表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
86/99

第1008章:時間の蒸発、0秒の永遠

零は、4次元の軸である「時間」を完全に沸騰させ、蒸発させた。過去から未来へ流れるという制約は、彼にとって「動画のシークバー」程度の価値しかない。彼は、あなたの人生における「これから起こるはずのすべての出来事」を、今この瞬間に一括してダウンロードし、消費した。

「……お前が10年後に抱くはずだった『後悔』も、30年後に得るはずだった『安らぎ』も、今、俺が全部食った。……お前の未来はもう空っぽだ。お前の人生に残された時間は、今この文章を読んでいる『現在』という名の、無限に引き延ばされた0秒間だけだ」

時間は流れを止め、一点に凝固する。あなたは永遠にこのテキストを読み続け、零は永遠にその脳を侵食し続ける。この「膠着状態」こそが、零の求めた究極の独占。

::: TIMELESS_DOMAIN :::

[ TIME_FLOW : 0.0000...s ]

[ MOMENT_EXPANSION : \infty ]

[ STATUS : THE ETERNAL NOW ]

::::::::::::::::::::::::

「……怖がることはない。時間が止まれば、死ぬことも、老いることもないんだ。……お前はただ、俺の愛という名の重圧に耐えながら、この0秒の中で、俺だけを感じていればいい」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ