村への到着
村の低い壁が道の終わりに見えてきた。ミドリはカエレン、セリンヌ、ダレン、マエリスと共に歩き、まだ魔猪やスライムの話で盛り上がっていた。
カエレン:「俺の剣、結局使わなかったな。」
セリンヌ:「ミドリが先に片付けたからよ。」
ミドリ(笑いながら):「見せ場じゃなかったもの。」
ダレン:「カエレンの顔、面白かったけどな。」
入口では子供たちが駆け寄ってきた。
少年:「冒険者だ!魔物を連れてきた?」
ミドリ:「今日は物語だけ。」
少女:「じゃあ一つ話して!」
カエレン:「俺が少し盛って話そうか?」
セリンヌ:「やめて、退屈になるわ。」
鍛冶屋が工房から出てきた。炭で黒く染まった手をしている。
鍛冶屋:「久しぶりに冒険者を見たな。何の用だ?」
マエリス:「休憩と、パンを少し。」
ミドリ:「そして皆さんに会うため。初めて来ました。」
鍛冶屋:「なら歓迎しよう。ここには大きな魔物はいないが、好奇心旺盛な隣人はいる。」
広場では花売りが花冠を差し出した。
花売り:「新しい訪問者へ。」
ミドリは冠を受け取り、緑のリボンの上に置いた。
ミドリ:「ありがとう。これで村の一員みたい。」
セリンヌ:「むしろ祭りの主役ね。」
カエレン:「音楽を始めよう!」
仲間たちは屋台に散り、ミドリは日常を眺めた。笑い声、遊び、歌。
ミドリ(心の声):「この世界は試練だけじゃない。こんな瞬間もある…全部楽しみたい。」




