」


 ちょっとまて、聞きたいことがある。


「何でしょう?」


 人間の様な種族はいるのか?言葉は通じるのか?あと送られたあとの俺の強さは?


「1つずつ答えましょうか。初めの質問ですが、理性をもって文明を発達させた種族はいくつかいますね。次の質問ですが、スキルとして言語理解を付与させるので大丈夫です。最後の質問ですが、これも強力なスキルと称号を渡すので、まあまあ強いと思います。スキルと称号の内容は秘密です」


 強力なスキルがあるとつまらなくなるような気がするけどそれは大丈夫なのか?


「退屈はしないと思いますよ。あなたがしようと思ったらなんでも出来ると思いますし」


 それはつまらなくないですかね?


「それなら、あなたの成長に比例してスキルの制限を解除していく感じでいいですか?」


 いいだろう。そっちの方が楽しそうだ。聞きたいことはそれくらいだな。じゃあ送ってくれ。


「分かりました。それじゃ、送ります。あなたに女神の祝福があらんことを!」


 こうして俺の第2の人生が始まる。

 更新は、ノベルバの方に追いつくために50話までを毎日10話ずつ上げていこうと思っています。そのあとからは、毎日1話投稿を目指し頑張っていこうと思います。

 また、感想をくれると私のモチベーションが上がるので、どんなことでも構わないので感想ください。誤字脱字の報告もお願いします。

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