『餓狼伝』を観た
はい、思いついたことを適当に書くエッセイのシリーズです。題名は徒然草より――あやしうこそものぐるほしけれ
友人から武術映画のDVDをいっぱい譲っていただいたので、まずその感想とか書いていこうかと思ってるんですが、最初は『餓狼伝』。これ95年の映画でした。見た感じ、もうちょっと古いかと思ったらそうでもなかった。
でまあ一言で言うと――この映画すげぇよ! 贅沢すぎるキャスト! 本物すぎるアクションシーン! いやあ、よかったなぁ……久しぶりに満足の行くアクション映画を見た気がした。
主演が極真空手世界王者になった八巻建志。この八巻がす――っごい身体してるんだ。もう信じられないくらいの身体だ。マッチョなんて生易しい言葉では言い表せない。上半身のボリュームはあるけど腰が細いタイプじゃなく、腰回りもがっちりしていて、脚も太い。
この超ド迫力の身体から繰り出される突き蹴りが本物すぎて見惚れる。それでこの主人公・丹波文七が、まずプロレス道場に道場破りに行く。で、そこにいるのが藤原組長こと藤原喜明だ。ここで寝技のスパーリングしてるんだけど、このスパーリングが本物すぎる!
で、対戦するのがプロレスラー石川雄規で、あの八巻の凄い身体から出る突き蹴りをくらってる。もう、それだけで尊敬もの。けど、石川雄規って、うまかったんだと感心するレスリングテクニックだった。
それで痛い敗北を喫した主人公は、コマンド・サンボのサンビストの弟子になる。このサンビストが本田博太郎さんだ! 怪しい! 正直、このキャスティングには驚いたが、さらに驚くのは、劇中で見せる本田さんの本物アクションだ。
え? 本田博太郎さんて、何かやってた? と思うほどの身のこなし。殺気! で、今回、はじめてウィキを調べて知ったが――本田さんて『ひろたろう』さんなのね。ずっと『はくたろう』だと思ってた。……は、いいが! 本田さん、特技:剣道、柔道だって――本物じゃん!
いや、本郷功次郎の柔術家っぷりもよかったし、大杉蓮さんの居合家もよかった。豪華なキャストと凄いアクションで、実に贅沢な作品だった。




