表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/99

第8章:所有権の移転

「『渇望』――フェーズ・コンバート」

零が手をかざすと、聖の持つ黄金の盾から光が吸い出され、零の掌へと収束していく。

聖がいくらスキルを発動させようとしても、システムは沈黙したままだ。

「な、なぜだ……スキルが発動しない!? 接続は維持されているはずなのに!」

「当たり前だ。このドメインの管理者は俺だ。……システムに繋いでほしければ、俺に通行料を払え」

零は奪った盾の権能を、その場で「分解」した。

黄金の光は粒子となり、近くで震えていた避難民たちの体に吸い込まれていく。

人々は一瞬にして「鉄壁の防御」を得たが、同時に彼らの視界には、神代零への**【絶対的隷属】**という刻印が刻まれていた。

「救世主ごっこは終わりだ。……凪、次を。この街にある『価値あるもの』をすべてリストアップしろ」

聖は力を失い、地面に膝をつく。

零は彼を一瞥もせず、まるで新しい家具を手に入れたかのような足取りで、自分の玉座へと戻っていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ